- 中古
- 書籍
- 新書
水族館への招待 魚と人と海 丸善ライブラリー112
定価 ¥705
110円 定価より595円(84%)おトク
獲得ポイント1P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 丸善/ |
発売年月日 | 1994/01/20 |
JAN | 9784621051122 |
- 書籍
- 新書
水族館への招待
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
水族館への招待
¥110
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
昔、古本屋で購入したこの本で『観魚室(うをのぞき)』という言葉を知った。 明治15年(1882年)、日本最初の水族館を上野動物園内に作る際、『アクアリウム』をどう和訳するか迷った担当者による造語だった。『水族』という言葉は江戸時代後期に、すでに使われていた記録があるが、『水族館』...
昔、古本屋で購入したこの本で『観魚室(うをのぞき)』という言葉を知った。 明治15年(1882年)、日本最初の水族館を上野動物園内に作る際、『アクアリウム』をどう和訳するか迷った担当者による造語だった。『水族』という言葉は江戸時代後期に、すでに使われていた記録があるが、『水族館』という日本語は当時まだなかったのだ。 水族館について書かれた本はたくさんあるが、この『観魚室(うをのぞき)』という言葉に触れた書籍は本書以外、私はまだ見つけていない。 うをのぞき、という明治に生まれた古い言葉のもつ色気にとらわれたのか、その言葉を今日まで忘れることができず、本を手放した後も何かにつけ文献を探している。 本書は魚類学者、水族館学者である鈴木克美氏による、水族館の成り立ちからその仕組みを解説するとともに、日本人と水族館とのつながりとこれからについて、その課題に光を当てる学術文庫。 西欧での水族館の誕生と発達。動植物の博物展示文化のなかった日本が、明治維新後西欧に倣い、動植物園や水族館を、失敗を重ねつつ進化させてきた歴史を顧みるとともに、未来を考える。 20年程前に出版された本なので、今がまさに「その先」の時。鈴木先生は今の動植物園の展示や人とのかかわりについて、どう見ておられるだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 水族館で楽しく魚を眺めて同時に食欲を感じるのは、魚食文化からくるものか? 水族館で魚を殖やすのは、どのくらい可能になっているのか? 水族館を支える裏方の仕事とは? 水族館ではどのような体験ができるのか? さまざまな話題にふれながら、わたしたちの知らない水族館の内側を紹介。 日本人と水族館とのつきあいをふりかえりつつ、水族館のこれからをみつめる。 [ 目次 ] 1 斜めに読む水族館の歴史 2 日本人の自然観と水族館 3 水族館と日本の社会 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by