アリアドネの声 の商品レビュー
今まで早すぎる探偵とか、 ちょっとミステリーの1番面白いとこがぶっ飛ばされててあんまりなぁ、 なんて思ってたこちらの著者。 今回は打って変わって、 こんなどんでん返しある!!? って思ってしまった。 あとがきにも書かれてたけども、ヒューマンドラマがすごい!!!! そして、構...
今まで早すぎる探偵とか、 ちょっとミステリーの1番面白いとこがぶっ飛ばされててあんまりなぁ、 なんて思ってたこちらの著者。 今回は打って変わって、 こんなどんでん返しある!!? って思ってしまった。 あとがきにも書かれてたけども、ヒューマンドラマがすごい!!!! そして、構成がうまい!!!! 章ごとに少しづつ登ってきて、救助に近いたり、 都度ピンチを抜けて一つ一つクリアしていくとこなんか、みてて拳に力が入ってしまうし、 え?なに? 死んだお兄さんがどっかで? とか私はずーっと思い続けて、ミスリード。笑 いや、私の勝手な思い込みだったけど。 ラストもまさかそういうオチとは、、、、 帯に一生モノのどんでん返し! って書いてあったから、どんなだよー 大袈裟だよなぁ? なんて思ってたけど、 ちゃーんとひっくり返った。 そうきたか、、、でした。 ミステリーだけどミステリーじゃない。 でも、ちゃんとミステリー楽しめます!!! 最後、しっかり本持ってひっくり返ってください。 おぅ!そこかよ! と。 #アリアドネの声 #うわー #ひっくり返った #イノウエマギ #また読みたい!
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文庫で読了。 手に取る前から評判は耳に入っていたし、帯には大どんでん返しの文字…。 果たしてどんなミステリーが!?と思って読み出したらミステリーっていうか…ミステリーなのか?と、まさに「思ってたんと違う」だったんですが、ただヒューマンストーリー色は濃いめであり、かつ見えない・聞...
文庫で読了。 手に取る前から評判は耳に入っていたし、帯には大どんでん返しの文字…。 果たしてどんなミステリーが!?と思って読み出したらミステリーっていうか…ミステリーなのか?と、まさに「思ってたんと違う」だったんですが、ただヒューマンストーリー色は濃いめであり、かつ見えない・聞こえない・話せない方をどうやって救助するのか!?助かるの!?という部分が大変気になる話で、なおかつ火災と浸水が迫っているというタイムリミットまであってハラハラしながら話を読み進む読書体験としてはサスペンスなのかもしれません。 災害現場なので次々とトラブルも起こるし、舞台は地下建物でありながら独自の生活空間を築いている場所でもあるので想像しながら読み進めるのが難しいと思いきや、地図も用意されており何も難しいことはなくサクサク読めました。 とにかく先が気になる! で、やはり私も思ったのですが帯に大どんでん返し!と書いてしまってるのはいかがなものかと…。 大どんでん返しがあるならきっとこういうトリックだよね…と念頭においてしまっていたので、実はあんまりビックリしなかった。伏線もしっかり分かりやすかったし。 だけど前提として「大どんでん返しがある」という情報がなければ多分めっちゃビックリしてたと思うのです。 これほど「前情報なしで読みたかった」と思ったことはないかも。 ただ、主人公の心の成長であったり、人間関係や過去との向き合い方の変化だったり、そういう人としての心の成長もとても惹かれる物語があり、ミステリーとかサスペンスとか抜きでも大変読み応えのある一冊でした。
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・どうして23時から読み始めてしまったのか ・次の日は仕事なのにそのままぶっ通しで読み切ってしまった ・読みやすい文体と次々に起こるアクシデント大喜利 ・それをどう解決してドローンで見えない聞こえない話せない人を導くのか ・さらに中盤からは本当に障害があるのかというミステリー要素も加わる ・これは読むのを止める瞬間がない ・ラストの展開は妹が地下採光に落下したという報告でなんとなく察しがついたけど、これがミスリードで障害ありませんでした〜エンドじゃなくて良かった ・キャラの命名が上手いのか、名前覚えられない症候群の自分がすらすら覚えられたのも読みやすさの一因かなと思う ・ドローンに実装されてる技術凄すぎだろ
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帯にどんでん返しって書くのやめて欲しいなぁと中身に関係ないところで申し訳ないけど、そう思ってしまった。ピュアな読書体験が損なわれた感じがしてしまいます。 救出対象も小さな女の子を救出していたという構造はすごくおもしろかったです。それだけにどんでん返しって言われてるからって邪推してしまって、例の妹が全然出てこないってことは…とオチの予想がついてしまいました。 帯でネタバレされてなかったらどれくらい驚いたのだろうとか思うとちょっと悲しいです。
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最後の最後でのどんでん返し。 小説玄人は途中で気づく人もいるかもしれないけど、私はいっぱい食わされた。 欲を言えばもう少し先が読みたかったかな。
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絶望的な条件が重なるなかで、どのようにその状況を打破していくのか展開が常に気になる作品でした。 一方で本書を薦められるどんでん返しについて、推理しながら読む楽しさもあったので良かったです。
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いやちょっと面白すぎたな。帯の通りのどんでん返しのミステリーを期待して買ったけど、実際には泥臭いヒューマンドラマであり、ドローンを使った人命救助サスペンスであり、帯に書いたどんでん返しは…これどんでん返しか?これをどんでん返しと言うと失礼になる人がいるんじゃないか? 少なくとも作...
いやちょっと面白すぎたな。帯の通りのどんでん返しのミステリーを期待して買ったけど、実際には泥臭いヒューマンドラマであり、ドローンを使った人命救助サスペンスであり、帯に書いたどんでん返しは…これどんでん返しか?これをどんでん返しと言うと失礼になる人がいるんじゃないか? 少なくとも作者さんはそのつもりで書いてないんじゃないかなあ… もちろん小説として面白いんだけど、これ映像で見たらそれはそれでめっちゃ面白いだろうなーという印象だったので、妙な改変をしないプロデューサーは是非前向きに検討して欲しい。 あと我聞先輩がどんどんかっこよくなる。推しです。
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どんでん返しを期待してみるとがっかりする内容。 途中で行方不明になる人物、熱をもつバックパックで大体のオチがわかってしまうのでどんでん返しというフレーズに期待はしないほうが良い。
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次々起こるトラブルにハラハラしながら読んだ。 途中でオチが分かった人凄い。 普通にハルオと同じ意見だった。 ベタながらも、最後のお兄さんの夢でジーンときてしまう。 井上真偽さん、他の作品も読んでみたい。
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物語の中で紹介されていた、福島礼子さんが発案した指点字とその息子の智さんの物語の映画「桜色の風が咲く」を見たばかりだったので感慨深く読まして貰いました。ドローンを使った人命救助の中で発生した苦難を知恵と工夫で乗り切るシーンや文中でも良く出て来た言葉[無理だと思ったらそこが限界]が...
物語の中で紹介されていた、福島礼子さんが発案した指点字とその息子の智さんの物語の映画「桜色の風が咲く」を見たばかりだったので感慨深く読まして貰いました。ドローンを使った人命救助の中で発生した苦難を知恵と工夫で乗り切るシーンや文中でも良く出て来た言葉[無理だと思ったらそこが限界]が強く印象に残る作品でした。
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