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中国の深層
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中国の深層

長谷川慶太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本実業出版社/
発売年月日 2003/02/21
JAN 9784534035363

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2016/09/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

10年以上前の本なので、それを差し引いて読まなければならないけれど、中国の体質というのはそれほど変わっていないのではないか。 だって、皇帝がいようと共産党になろうと、多すぎる人口ゆえに庶民はいつも使い捨てられてきたわけで。 10年前に比べて日本を訪れる中国人は格段に増えて、爆買いなどという言葉も流行語どころか一般的に使われる言葉として定着してしまうくらい。 けれど、金持ち中国人の後ろには数倍、いや数十数百倍もの貧しい中国人がいる。 食うや食わずで、人間らしい暮らしどころか戸籍を与えられない人すら2~3億人くらいいるらしい。 中国の目覚ましい経済成長のかげに、安い人件費という問題がある。 働きたい人は無数にいるのだから、一人雇ったら一人くびにする、そうやってベテランを作らず、短期間で労働者の入れ替えをする。 ベースアップの必要なんてそこにはない。 “日本なら、どんな企業にも労働組合が結成され、経営者に対して労働条件の改善を求めてくる。しかも、日本では経済の高度成長の成果を労働者にも分配する慣行が、戦後一貫して尊重されてきた。” それはどうだろう? 中小企業のほとんどには労働組合なんてないし、成果を労働者に分配している企業が一体どれだけあるのか。 確かに10年前にはブラック企業という言葉はなかったけれど、そのような形態の会社はいくつもあった。 第4節のタイトルが“危機克服の能力に欠ける共産党首脳” だから、日本だって50歩100歩だって。 でも私たちは学校に行って、文字を読み、ものを考えることを学んだのだから、どうすれば世の中がもっとよくなるのかを自分でも考えないと、世の中は変わらないだろうと思った。 少なくとも人間を消耗品にするのはやめさせないと。

Posted by ブクログ

2014/12/26

2002年の中国について知りたくて読書。 本書発売の2003年2月だとまだ中国は世界の工場と考えられていた時代でそれから10年ちょっとにもかかわらず大きく変わったなと思う。 著者が指摘する問題が今、どうなっているのか確認するように読んでみる。 経済格差はより広がり、環境問題...

2002年の中国について知りたくて読書。 本書発売の2003年2月だとまだ中国は世界の工場と考えられていた時代でそれから10年ちょっとにもかかわらず大きく変わったなと思う。 著者が指摘する問題が今、どうなっているのか確認するように読んでみる。 経済格差はより広がり、環境問題は悪化し、現実的な生活に支障をきたすレベルになっている。経済力は日本を抜き世界2位へ躍進。1人あたりのGDPは日本の約10分の1。水質汚染は、ひどい状態に。政治はどうなのであろうか。 遠い遠い日に中国の政治は民主化すると思われる。しかし、それが中国の庶民にとって幸せになると言えるのだろうか。 日本のマスコミ等ではあまり話題にならないが、ゴミ問題や土壌汚染は日常生活に直結する問題なのでこのまま放置されるのはかなり背筋が凍る。 また、急速に高齢化が進行していおり、社会保障や健康保険が穴だらけなので人民の不満はいつ爆発してしまうのか。さらには、日本のように労働人口が減少へ転じるのはいつか、その時が中国の大きなターニングポイントの1つとなるのではないかと思った。 読書時間:約30分 本書は日本領事館大連出張所でお借りしています。有り難うございます。

Posted by ブクログ

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