双死相殺 腕貫探偵リバース の商品レビュー
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いつもながら登場する料理やスイーツが美味しそう。店の描写が結構具体的なのはモデルになったリアル店舗があったりするのかな?であれば行ってみたい。誰か「西澤保彦作品聖地巡礼マップ」作ってくれないかな。 そして会話文の読みやすさ。ん、ちょっとまって。まって頂戴それなら…、、みたいな。 ...
いつもながら登場する料理やスイーツが美味しそう。店の描写が結構具体的なのはモデルになったリアル店舗があったりするのかな?であれば行ってみたい。誰か「西澤保彦作品聖地巡礼マップ」作ってくれないかな。 そして会話文の読みやすさ。ん、ちょっとまって。まって頂戴それなら…、、みたいな。 このシリーズは、与えられた材料(手がかり)を順番や組み合わせを変えて並べ直して、思いもつかない意外な真相に帰着する、発想力が読みどころかなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】すべてその場の勢いで/双死相殺/此のすべて鏡像なる世界 シリーズ(たぶん)第8巻。 「すべてその場の勢いで」 安達真緒が住吉ユリエに母と元夫(父)のことで相談をもちかける。 「双死相殺」 いつもの腕貫探偵の出張相談のパターン。前話の登場人物が被害者となる。犯人からの相談。 「此のすべて……」 ユリエが腕貫探偵に相談するパターン。 あとがきによると、サザエさん方式が行き詰まってきたようだ。確かに、前作でコロナ禍の話してたな。ユリエいつまで女子大生なんだよって話になるか。この話数で考えると、20歳設定はきついと思う。(作者は20歳前後って言ってるけど、がっつり飲酒してるから、「前」はなかろう。) このシリーズは初期の設定が好きなのだが、離れると共に話もますます入り組んできていて、やっぱりついていけなくなってきた。
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なんだか、腕抜探偵でなくてもよくない?なお話ばかりだったような。 腕抜さんの出番も少なかったし。 少しの登場も、市役所の中でなかったしなぁ。 でも、個別のお話としては面白かったと思う。 1編目が1番好みだったかな。
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会話が続いてぼーっと読んでると大事なこと読み飛ばすことが多くて何度も戻りながら読んだ。そこがつながる?!が多い。
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至近距離で向かい合う二棟の八階建てのマンション。住民たちからは『双子ロータ』と呼ばれるマンションの片方の棟で起こった殺人事件。被害者は今年の二月に反対側の棟の住人に不自然な住居の交換を申し出ていたという。かつて教師をしていた還暦過ぎの男は何故、殺されたのか。反対の棟で起こった九...
至近距離で向かい合う二棟の八階建てのマンション。住民たちからは『双子ロータ』と呼ばれるマンションの片方の棟で起こった殺人事件。被害者は今年の二月に反対側の棟の住人に不自然な住居の交換を申し出ていたという。かつて教師をしていた還暦過ぎの男は何故、殺されたのか。反対の棟で起こった九年前の事件と今回の事件を、一本のマニアックなホラー映画のDVDが繋いでいく――「此のすべて鏡像なる世界」 ということで帯を見てびっくりしたのですが、『腕貫探偵』シリーズも誕生20周年みたいです。大変個人的な思い入れで恐縮なのですが、ちょうど自分がミステリにのめり込みはじめた時期がこの辺りなので、なんだか感慨深さがありました。 本作に収録されているのは、「すべてその場の勢いで」「双死相殺」の短篇二本と「此のすべて鏡像なる世界」の中篇一本で、特に印象的なのが、ラストの中篇でした。『分かりやすさ』から背を向けた複雑な人間模様と倒錯した心理によって生まれた二つの事件が、推測を経て綺麗に繋がり、美しい結末を迎えます。
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