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おこりんぼ さびしんぼ 若山富三郎・勝新太郎 無頼控
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 1998/06/30 |
JAN | 9784877282424 |
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おこりんぼ さびしんぼ
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「人生には、年相応のドラマがある。70代には70代の、80代には80代のヒーローがいてもいいじゃないか。若い世代のドラマや映画ばかりでは、おかしいということだろう」 「男女の仲というのは、世話を焼くのが好きな人と、世話を焼かれるのが好きな人との組み合わせになればうまくいく」 ...
「人生には、年相応のドラマがある。70代には70代の、80代には80代のヒーローがいてもいいじゃないか。若い世代のドラマや映画ばかりでは、おかしいということだろう」 「男女の仲というのは、世話を焼くのが好きな人と、世話を焼かれるのが好きな人との組み合わせになればうまくいく」 「二人が親しんでいた歌舞伎の台詞、長唄の詞を調べてみると、いわゆる現在の差別用語とされる言葉なしには成り立たないものが多い。二人(勝新太郎と若山富三郎)にしてみれば、新しい基準で作られた差別用語よりも、芸として、歴史として身についているものの方がピンとくるのは、当然だろう。 だからといって二人が、人を差別するということに鈍感だったわけではない。どちらかといえば、二人とも、人が人を差別する気持ちには敏感だったと思う。おやっさん(若山富三郎)は、ある俳優が差別する言葉を発した時に『失礼なことを言うな』とことばと同時にその俳優を殴ったことがあった。おやっさんの判断基準は、その気持ちがあるかどうかだった。たんなる言葉狩りをしても無意味だ、ということを二人とも本能的に感じていたのだろう」 私の場合、世代的に若山富三郎といえば『魔界転生』の柳生但馬か『悪魔の手毬唄』の磯川警部で、任侠映画や「子連れ狼」などは大人になってから見たわけで。で、先日『現代やくざ 与太者の掟』を見ていたら、若山富三郎が撃たれるのだが、勢いもつけずにその場で前に一回転して倒れて「うそだろ!?」と思い巻き戻して観たくらいである。 『魔界転生』の殺陣では千葉真一を喰っていたくらいだから、その身体能力はすさまじいもとだったことはわかっていたのだが……。 享年62歳、弟の勝新ばかりクローズアップされるが(彼も天才だけど)、若山富三郎、見直されてしかるべき役者だと思う。
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若山富三郎も勝新太郎の映画も見たことない。山城新伍のことも、なんとなく食わず嫌いしていたかも。緒形拳曰く「こいう人は、もう出ないね」
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水道橋博士が「本業」で誉めていたので読んでみた。 若山富三郎も勝新太郎も良く知らないが楽しく読めた。 潮健児の「星を喰った男」を思い出した。
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