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変な地図 の商品レビュー

3.9

200件のお客様レビュー

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    58

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2025/12/05

今回もまたさくっと読めて、大満足!って感じ。 いつもキーパーソンである栗原さんが主人公で、今の性格?が形成された理由を紐解くストーリー。 今回はオチもスッキリだった。 けど、個人的には変な家の1が好きかなあ。 個人的に、電車の並び方の図解が、わざわざこんな事まで!?と思って印象に...

今回もまたさくっと読めて、大満足!って感じ。 いつもキーパーソンである栗原さんが主人公で、今の性格?が形成された理由を紐解くストーリー。 今回はオチもスッキリだった。 けど、個人的には変な家の1が好きかなあ。 個人的に、電車の並び方の図解が、わざわざこんな事まで!?と思って印象に残ってる。

Posted byブクログ

2025/12/05

Amazonの紹介より 主人公はあの栗原さん!!『変な家』『変な絵』に続く、雨穴「変な」シリーズの集大成! 2015年、大学生の栗原は、意外な事実を知る。 彼の祖母が、正体不明の古地図を握りしめて、不審死を遂げたという。その古地図には、7体の妖怪が描かれていた。これはいったい何な...

Amazonの紹介より 主人公はあの栗原さん!!『変な家』『変な絵』に続く、雨穴「変な」シリーズの集大成! 2015年、大学生の栗原は、意外な事実を知る。 彼の祖母が、正体不明の古地図を握りしめて、不審死を遂げたという。その古地図には、7体の妖怪が描かれていた。これはいったい何なのか。なぜ、祖母は死に際にこんなものを持っていたのか。謎を探るため、栗原は旅に出る。そこに待ち受けていたのは、海沿いの廃集落、不可解な人身事故、潰れかけの民宿、因縁に満ちたトンネル、そして古地図に秘められた悲しい事実だった――。 祖母はなぜ死んだのか? 妖怪の正体は? あなたには、この「古地図」の謎が解けますか? 雨穴さんの最新作ということで、今回は栗原が主人公。実写映画版だと、佐藤二朗さんですが、読んでみると学生の設定なので、無理があると思ったので、まったく別の栗原像を想像しながら読んでみました。 冒頭から何やら嫌な空気感が漂います。起きてみたら、そこは真っ暗のトンネルの中で、あと何分かしたら電車が来て自分が轢き殺されるかもしれません。 幅が広いトンネルではなく、狭いので、通過したときにはひとたまりもありません。 そんな中で、どのように脱出するのか?といった考えを巡らせ、実行してみるも・・・。 場面は変わって、栗原が登場し、祖母の遺した家を手放すということで、今迄そんな話、家の存在すら聞いたことがなかったので、最後に訪問することに。 そこで巻き起こる違和感と遺した謎の地図とともに、過去の事件が浮き彫りになり、深掘りしていきます。 雨穴さんの今迄の作品とは異なり、色んな話を盛り込んではいますが、栗原視点だけで展開しているので、より世界観に浸れましたし、わかりやすく描かれた印象だったので面白かったです。絵やイラストも盛り込んでいるので、より具体的に頭に入りやすくなっているのではと思いました。 地図を手掛かりに、色んなことが次々と発見されていくのですが、あっと驚くものばかりでした。 測量士からまさかこうも繋がるとはといったあまり気にしなかった事柄が、後に重要な手掛かりとなって真相へとたどり着く面白さは良かったです。 どんなアイテムも見逃さない栗原も凄いですが、栗原の家族の執念さも凄かったです。 地図や日記、そして鉄道会社の秘密など、ここでは書ききれない様々なアイテムが、一つの線となって、真実へとたどり着く展開・伏線回収は爽快感があるとともに、切なく、やりきれなかったです。怒りも当然ありましたが、読者としては、謎が解けていく面白さはわかりやすさも相まって、格別でした。

Posted byブクログ

2025/12/05

読み始めたらすぐに読み終わってしまうほどのおもしろさ、ちゃんと最後に納得できる結末が待っているので、毎度読んでて気持ちがいい

Posted byブクログ

2025/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雨穴さんの「変な」シリーズ最新作。 あの魅力的な性格をしている栗原さんの過去が知れるという事でとても楽しく読むことができた。 今までは雨穴さんの視点から栗原さんを見ていたので、栗原さんの一人称視点だと新しい彼の人となりがわかるようでとても良かった。 海と山に挟まれて平たい形の湖がある、というのが不思議な地形だな〜と思っていたのだがそれが伏線になっていてとてもおもしろかった。 悲しくツラい過去だけではなく、人が人を思う優しい気持ちが事件の中心にあって雨穴さんらしいなと思えた。

Posted byブクログ

2025/12/04

私が大好きな雨穴さんのクセがよく出た傑作だった。読書が生活に組み込まれていないような人でもスッと入ってくるような読みやすさがある。講入して正解だった。読むのを止められなかった0でイッキ読みし、読了後の満足感がハンパなかった。次回作も心から期待しています!

Posted byブクログ

2025/12/04

読み始めると、謎が気になって一気読みしてしまいました。 読者を物語に引っ張っていく、雨穴さんの文章力にいつも感服。

Posted byブクログ

2025/12/04

変なシリーズ4作目。雨穴さんのシリーズ通して言えるのは、本当に読みやすさ入り込みやすさへの配慮が徹底させていて老若男女問わず受け入れやすい作品だと思う。 ただ、個人的には今作は物足りず。それくらい過去作が好きだった証拠でもあり! 図の多さが本当にわくわくして文章だけで小説を読んで...

変なシリーズ4作目。雨穴さんのシリーズ通して言えるのは、本当に読みやすさ入り込みやすさへの配慮が徹底させていて老若男女問わず受け入れやすい作品だと思う。 ただ、個人的には今作は物足りず。それくらい過去作が好きだった証拠でもあり! 図の多さが本当にわくわくして文章だけで小説を読んでる時とはまた違った感覚が味わえるのは、とってもたのしい。

Posted byブクログ

2025/12/04

雨穴さんの作品は4作品目だが、とても読みやすくおもしろい。伏線回収系では無いが、ひとつの謎をどんどん推理して詰めてくところにとてもスッキリした。期待通りの作品

Posted byブクログ

2025/12/03

雨穴と背筋の二強ホラー時代。 と思っていたが、今作に関してはもはや ミステリーそのもの。 雨穴先生の文章に触れるのは初めてだったが 大変読みやすく、売れっ子作家が、こんな形 でミステリーの間口を広げてくれることに 大変感謝。小中学生がミステリー沼にハマる、 良いきっかけとなるかも...

雨穴と背筋の二強ホラー時代。 と思っていたが、今作に関してはもはや ミステリーそのもの。 雨穴先生の文章に触れるのは初めてだったが 大変読みやすく、売れっ子作家が、こんな形 でミステリーの間口を広げてくれることに 大変感謝。小中学生がミステリー沼にハマる、 良いきっかけとなるかもしれない。 ミステリー展開そのものも意外とフェアに 細やかな伏線が配置してあって、良かった。 イマ売れている人の作品を読むのも良いものだ。

Posted byブクログ

2025/12/03

うーん、流行りの文章の書き方をしてるのかもしれないなぁと思いました。 そこが私はちょっと苦手でした。 とても読みやすい平易な文章、推理の助けになる図や解説、黒地に白文字の演出など、好きな人にはたまらないだろうなと思います。(個人的に全部苦手で…好き嫌い分かれるというか…) 物語の...

うーん、流行りの文章の書き方をしてるのかもしれないなぁと思いました。 そこが私はちょっと苦手でした。 とても読みやすい平易な文章、推理の助けになる図や解説、黒地に白文字の演出など、好きな人にはたまらないだろうなと思います。(個人的に全部苦手で…好き嫌い分かれるというか…) 物語の重みをもっと感じたかったなと思ってしまいました。 雨穴さんの小説は4冊読み、YouTubeもクレしんコラボも映画も楽しく見ているファンですが、小説はあまり刺さらないのかも…と。完全に私の個人的好みで星を減らしてしまってすみません。 爽やかな終わり方は好きです。

Posted byブクログ