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クリムト 世紀末の美 講談社文庫文庫ギャラリー
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クリムト 世紀末の美 講談社文庫文庫ギャラリー

ラミューズ編集部(編者)

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クリムト 世紀末の美 講談社文庫文庫ギャラリー

定価 ¥811

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1995/03/15
JAN 9784061859968

クリムト

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2020/03/12

クリムトのことを俯瞰して把握できる良本。 代表作がカラー写真で網羅されている。 クリムトの足跡もコンパクトに文章にまとまっている。 クリムトの生きた退廃的な時代、長時間労働をする貧しい者たちと、建築により莫大な富を得たブルジョワたち貧富の差は拡大している。 スノッブな前時代...

クリムトのことを俯瞰して把握できる良本。 代表作がカラー写真で網羅されている。 クリムトの足跡もコンパクトに文章にまとまっている。 クリムトの生きた退廃的な時代、長時間労働をする貧しい者たちと、建築により莫大な富を得たブルジョワたち貧富の差は拡大している。 スノッブな前時代の権威たちからは、醜い絵と揶揄されたクリムトだったが、ウィーン大学大講堂の天井画が教授たちにより排斥されることを機に、権威からの決別をし、分離派を立ち上げる。 クリムトの新たな芸術が本当に生まれたのだろう。 貧民として生まれたクリムトからすると、きれいに取りつくろった芸術は、ウソにしか見えなかったのだと思う。 本当にリアルなもの、それはクリムトにとって官能的な女性の肉体、それは美化されていないからこそ、リアルに、「醜い」とされたものだったのだろう。 そのリアルさを、生々しいままに終わらせなかったのが、装飾模様なのだろう。 金の時代の金箔(ジャポニズム)、エジプトの目の模様。 象徴的で平面的なものを組み合わせることでスタイリッシュさを取り入れ、生々しく、魅惑的でいて、クールな画が確立したのだと思った。

Posted by ブクログ

2020/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本作ではクリムトの生涯 クリムトが手掛けた作品や壁画などが写真付きで紹介されている 私はクリムトは「ユディト」くらいしかしらなくて 母に薦められて読んだのですが 人物画はもちろん花や風景画も魅力的なんですが 特に「アッター湖の島」という作品がどこか物悲しさを感じて妙に惹かれた。 そして、本作で良いと思ったのは クリムトの作品をみることができる美術館が住所付きで紹介されてること ほぼ、海外だけど愛知にもあるようでぜひぜひ行ってみたいと思った。

Posted by ブクログ