飼い犬に腹を噛まれる の商品レビュー
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エッセイって本当に人柄がでる! なんて素敵な方なんだろうとすっかり彬子女王のファンになっちゃいました。 彬子女王の暮らしや年中行事から日本の魅力も再発見できて、とても楽しい読書時間をいただきました。 次は赤と青のガウンを読みたい。
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ほしよりこさんが描く左馬助(さまのすけ・柴犬)がかわいすぎます。 表紙では「姫はぼくのもの♡」(表と裏で姫の服装が違うのもポイント)、中では「ぼくの姫は先生だから」と言っています。 ほしよりこ=猫、のイメージがありますが、犬もかわいい!
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本作も、研究者としての視点や、一般人には馴染みのない世界の話がたくさん盛り込まれており、非常に興味深かった。皇族の方は遠い存在に感じるが、エッセイで出てくるエピソードは身近に感じられるものも非常に多く、同じ今を生きている方なんだなと再認識させられる。 学んでおきたい、より深く知り...
本作も、研究者としての視点や、一般人には馴染みのない世界の話がたくさん盛り込まれており、非常に興味深かった。皇族の方は遠い存在に感じるが、エッセイで出てくるエピソードは身近に感じられるものも非常に多く、同じ今を生きている方なんだなと再認識させられる。 学んでおきたい、より深く知りたいと思う文化、考え方、知識が増えたので、少しずつ深めていきたい。
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やはり雅なエッセイで新しい世界を知ることができる間隔は顕在だった。 和菓子屋さんは二十四節気で数週間経つと違う和菓子が並んでいたりすると聞いて、定期的に通って確かめてみたくなった。「世界的に電子マネーの時代になっていますが、日本にお金を包むという文化がある限り、紙幣はなくならない...
やはり雅なエッセイで新しい世界を知ることができる間隔は顕在だった。 和菓子屋さんは二十四節気で数週間経つと違う和菓子が並んでいたりすると聞いて、定期的に通って確かめてみたくなった。「世界的に電子マネーの時代になっていますが、日本にお金を包むという文化がある限り、紙幣はなくならないと思っているんです」と著者が聞いた話も印象的で、祝儀や不祝儀など「お金を包む文化」がある話は、当たり前のように思っていたけれど実はそうではなかったんだなと改めて驚かされた。 あとは、田植え前の雑草刈りから食べることまで含めたお米に対する愛と、食べる時の飯椀(木編の方のワン)を使う話がとっても好き。木のお椀で食べるご飯の雰囲気をゆっくり味わいたくなった。 “やはり漆の器でいただくご飯は格別である。真珠色につやめくほかほかのご飯と、深い深い漆黒の器が、やわらかく手に収まるとき、ご飯を「椀」で食べる意味を心から実感できる。この新米の季節、飯椀でおいしいご飯を召し上がってみてはいかがだろうか。(p.161)” そして、雨が多い英国の話も面白かった。雨の表現も覚えておきたい。日本もたくさんあるけれど、著者と同じように「白雨」を知らなかったので奥深い世界がまだまだあるなと思わされる。 ・霧雨(Drizzle) ・狐の嫁入り(light shower) ・ぱらぱら雨(sprinkle) ・土砂降り(pouring rain)
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著者である彬子女王殿下の穏やかな語り口で聴けたら、きっと一層味わい深いだろうと思いながら読み進めた。audibleにはまだ見当たらず、いつか耳でも楽しめるようにと静かにリクエストを送った。
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「赤と青のガウン」からの本書。 先の一冊よりは〝知られざるプリンセスの日常‘’感は少なめだが、京都にお住まいの彬子様とたびたびニアミスしていたのでは⁈と思うような場面もあって密かに興奮した。 下鴨神社の御手洗祭や宇治橋の茶屋など、身近な固有名詞が出てくると、本当に京都にいらっしゃ...
「赤と青のガウン」からの本書。 先の一冊よりは〝知られざるプリンセスの日常‘’感は少なめだが、京都にお住まいの彬子様とたびたびニアミスしていたのでは⁈と思うような場面もあって密かに興奮した。 下鴨神社の御手洗祭や宇治橋の茶屋など、身近な固有名詞が出てくると、本当に京都にいらっしゃるのだな、と思う。 しみじみとした語り口でいらっしゃるので、繰り返し出てくる日本の風土、文化と神様の結びつきのお話がより心に染みてくる。
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「赤と青のガウン」を読んですっかりファンになってしまった彬子女王のエッセイ。 タイトルがとにかく魅力的で、おもしろくないはずがない、という本。彬子女王の日常が綴られている。京都に住んでいて、大学で教えていらっしゃるということを、この本で初めて知った。生徒さんはきっと楽しいだろうな...
「赤と青のガウン」を読んですっかりファンになってしまった彬子女王のエッセイ。 タイトルがとにかく魅力的で、おもしろくないはずがない、という本。彬子女王の日常が綴られている。京都に住んでいて、大学で教えていらっしゃるということを、この本で初めて知った。生徒さんはきっと楽しいだろうなぁ(笑) 彬子女王の文章は、すーっと体に染み込むような優しさ?がある。ほしよりこさんの挿し絵も素敵。次作にも期待したい。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD148K60U5A111C2000000/
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日本のお姫様の日常がちょっとユーモラスに描かれている。 三笠宮家としてお生まれになった彬子女王。 なかなか一般の人にはない日々の出来事。これがお姫様の生活かと思うのだけれど、決して想像している綺羅びやかさではなく、側衛さんとのいらずら心あるやりとり等に「くすり」と笑えてしまう。 ...
日本のお姫様の日常がちょっとユーモラスに描かれている。 三笠宮家としてお生まれになった彬子女王。 なかなか一般の人にはない日々の出来事。これがお姫様の生活かと思うのだけれど、決して想像している綺羅びやかさではなく、側衛さんとのいらずら心あるやりとり等に「くすり」と笑えてしまう。 また、彬子女王ご自身日本文化などに興味を持たれて、知識も多くおありなので、注目する事柄を魅力的に表現されていて読む手としても面白い。
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