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英語教師心得のすべて 開拓社叢書4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 開拓社/ |
発売年月日 | 1996/09/10 |
JAN | 9784758909440 |
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英語教師心得のすべて
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商品レビュー
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小手先のテクニック的な本は結構持っているが、根本的なことが書かれている本は読んでいなかった。早稲田にある教育書専門の古本屋で数年前に買って、ようやく今読み終わった。復習は今日学んだものをラジカセでテープに吹き込むのがベストという所が時代を物語っている。 実践できているものもあれば...
小手先のテクニック的な本は結構持っているが、根本的なことが書かれている本は読んでいなかった。早稲田にある教育書専門の古本屋で数年前に買って、ようやく今読み終わった。復習は今日学んだものをラジカセでテープに吹き込むのがベストという所が時代を物語っている。 実践できているものもあれば、やっちゃってるよというものもあった。ハウイズザウェザートゥデイ?のやり取りは見ればわかるだろうというのが面白かった。毎回やってるわ…。英会話と英語の授業は違う。そうだよね、心が軽くなった。他の著書も読もう。
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H.E. Palmerから続く日本の英語教育におけるOral Methodを理想とする語研の、元所長の先生による授業手順や英語の教育法についての本。同著者の『英語教師Do's & Don'ts』が「中学校の英語授業を念頭に書いたもの」(p.iii)で...
H.E. Palmerから続く日本の英語教育におけるOral Methodを理想とする語研の、元所長の先生による授業手順や英語の教育法についての本。同著者の『英語教師Do's & Don'ts』が「中学校の英語授業を念頭に書いたもの」(p.iii)であるのに対し、本書は「その後気づいたことを書き加え、中学校・高等学校両方を支店に置いた本」(同)ということらしい。「出席のとり方、名前の呼び方はどうするか」というところから、「『説明』で和訳はどうするか」、「速く大量に英語を書く練習はどのようにするか」、「どのような予習プリントが有効か」など、英語授業AtoZ的なことが書かれている。 内容そのものは、いつもの語研節が流れているので、特に目新しいと思ったところはなかったが、語研といえば中学校の文法事項のオーラル・イントロダクションの方法とかも多いし、まさに『Do's & Don'ts』が中学校向けの内容だけに、語研の長もしていた著者が10年間しか、しかも高校でしか教えたことがないということに驚いた。 語研を知らない先生にとっては、結構厳しい口調で書かれている。例えば、small talkで生徒相手に英会話練習をして「1か月続けて何も進歩しなかったら、よほど英語教師には不向きと考えて、即時退職すべきである。」(p.4)とか、「生徒の表情から、生徒が理解したかどうかを読み取れないようなら、教師失格である。」(p.21)とか、「女の子の絵を貼ってWho is she? She is Mary.とやるのは英語自体が間違っている。(中略)こういういい加減な教師に限って、つまらない絵をやたらに使う。」(p.27)など、「できない教師」に対しては、手厳しい。生徒のあてる順番とか、なんか趣味の問題じゃないのかと思いたくなるところもある。 ただ、やっぱり全体的には大事なところが押さえてある。もともとおれ自身が大学で語研の先生から教わっていたというのもあるけど、やっぱり最低限ここは押さえてないとマズいよね、というポイントがまとめられている。今読んでもおれ自身の反省になるところも多く、「取り扱った教材を生徒が個人で音読する場面がないのは、生徒に内容理解の発表の場を与えないことになる。そんな授業は、英語の授業と認められない。」(p.51)というのは、高校英語の問題演習的な長文を読む授業をするときにはよく考えたい。あと「模範例文を暗記・暗写すれば、よい英文が書けるようになるという気持ちが先行し、書き手と読み手の関係から、書くことを手段としたコミュニケーション成立の条件までには至っていないものが多い。」(p.93)というのは、分かってはいるけどやれていないこと、の1つだ。誰が読むか、を意識して書くというのは重要な視点だと色んな先生が言っている。そして一番耳が痛いのは、「Oral Introductionにおいても、Explanationにおいても、いったん日本語に頼ると、もう歯止めがきかなくなるのが困る点である。日本語訳のほうが安直だから、再び英語を使って生徒に話しかけるのが面倒くさくなってしまう。」(p.167)というのはまったくその通りだった。これまで高校で教えてきて、今年初めて中学を教えているので、結構英語でいけるかなーとか思っていたが、やっぱり駄目だった。途中日本語を入れたらもう最後、という感じになってしまう。 英語教師なら一通り目を通す価値のある本。
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