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昭和歌謡大全集
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1994/03/17 |
JAN | 9784087801200 |
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
表紙見ただけで買っちゃう大賞〜 30年前に書かれたこの小説に出てくるアホな若者たちの描写は現在の若者たちのほうが益々アホになってるという予言の書の様な知的なアホ小説でした。
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少し話題に出たので手に入れてみた古本だが、村上龍のテイストがありながらも深みは無く、因果や理屈を排除したただただ殺し合いのアート作品という風情で、高橋源一郎の世界観を思い出す。 どうしてこういう作品になるのかと少し調べると、プレイボーイ向け連載ものだったという事で納得。読者を選...
少し話題に出たので手に入れてみた古本だが、村上龍のテイストがありながらも深みは無く、因果や理屈を排除したただただ殺し合いのアート作品という風情で、高橋源一郎の世界観を思い出す。 どうしてこういう作品になるのかと少し調べると、プレイボーイ向け連載ものだったという事で納得。読者を選んだ小説はその週刊誌のターゲット層にはハマるのだろうが、そもそも週刊誌を読まない私は、完全にストライクゾーンから外れた。一応、エンタメとして楽しめそうな設定ではあるが、これなら高見広春の『バトル・ロワイヤル』とか、ニート軍団の悪巧みなら阿部和重の『シンセミア』の方が余程楽しんで読める。同じ村上龍でも『コインロッカーベイビーズ』の緊迫感や本気度は微塵も無い。更に言うと章題の昭和歌謡タイトルも何一つピンとこないという始末。読み手の相性によるが、私にとっては、若干期待はずれだった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
快作。 あり得ない話。あり得ない設定。荒唐無稽。破綻していて、痛快。 「半島を出よ」のイシハラ、ノブエが登場している(こちらが前作)とのことだったので読んだのだが、思い切り、ぶっとんだ話だった。 「半島〜」の中で、はみ出し者たちのパートが一番ムチャクチャで面白く、ことに物語の最後を左右していくわけだが、その萌芽がここにあった。でも、「半島〜」が世界をある意味救うのに対し、こちらは破壊する一方だ。 そうきたか、と思った。 ミドリたち(おばさんたち)も、思い切り身勝手で、自由だ。 ドラマ『監獄のお姫さま(工藤官九郎)』に似ている、との指摘があるのを見かけたが、あちらはオバサンたちに愛があるが、こちらも愛がないとは言わないが、むしろ、ならず者たちも含めて、どの登場人物も、等しく「クズ」である、と言っているように思える。みんな、自分の中では、ちゃんと筋が通った理屈を持ってはいるのだが、他人の共感を得られるものではなく、理解されない。人の思いなど、そんなものかも、と思ったりする。そして、そここをが「いい」。 書いていて楽しかったんじゃないかな(^^;。 やっぱり、村上龍が好きだ。 付記:この本が映画になっていると知った。調べてみると、イシハラは松田龍平だった。あり得ない(^^;。
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