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アンクル・トムの小屋 世界文学の玉手箱11
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アンクル・トムの小屋 世界文学の玉手箱11

H.ストウ【著】, 丸谷才一【訳】

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アンクル・トムの小屋 世界文学の玉手箱11

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1993/03/10
JAN 9784309465616

アンクル・トムの小屋

¥1,045

商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2017/04/27

奴隷制度について読む必要性を感じたが、意外にも、これといった本がみつからなかったため、一番有名なこの本を手に取った(読んだことなかったのか、という感じだけれども)。 奴隷制度が、いかに理不尽か、いかに残酷で、人間を人間として扱わず、もの扱いをしていたかを知るには良書。 今、読むと...

奴隷制度について読む必要性を感じたが、意外にも、これといった本がみつからなかったため、一番有名なこの本を手に取った(読んだことなかったのか、という感じだけれども)。 奴隷制度が、いかに理不尽か、いかに残酷で、人間を人間として扱わず、もの扱いをしていたかを知るには良書。 今、読むと、本当に違和感が大きいが、これが、奴隷制度が廃止されてからではなく、制度がある中で書かれたということが驚き。この本が、社会を動かし、南北戦争を起こす大きな原動力になった。リンカーンが作者に「あなたが、この戦争を起こすきっかけをつくった本を書いた方か」と言ったというのは有名な話。 それにしても、奴隷制度廃止後に、振り返って書かれた本もあるだろうに(ある筈だと思うが)、検索をかけても、この本ばかりが出てくる現状はどんなものだろう。もっと多くの物語が書かれていてしかるべきだし、それは翻訳されていても良いと思うのだが…。 ある意味、まだアメリカは南北戦争の悪夢から覚めていないのかもしれない。今も根強く残る黒人差別が、それを物語っている。 実際に読んだのは少年少女版なので、ダイジェスト版といった感じ。詳細に読むと、また違った感じかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/01/30

黒人奴隷の話。奴隷の印象はひどい環境で常に働き続け、人権がなく死ぬ思いをしているというものであった。しかし、彼らを買った主人によって彼らが野蛮な「動物」として扱われるか、人間に近い奴隷で居られるかが決まる。主人が借金に喘げば、一番に売られる「モノ」の彼らが心の拠り所にしていたもの...

黒人奴隷の話。奴隷の印象はひどい環境で常に働き続け、人権がなく死ぬ思いをしているというものであった。しかし、彼らを買った主人によって彼らが野蛮な「動物」として扱われるか、人間に近い奴隷で居られるかが決まる。主人が借金に喘げば、一番に売られる「モノ」の彼らが心の拠り所にしていたものは何なのか。作中ではキリスト教であった。心の慰めとなるものは人間よりも上位の存在なのだろう。

Posted by ブクログ

2015/01/12

(2015.01.15読了)(2008.10.21購入) 【目次】 1 奴隷商人 2 母親 3 エライザの夫、ハリーの父 4 アンクル・トムの小屋の夕暮れ 5 売られていく者の心 6 発見 7 闘う母 8 三人の男 9 上院議員バード氏 10 売られていくアンクル・トム ・・・...

(2015.01.15読了)(2008.10.21購入) 【目次】 1 奴隷商人 2 母親 3 エライザの夫、ハリーの父 4 アンクル・トムの小屋の夕暮れ 5 売られていく者の心 6 発見 7 闘う母 8 三人の男 9 上院議員バード氏 10 売られていくアンクル・トム ・・・ ☆関連図書(既読) 「私は黒人奴隷だった」本田創造著、岩波ジュニア新書、1987.08.20 「アメリカ黒人の歴史 新版」本田創造著、岩波新書、1991.03.20 「キング牧師」辻内鏡人・中條献著、岩波ジュニア新書、1993.06.21 「キング牧師とマルコムX」上坂昇著、講談社現代新書、1994.12.20 「「風と共に去りぬ」のアメリカ」青木冨貴子著、岩波新書、1996.04.22 (「MARC」データベースより)amazon 料理自慢のクローおばさん、自由を求めてカナダへ逃亡する若い青年、奴隷の境遇に慣らされ活力を失った人々…大きな愛によって生きる、様々な人間たちを描く。

Posted by ブクログ

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