波乱万丈な頼子 の商品レビュー
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いつもの真梨さんといえば、主役かと思った人が次の章であっさり死んでいる感じ。 今回のは、いつもよりも、登場人物が少な目で、語り手も2人と読みやすかった印象。 YOUTUBEとか普段みないので知らなかったんだけれど、こういう動画やビジネスっていうのが実際にあるんだ・・・と、新しい世界をみた気分でした。 最後の後日談は、いまいち理解できてないんだけど、主役と思ってた女性、やっぱり死んでるんだろうか。いつもの真梨さんだったか。
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読みやすくて図書館で一気読み。 ただストーリーを追うという感じで、可もなく不可もなくと言った感想を持ちました。 初めて読む真梨幸子さんの作品でしたので、他の作品も読んでみたいです。
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ずっと気味が悪いのよね、この人の作品。 最後だけ階段転げ落ちているんか、という怒号の展開で、逆にどうなるのか気になってページをめくる手が止まらなかった。あっぱれ。
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なんだかなぁ。真梨さんの本は癖になる。とりあえず新刊が出れば手に取ってしまうこの強い引力に抗えない。今作の人間関係は、ちょいややこしいぐらいで初期の作品からは考えられないぐらいややこしくない。我ながら変なこと言ってるな。七十代の頼子という女性が、自分の困窮した生活や波乱に満ちた人...
なんだかなぁ。真梨さんの本は癖になる。とりあえず新刊が出れば手に取ってしまうこの強い引力に抗えない。今作の人間関係は、ちょいややこしいぐらいで初期の作品からは考えられないぐらいややこしくない。我ながら変なこと言ってるな。七十代の頼子という女性が、自分の困窮した生活や波乱に満ちた人生を語る動画がバズっている。どこまで本当なのか「物乞いビジネス」や「余命ビジネス」と呼ばれるものが実在するのか。そんな頼子に好奇心から探りを入れる莉々子。そして事態は取り返しのつかない様相に。推し活で救われるなら否定はしないが…。
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やっぱりSNSとか怖いなー。動画やネット上の書き込みとかも、何が本当かは分からないもんなぁ。ヤラセも沢山ありそう。今回は意外と真実のこともあった。莉々子のお母さんは完全に巻き込まれ。しかも、莉々子のせいなのに、莉々子があまり悲しんでないのは驚き
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はじめから中盤までなかなか面白かった。でも、後半はちょっと。全部つなげてしまうのも。最後の終わり方も何だかスッキリしない感じ。いろいろ繋げるならいっそ、藤村もつなげてしまうとか。
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普通に面白くて一気読みした。真梨幸子さん特有のイヤミスって感じではないけど、その分まどろっこしさとかくどさとかなく、徐々に明らかになっていく感じが良し。オチもよし。
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真梨幸子「波乱万丈な頼子」中央公論新社読了。いやあ、まいった。恐るべし真梨幸子。昭和から始まり読者を油断させ最近の話題や情報を盛り沢山で連続殺人事件が展開する。頼子よ何人登場するのか。事件は解決したが最後の後日談が最優秀の短編だと思う。結末はえ〜の連呼。何回どんでん返しするのか?
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内容があたらしく、 YouTubeの動画を不正に作ってる業者の話で 先が読みたくてわくわくしながら一気読みした。 でも途中主人公の母が亡くなった後のシーンで 自分の不注意のせいで母が亡くなったのに そのことをあまり気にせず展開していくその先が許せず 作者として人間の感情が壊れ...
内容があたらしく、 YouTubeの動画を不正に作ってる業者の話で 先が読みたくてわくわくしながら一気読みした。 でも途中主人公の母が亡くなった後のシーンで 自分の不注意のせいで母が亡くなったのに そのことをあまり気にせず展開していくその先が許せず 作者として人間の感情が壊れてるんじゃないかと感じで急に冷めてしまった。 ストーリー構成や内容は優れているとは感じたが 嫌いだった。 これぞイヤミスではあった。 嫌な気持ちになったので。
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いつもより、ちょっとマイルドなサスペンス。頼子が何人も出てきて、頭を整理する必要があるが、文章は読みやすく、サクッと終わる。 終わり間際の話もエピローグとして効いている。
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