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円空と木喰
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 淡交社 |
発売年月日 | 1997/08/28 |
JAN | 9784473015501 |
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円空と木喰
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円空の生誕の地は? -2006.06.20記 生涯12万躰の造仏を発願し、5200余躰の現存が確認されているという円空仏の飄逸で素朴な味わいは、観る者の心を和ませ、惹きつけてやまない魅力に溢れている。 木っ端-こっぱ-仏と呼ばれ、だれもがかえりみないような木の屑にも数多の仏の姿を刻んでいるが、どれもこれもその荒削りのままの木肌に無心の微笑みが宿っている。 江戸の初期、寛永9-1632年の生れの円空は、元禄8-1695年、64歳で岐阜県長良川畔にて即身仏として入定を遂げたといわれるが、その遊行遍歴の生涯は、北海道から関西に至る各地に残るさまざまな円空仏や書画によって類推されている。 円空の入寂の地は先述の長良川畔と確定され異論はないようだが、生誕の地について同じ岐阜県内にも異説があり、両説相譲らずご当地争いの種となっているようだ。 そもそも従来は、「近世畸人伝」の「僧円空は美濃国竹ヶ鼻という所の人也」とあるを根拠とし、美濃の国、現.羽島市説がほぼ定説となっていたようだが、民俗学者の五来重氏が、同じ美濃国ながら郡上郡の南部にある瓢-ふくべ-ケ岳山麓-現.美並町-で、木地師の子として生まれたのであろうとの説を採って以来、この異説のほうが優勢になりつつあるのが現状だろうか。
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