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新文学入門 T・イーグルトン『文学とは何か』を読む 岩波セミナーブックス55
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1995/08/30 |
JAN | 9784000042253 |
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
セミナーとしての流れは上手い。この一冊の初めと終わりの繋がりはスッキリする。 ただ、入門とは言えない気がする。これを読んで全体像を掴んで、もう一歩先へ他の本で入る必要性あり。 特にラカンは難しいと思う。
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長らく積ん読してしまっていたが正月にまとめて読んだ ほんの入口しか触れてないけど理論が沁みると言うかこの分野に迷い込みたいなという気にはなった 『文学とは何か――現代批評理論への招待』を読みたくなったから入門としては成功なのだろう
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あらゆる文学理論が政治性に支配されたものとして相対化される、要するに政治=社会と切り離すことのできないものが社会的動物である人間の性であり、文学もそれを免れない、という本書の前提になっている(というかイーグルトン「文学とは何か」の前提になっている)ことには、心から同意。ポストコロ...
あらゆる文学理論が政治性に支配されたものとして相対化される、要するに政治=社会と切り離すことのできないものが社会的動物である人間の性であり、文学もそれを免れない、という本書の前提になっている(というかイーグルトン「文学とは何か」の前提になっている)ことには、心から同意。ポストコロニアリズム、ジェンダーといった政治的な批評はたぶんわたしの勉強していること、非西欧圏の女性としてのわたし、を考えれば最も近しいものだと思うのですが、それよりも興味を惹かれたのはポスト構造主義批評(脱構築)、受容理論(読書をしていていつも思うことがはっきりと言語化されていた)、精神分析批評(ラカンは難しかったけど)でした。「主体」「自我」の不可能性についてわたしは考えたいのだろうか。自分の興味関心を明らかにする手助けとなったし、大橋さんは違うと言うけれど唯野教授なみに面白くてわかりやすい講義だし、読み易いのに難解な部分も多々あって知的興奮を得られたし、素晴らしい。 ただひとつ、フェミニズム批評を読んでいて、ああこのひとは正しくて声の大きな人なのかもしれない、と感じたのが残念だった。なんとなく、大橋さんてとっても良い人で、正義感が強くて、でもフェミニズム的なことに関する感度はそれまで鈍くて(男性に生まれた偶然性と盲点を作る社会構造のせいで大橋さんの個人的責任ではないけど)、衝撃を受けたんだろうなあみたいな、他の章に比べて論理一貫性が鈍り感情的な印象を受けるこの章における大橋さんは、むしろ二項対立の社会を反映するようで、こういうのはべつに大橋さんに限らず世の中に散見されることで、かなしいきもちになった。 (追記) 文学とイデオロギー、という問題でいくと、文学=政治に対する自覚を持った批評がマルクス主義批評であり、イーグルトンはマルクス主義批評のひとで、大橋さんの意見も多分にそこによっている。だからここでは詳しく言及されていないが、イデオロギーからの自由、作者からの自由を目指すものとしてテクスト論が存在していて、つまり本書は中立的な批評理論紹介本ではないのかもしれない。ということを勉強を続けてみて思いました。
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