ちいさなクリスマスツリー の商品レビュー

アーシュラ・モリー・ウィリアムズ(著者),尾﨑愛子(訳者),嶽まいこ(絵)

2025/12/05

Twitterのタイムラインに流れてきてもみの木に足が生えてる（枝？か）ビジュアルに目を見張り、可愛らしい装丁も気に入ったので久々に絵本を買うか、と。

存外長いお話で、下の子には厳しいかもだけど、これはお話としても面白い。とにかく足でひょこひょこ歩いてるツリーが滑稽だし、登場する者たちも可愛い。

巻末見たらステッドのホテルの嶽まいこさんが絵だった。どうりで。

絵本は基本ブクログには載せてないが、長めな話なのと総合的に気に入ったので、まさにログとして残したく。

新しいクリスマス絵本が加わったなー。

2025/11/30

昔話のような繰り返しの展開と、健気なモミの木の心が温まるお話。クリスマスに読みたい本。中学年にオススメしたい。

2025/11/18

クリスマスイブのことです。
農家のお父さんが子ども達のためにクリスマスツリーとして小さなもみの木を持ち帰りました。子ども達が寝静まった頃、お父さんとお母さんは茶色いクッキーに赤い糸を通し、もみの木に飾りました。
はじめは満足していましたが、やがて、もっと飾りがあった方が良かったかもしれないとため息をつき、部屋を出ていきました。
残された小さなもみの木はこっそりと鉢植えから抜け出し、外へ出ていきました。

可愛らしい挿し絵がつくことで、よりお話に入り込めた気がします。
小さなもみの木が根っこを足のようにして歩く姿がとても可愛いです。ほっこりするような、クリスマスのお話でした。