1,800円以上の注文で送料無料

子育ての社会学 朝日文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-01-02

子育ての社会学 朝日文庫

石川憲彦(著者)

追加する に追加する

子育ての社会学 朝日文庫

定価 ¥534

220 定価より314円(58%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 1990/12/20
JAN 9784022606235

子育ての社会学

¥220

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/01/13

本から ・情緒というものは他人が与えようとして与えられるものでは  なく、他人の情緒豊かな姿を自らの情緒に感じて、  自らのうちに熟成させていくものです。 ・いじめ―けんかー反抗の三つは、育児の中心課題です。  対立はその最中にはあまり気分のよいこととは言えません。  そこでつ...

本から ・情緒というものは他人が与えようとして与えられるものでは  なく、他人の情緒豊かな姿を自らの情緒に感じて、  自らのうちに熟成させていくものです。 ・いじめ―けんかー反抗の三つは、育児の中心課題です。  対立はその最中にはあまり気分のよいこととは言えません。  そこでついつい対立を避けることばかり大人は考えます。  しかし、これを回避することは育児を放棄するに等しいのです。 ・反抗というのはどの年齢にも存在しており、反抗するべき  時期があると規定して考えるのは変なことに思われます。  子供たちは本来親からみれは、反抗しながら育ってゆく  ものなのです。 ・反抗とは、子供が自分なりに確かめながら自分の力で  世界を広げてゆこうとする成長の力を大人が押しとどめようと  する時に子供が示す抵抗なのです。 ・人間は他者と一体でありたいと願いと、他人に干渉されず  一人で生きたいと願いと併せ持っています。この両者が  同時に満足させられることは中々難しいものです。成長の  過程では、他人に依存しつつ自分自身を確実させる傾向の  強い時期と、他人から離れつつ孤独感に耐えようとする  時期が生じてきます。

Posted by ブクログ