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永遠の傭兵 創元推理文庫
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永遠の傭兵 創元推理文庫

バリーサドラー【著】, 安藤由紀子【訳】

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永遠の傭兵 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1988/01/01
JAN 9784488239015

永遠の傭兵

¥220

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2006/10/26

これもベタなタイトルだが、思い立ったときに書いておこうと思った。 人の読むものには傾向があり、私は基本的に、ファンタジーでもSFでも不死ものとか超人ものとか、異世界トリップ系が好きなのは自覚しているのだが、これはそのラインナップの一環。 Casca 邦題:永遠の傭兵 原題:Th...

これもベタなタイトルだが、思い立ったときに書いておこうと思った。 人の読むものには傾向があり、私は基本的に、ファンタジーでもSFでも不死ものとか超人ものとか、異世界トリップ系が好きなのは自覚しているのだが、これはそのラインナップの一環。 Casca 邦題:永遠の傭兵 原題:The Eternal Mercenary 著者:バリー・サドラー 分かる情報はこれくらい。ちなみに邦訳が発売されたのは1988年。 これ、本当はシリーズものなのだ、カスカ(Casca)というのは主人公の名前、いわゆるタイトルロールだ。 テーマはまさに「永遠の傭兵」。キリストの死の間際に立ち会ったローマの兵士、イエスのわき腹に槍を突き上げた彼は「そのままでいなさい」と言われ、永遠の兵士となった。 つまり、死なない。 そういった永遠に兵士である彼の流浪譚が、ここでは描かれている。 本国(アメリカ)では結構な人気シリーズだったようだが、日本では、訳出されているのはこの一冊だけだったと思う。ついでに言えば、既に入手困難な気もする、出版社は創元だ。 で、なんでこれをつらつら書いたかというと、好きだから。 ありがちだし、話は単純だし、主人公は成長するようでしないし、何しろ「世の終わるまでそのままでいなさい」と言われた男が主人公だからね…!まあ、そんな風だけど、読んで単純に面白かったのだ。 中国人奴隷の老人から怪しげな東洋武術を習う一幕もあり、オリエンタル趣味と、ヒーロー趣味と、不死願望と、とにかくいろいろなものを満足(?)させてくれる一冊。 筋肉隆々の典型的ヒーロー像にアレルギーを起こさない人は読んで面白いのではないかと思う。

Posted by ブクログ

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