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むかし僕が死んだ家 新装版 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    10

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    4

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2025/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

#昔の恋人#虐待#家の秘密#どんでん返し#奇妙な家族 終始ずっともの暗い雰囲気。 記憶を取り戻すため、手がかりになるであろう今は誰も住んでいない家に忍び込む。だんだん謎が明かされていく感じが堪らなかった。最後の最後でさやかの出自が意外すぎて驚いた。結果自分の人生を改めて考えるきっかけになり新しい生き方を模索するきっかけになって良かったのでは。 祐介くんは気の毒だった。 さやかはそれも背負って生きていくのだろう。

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2025/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初、「家」に辿り着くまでは“不倫”とか“虐待”というワードがうっすらと頭に浮かび、読み切れるか…?と不安になったけど、「家」に着き、不気味なほど分からない事がたくさん浮上し、それがラストスパートですごいスピード感で今まで分かっていなかった点と点が繋がり線となり真実が明かされていくスピード感にとても興奮した。 まさかの家事で亡くなったサヤカちゃんを久美と入れ替えて、本人も分からないまま久美をサヤカとして育てていたところに不気味さを感じた。 家政婦をしていたサヤカの実の親はサヤカではないと知りながら使えていた所の娘を自分の娘として育てていたと考えるととても気持ち悪い… ひとつ疑問だったのはなぜ久美が事件前の記憶をなくしていたかだ。 久美が覚えていたらこんなに上手くサヤカとのすり替えはできていない。 一気に読める引き込まれるような面白い作品だった。

Posted byブクログ

2025/11/08

謎の洋館、途切れた日記、開かずの金庫、隠された部屋、謎に包まれた人間関係…。前半から数多くの謎が押し寄せてきてどうなるのかと不安になるも、ラストにかけてどんどん真相に近づいていくところは思わず興奮。 全体的に暗いシーンばかりで地味であるが、謎解きが気になり飽きずに読み進められる。

Posted byブクログ

2025/11/08

とても面白い!東野ミステリーの真骨頂とも言える伏線と回収。殺人事件を解決する話しとはまた一風変わった内容、一昔前前の作品ではありますが、新鮮さも感じてとても楽しめました。現実的な話しではありませんが本当によく出来てるストーリーだなと思います。日記をはじめ色々な手掛かりから謎が解明...

とても面白い!東野ミステリーの真骨頂とも言える伏線と回収。殺人事件を解決する話しとはまた一風変わった内容、一昔前前の作品ではありますが、新鮮さも感じてとても楽しめました。現実的な話しではありませんが本当によく出来てるストーリーだなと思います。日記をはじめ色々な手掛かりから謎が解明されていく感じは本当に秀逸。そして主人公の名前が公表されてないところが、湯川学との紐付けを匂わす上で最適な作品だったんだろうなと思います。実際には同一人物であるということは公表されていないようですが、つい先日、透明な螺旋を読んだばかりなので、どうしてもそのテイで読んでしまいました。実際どうかはさておき、そんな楽しみ方も出来たので良かったです!

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2025/11/04

私と沙也加の2人で家の謎を解き明かしていく内容なのに奥深くておもしろかった。 伏線がたくさん散りばめられててボリュームがすごい。

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2025/11/04

私が読んできた東野圭吾さんの作品で最も登場人物の少ない作品だったと思う。 解決までの日数も少なく、ひとつの家のなかでストーリーは展開される。 そしてやっぱり面白い。

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2025/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野圭吾さん、あなたは天才すぎます。 本当に、多彩で多才です!! 何か読み進めていくにつれて、どんどん物語に引き込まれていって、随所に鳥肌が立っていました。 伏線の張り方も本当に尋常じゃない… とても面白かったです!

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2025/10/25

登場人物が少ないのに淡々とした感じは受けずに読み終えました。たった一晩の出来事とは思えないほど濃密でした。

Posted byブクログ

2025/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3.8くらい 最近の東野圭吾は「この人怪しいでしょ、怪しいでしょ、でも意外なこの人が犯人なのです!」っていうストーリーばかりで、怪しい人のターン読んでる時は「絶対違うんだからはやく犯人でてこーい」と思いながら読み進めちゃう癖がついてた。ので、今回は全く新しくて面白かった! 犯人云々ではなく、何があった?さやかはなんで元彼に声かけた?この家どういうこと?と謎が多くて楽しめた。 おとうさん・おかあさんがじぃじ・ばぁば。 さやかは実はチャーミー(久美)で、その兄は佑介、そして父はクズなあいつ。 本当のさやかは火事で亡くなった家政婦の娘だけども、すり替えが行われて、久美が死んだことにされた。(ショックから救って久美には新しい人生を始めて欲しかったから)そして久美はそこからさやかとして生きることになった。 まあまあ複雑だけど、さすが東野圭吾わかりやすく書かれていた〜 家が「お墓」かあ、、新しい発想。 お互い養子同士で育った環境が似てるから「私たちは似すぎている」に繋がるのね、なるほど。 チャーミーがだいぶミスリードになってて気付きませんでした。

Posted byブクログ

2025/10/21

東野圭吾さんの作品で、美容師の兄ちゃんが1番好きとおすすめしてくれたので読んでみました。 ほんと、東野圭吾作品にハズレはないよ‥、めっちゃ面白かった‥読書欲が湧き出た。 小さい頃の記憶がないという元カノにお願いされて、記憶を取り戻すために、亡くなった元カノの父親が残した鍵を頼り...

東野圭吾さんの作品で、美容師の兄ちゃんが1番好きとおすすめしてくれたので読んでみました。 ほんと、東野圭吾作品にハズレはないよ‥、めっちゃ面白かった‥読書欲が湧き出た。 小さい頃の記憶がないという元カノにお願いされて、記憶を取り戻すために、亡くなった元カノの父親が残した鍵を頼りにとある家に行くのですが、登場人物2人のはずなのにずーっと不気味で。得体の知れない恐怖。めっちゃドキドキしながら読んだ。 所々に伏線がしっかり張られて、最後にはきちんと回収されていく。読み終わった後は「うおぉ〜」とため息ついてしまった。とりあえずもう一回読み進めたくなる本でした。

Posted byブクログ