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文学の中の都市と建築 『万葉集』から『源氏物語』まで 丸善ライブラリー010
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文学の中の都市と建築 『万葉集』から『源氏物語』まで 丸善ライブラリー010

若山滋【著】

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文学の中の都市と建築 『万葉集』から『源氏物語』まで 丸善ライブラリー010

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善/
発売年月日 1991/04/20
JAN 9784621050101

文学の中の都市と建築

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2012/08/30

『万葉集』から『源氏物語』が編纂された時代の文学に都市空間を見い出すという研究から得られた知見がまとめられた本.若山滋の研究対象のひとつには,こういったレトリックな部分に着目した研究がある.今回のこの古典文学にみる都市と建築もそれに位置づけられるだろう.ただし,著者が最後にふれて...

『万葉集』から『源氏物語』が編纂された時代の文学に都市空間を見い出すという研究から得られた知見がまとめられた本.若山滋の研究対象のひとつには,こういったレトリックな部分に着目した研究がある.今回のこの古典文学にみる都市と建築もそれに位置づけられるだろう.ただし,著者が最後にふれているように,分析を進めていくうちに,当初の研究目的とはちがうベクトルが見いだされていく様はおもしろかった. あたしはつい,じぶんの方が時間的に前を生きた人たちよりも優れていると錯覚してしまっているけど,実はその考え方は愚かだなって思った.実は千年も前に生きた人も現代のあたしも,綺麗なものを綺麗だと思ったり,誰かを愛したり,人の死を悲しんだりする気持ちは変わらないのかもしれないなって思った.

Posted by ブクログ