昭和・平成家庭史年表 1926→1995

下川耿史(編者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 1997/12/15
• JAN: 9784309223049

商品レビュー

2022/03/05

この本すごい。
母のおばが「この本おもしろいで〜」と貸してくれた。

昭和元年〜平成７年までの生活がまとめられてる。
項目は、「衣・食・住」「家計・健康・教育」「文化・レジャー」「社会・交通・一般」の４つ。

わたしが生まれた年は、
ジュリアナ東京がオープンして、
『天才えりちゃん金魚を食べた』って本が出版されて、
専業主婦のお小遣いは平均１万５千円で、
独身OLのお小遣いは平成５万７千円。

NHKで「ひとりでできるもん」が始まって、
若貴兄弟が大人気。

大卒初年給は平均18万3422円（事務職）で、これまでの最高額を達成したのに、
バブルが崩壊して、土地の売り込みが昨年度の７倍以上になった。
ここから、失われた30年が始まる…

私の母や叔母は、この本でめっちゃ盛り上がってた。
懐かしい話する時、この本１冊置いておけば
まぁ盛り上がるだろうなと。笑笑

平成７年以降はいつ作られるのかなぁ〜
わたしが60歳くらいになった時、読みたいな。

過去の給料とか、お金の価値（お菓子が1銭で買えるとか）が知れるのも面白いし、
たとえば映画とか物語を作る時もすっごい参考になると思う。
年表で箇条書きになってるから読みやすいし探しやすい。

自分の生まれた年とか、興味ある年だけ読むのでも十分やから、図書館でみつけたらぜひ開いてみてほしい！