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旧制専門学校論
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旧制専門学校論

天野郁夫【著】

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旧制専門学校論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 玉川大学出版部/
発売年月日 1993/02/01
JAN 9784472093913

旧制専門学校論

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2011/10/19

新制大学→旧制大学→旧制専門学校のように振り返っていくと、現在の多くの「大学」は旧制専門学校だった、というごく当然のことがらが確認できる。官立の専門学校は地方国立大に、私立専門学校は新制私大になった。旧制専門学校卒業生は、いわゆる学歴エリートではないが、日本の近代化の過程で、幾多...

新制大学→旧制大学→旧制専門学校のように振り返っていくと、現在の多くの「大学」は旧制専門学校だった、というごく当然のことがらが確認できる。官立の専門学校は地方国立大に、私立専門学校は新制私大になった。旧制専門学校卒業生は、いわゆる学歴エリートではないが、日本の近代化の過程で、幾多の困難を切り開いたことがわかる。専門学校の流れには以下のつがある。 系譜Ⅰ:日本版グランゼコール 系譜Ⅱ:医学校 系譜Ⅲ:官立専門学校(商・職工・農・音・美) 系譜Ⅳ:私立法律学校(特別認可学校卒生は文官試験を受験できる) その他に、宗教系、教員養成系、女子専門教育系がある。 大きな特徴は、外国語でなく日本語で授業を行い人材を速成したことだ。高等教育を複線化・二重構造にし、西欧諸国に追いつくために高学歴の人材を短期間で養成した。1900年には、高等教育機関在籍者の割合はイギリスと同じだったという。 高等教育論や大学に関心があっても、旧制専門学校にはあまり興味が無かったので、この本の存在すらも気付かなかった。「課題」になったからこそ読んだ本だ。

Posted by ブクログ

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