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わが回想のルバング島 情報将校の遅すぎた帰還
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わが回想のルバング島 情報将校の遅すぎた帰還

小野田寛郎【著】

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わが回想のルバング島 情報将校の遅すぎた帰還

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 1988/08/15
JAN 9784022558916

わが回想のルバング島

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2018/12/24

鈴木則夫さんがヒマラヤで遭難し、亡くなった後に書かれた小野田さんの回想録。 ご自身でも文中で書いているように、ルバング島から帰った直後に書いたものとは違い、15年の期間がたってからかかれたものなので、より冷静に、すこし離れたところから自分を振り返りながら描かれています。 帰国...

鈴木則夫さんがヒマラヤで遭難し、亡くなった後に書かれた小野田さんの回想録。 ご自身でも文中で書いているように、ルバング島から帰った直後に書いたものとは違い、15年の期間がたってからかかれたものなので、より冷静に、すこし離れたところから自分を振り返りながら描かれています。 帰国後すぐに日本にも居場所がないことを知ることになるまで、そして、ブラジルでの生活を選び、その後、「第二の人生」を生きることができてきたあと、自分よりずっと若い鈴木氏が先になくなった事実。 小野田さんが、本当に鈴木さんを恩人と思っていたことが、とてもよく伝わってきます。 命令のために、戦地にとどまった小野田さんと、何者かになりたくて日本を飛び出し、世界中を放浪していた鈴木さん。 両極端ではなく、お二人とも、自らの信念に突き動かされ、誰にも影響されずに生きようとしたこと、日本の息苦しさに収まり切らなかった点が、共通しているように思えてなりません。

Posted by ブクログ

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