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これからはあるくのだ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社/ |
発売年月日 | 2000/09/01 |
JAN | 9784652071878 |
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これからはあるくのだ
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
私は角田光代さんという作家がとても好きだ。 とても角田光代さんらしい個性を感じられるエッセイだった。かなり変わった人だと思う。廃屋に入って行ってしまうし、大学で凧揚げをしてしまう。 そんなかわった(作者はかわっていると言われることが嫌だそうだ)彼女の世界を垣間見ている気分になれる...
私は角田光代さんという作家がとても好きだ。 とても角田光代さんらしい個性を感じられるエッセイだった。かなり変わった人だと思う。廃屋に入って行ってしまうし、大学で凧揚げをしてしまう。 そんなかわった(作者はかわっていると言われることが嫌だそうだ)彼女の世界を垣間見ている気分になれる。 天国というエッセイと喧嘩上等が好きだった。 喧嘩上等では、まるで穏やかな日常に馴染むことのない激しい喧嘩が作者の穏やかな日常に現れる。その怒りを筆者は「純度の高い怒り」と表現する。純度の高い怒りの言葉遣いは限りなく幼稚で、そういうときに人というのは信用できるものだ、と感じるらしい。 彼女の感性は浮いているようでも人間味に溢れていると感じた。
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この人、デリカシーないな。 「周りの痴話喧嘩に気付くも、立ち止まって聞いてるのは私1人だけ。ということがおおい。」 そりゃそやろ。周りは気遣って見んようにしとんねん。 図書館前で喧嘩してる内容を聞くために、 牛歩戦術使って盗み聞きしてるところとか、光景想像すると少し気持ち悪い。 「廃屋に入るのが好き、 そこに居た人たちの生活が垣間見える。」 いや止めろや。あほなん。 エッセイのネタ拾おうと果敢にそういう場に踏み込んでんのか、 鼻からこの人がそういうタイプなのかわからんけど。後者なら今後の作品触れ合い方も考えたい..。 「私が通いっていた大学には、 校門を入ったところスロープがあり、 よく大学生の時にはよくそこを走って友達と凧を上げていた」 だからやめろや! 「しかし凧を上げ始めて30分もしないうちに、 常駐している管理人が私たちを一喝した」 そりゃそやろ 「激昂された意味がわからず首を傾げてしまう。 怒られたことがショックで私は涙ぐんでおり、それを友達に気づかれまいと必死だった」 公園行けや。 冒頭に書かれている、 「人を喜ばせるプロフェッショナル」がとても素敵な内容だったので一気に引き込まれた。 名作家はエッセイもやはり上手いのかと期待に胸躍ったが、 後半からは著者の人間としてのイヤらしい部分が回見えて、読み進めるのが苦痛。 「盗み聞く」が中でも1番最低なので、逆に未読の方は是非読んでほしい。
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角田さんのエッセイが好きだ。 ゆるく読めて、わかるわーと思うのもあるし、分からんわーっていうのもある。 でも、感覚的に好きだ。
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