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理科系のための英文作法 文章をなめらかにつなぐ四つの法則 中公新書1216
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1994/11/25 |
JAN | 9784121012166 |
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理科系のための英文作法
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22件のお客様レビュー
いわゆる「学術論文の書き方」の本。 大学受験の英語でも、「discourse markerを適切に使うこと」「topic sentenceを最初におくこと」などがレクチャーされると思う。 学術の文章を英語で書く際にも基本的な原則はそのとおりなのですが、さらに文章のつながりや構成...
いわゆる「学術論文の書き方」の本。 大学受験の英語でも、「discourse markerを適切に使うこと」「topic sentenceを最初におくこと」などがレクチャーされると思う。 学術の文章を英語で書く際にも基本的な原則はそのとおりなのですが、さらに文章のつながりや構成の自然さ、様式というものを知り、則ることが重要で、それをまとまって教わる機会は少ない(論文を書いて添削されることで実地で学ぶ、ことが多いのかもしれない)。 これは徒弟制度的に受け継がれる性格の技術であり、そのために研究者によって大きく書き方、哲学が異なるところでもあるのだが、この本では汎通性が高そうなことを扱っている、気がします(私自身がキャリアの豊富な研究者「ではない」ので、感想ですが)。 研究に携わる希望があるのであれば、できれば学部のうちにどこかのラボに出入りして、この本を読んだ上で執筆・添削(される)経験を経ていると、その後がスムーズになるかもしれない。 また、研究者にならないのであっても、構成のしっかりした英文を書けることは大切な技術だと思うので、上記のような経験を学部生のうちにしておくことは身を助けるのではないか、と個人的には思います。
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皆さんは、ある程度のまとまった文章を英語で書いたことはありますか?もしあれば、どのようなことに気をつけて書いていますか?なければ日本語でも構いません。何に気をつけていますか? 日本語・英語を問わず、我々が文章を書く際に気をつけなければいけないことは「伝えたいことが読み手にきち...
皆さんは、ある程度のまとまった文章を英語で書いたことはありますか?もしあれば、どのようなことに気をつけて書いていますか?なければ日本語でも構いません。何に気をつけていますか? 日本語・英語を問わず、我々が文章を書く際に気をつけなければいけないことは「伝えたいことが読み手にきちんと伝わるか?」ということでしょう。再現性が重要視される科学論文(特に理科系の論文)では、読み手が論文を読むだけで、論文の内容を再現できなければいけません。これを可能にするには文章に過不足があってはいけません。実際に書いてみるとわかるのですが、過不足がないように文章を書くのは簡単なようで実は結構難しいです。まして、外国語である英語を使って文章を書かなければいけないこともあるのです。その難易度たるや。 ではここで、英語で文章を書くと仮定して、何がそんなに難しいのでしょうか?考えられる原因は3つあります。1つ目は、文章を構成する一文一文を正確に記述できないという問題。2つ目は、文と文をつなぎ、段落にまとめていくことができないという問題。そして3つ目は、段落を組み合わせて、論理的な文章にできないという問題です。この中で、最も苦戦するのは2つ目の「文と文をつないでいく」ことかもしれません。なぜならば、1つ目の一文を正確に記述することに関しては、学校で習った単語・文法を辞書やインターネットを参考に丁寧に記述していけばできると思います。さらに、3つ目の段落を構成し、文章にするという問題については、方法論を学校で習った方も多いかもしれません。またインターネットやYouTubeなどでも、わかりやすいやり方を知ることができます。このように文章の細かい部分(一文の記述方法)と大きな部分(文章全体の構成方法)については、たくさんの情報が出回っているにもかかわらず、真ん中の「文同士をつないでいく」ということに関しては、案外ノーマークなのです。しかし、この真ん中の部分も他の2つと同様に非常に重要です。一文一文がかなり正確に書けていて、文章構成もばっちりであるにも関わらず、ところどころ話の方向性が見えなくなったり、不必要な文が突然現れたりする文章を書いてしまうことはありませんか?これは。一文一文のつなぎ方が良くないことに起因します。 では、「文同士をうまくつなぐ」はどうすれば良いのでしょうか?その答えに繋がる考え方が、今回紹介する「理科系のための英文作法 文章をなめらかにつなぐ四つの法則」にあります。「話の道しるべの書き方」や、「古い情報から新しい情報へのつなぎ方」など、この本では実例をふんだんに用いながら、意味が無理なく伝わるなめらかな英文の書き方を紹介しています。タイトルに「理科系の」「英文」とありますが、「どんな人でも」「日本語でも」参考になること間違いなしだと思うので、現在文章の書き方で悩んでいる人がいらっしゃいましたら、ぜひご一読ください。きっと助けになると思われます。 (ラーニング・アドバイザー/環境科学 SASAGAWA) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1437598
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初学者でも英語論文を客観的に書くための手法がまとめられています。ただ,この作品の中で記載されているような考え方は,英語だけではなく日本語でも適用できる場面が多いと思います。工業英語で3Cと呼ばれる,明確で簡潔かつ間違いのない論文を書くときに,この作品の中で指摘されたことを意識し...
初学者でも英語論文を客観的に書くための手法がまとめられています。ただ,この作品の中で記載されているような考え方は,英語だけではなく日本語でも適用できる場面が多いと思います。工業英語で3Cと呼ばれる,明確で簡潔かつ間違いのない論文を書くときに,この作品の中で指摘されたことを意識しておくことは大切だと考えます。
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