ノウイットオール あなただけが知っている の商品レビュー
すごく好きな構成。コンセプトと主人公が異なる短編5話(推理、青春、科学(SF)、ファンタジー、恋愛)が全部繋がってて、エピローグで登場人物のその後がわかる構成。そして全部ハッピーエンド。犬がいた季節と、読後感がちょっと似てる。 SFとファンタジーは苦手だけど、この短編は面白かった...
すごく好きな構成。コンセプトと主人公が異なる短編5話(推理、青春、科学(SF)、ファンタジー、恋愛)が全部繋がってて、エピローグで登場人物のその後がわかる構成。そして全部ハッピーエンド。犬がいた季節と、読後感がちょっと似てる。 SFとファンタジーは苦手だけど、この短編は面白かった。 1話目がイマイチだったけど、2話目から面白くなってきて、続きが読みたくて夜更かししてしまった。 伏線が、別の短編で回収されるのとか、すごく楽しい。 売る
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ひとつの町に散りばめられた青春、ミステリ、SF、ファンタジー、恋愛の小説たちが最後にパズルのピースのようにあわさっていくという読み終わった人だけがわかる仕組みの小説。面白かったんですが、文体がちょっとだけ私にあわず、そこだけ少し辛かったかも…… 面白い作品だと思うので、気になる方...
ひとつの町に散りばめられた青春、ミステリ、SF、ファンタジー、恋愛の小説たちが最後にパズルのピースのようにあわさっていくという読み終わった人だけがわかる仕組みの小説。面白かったんですが、文体がちょっとだけ私にあわず、そこだけ少し辛かったかも…… 面白い作品だと思うので、気になる方はぜひ!
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全5章の全てがひとつの街を舞台に繰り広げられる。ミステリー、青春、SF、ファンタジー、恋愛の物語。 ジャンルは書き分けられているんだけど、「前の話のあの人か!」とか「あなたがママなのね」とか読み進めるにつれて繋がりが見えてきて最後にはひとつの“ノウイットオール”という作品にな...
全5章の全てがひとつの街を舞台に繰り広げられる。ミステリー、青春、SF、ファンタジー、恋愛の物語。 ジャンルは書き分けられているんだけど、「前の話のあの人か!」とか「あなたがママなのね」とか読み進めるにつれて繋がりが見えてきて最後にはひとつの“ノウイットオール”という作品になる。 なんでこれをデビュー作で書けるの? そして読み終わってからカバーを外してみる。 「読み終わるまで外さないでね」の約束をちゃんと守った。わたしだけが知っている繋がりに深みが増してぐっときた。 ギミックも含めて構成がよかった!
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話の一貫性ってところに関しては次の章に進むと話が全然違うってことがあって結構混乱しましたが、どの話も読んでないと後々分からなくなるのでそこは惹き付けられました。 きっと前回関係あったから今回も関係あるんだろうからと思うと話が色んなところに飛んでも最後まで読んでしまうという魅力があ...
話の一貫性ってところに関しては次の章に進むと話が全然違うってことがあって結構混乱しましたが、どの話も読んでないと後々分からなくなるのでそこは惹き付けられました。 きっと前回関係あったから今回も関係あるんだろうからと思うと話が色んなところに飛んでも最後まで読んでしまうという魅力があって、不思議な読書体験だなと感じました。
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「探偵小石は恋しない」が面白かったので、デビュー作のこちらも拝読。 一話ごとのジャンルが異なる連作短編小説というのは新鮮で面白かった。
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「探偵小石は恋しない」が面白そうだけど、 作者の本を読んだことがなかったので、 文庫化されている本書を購入 想像以上に面白かった。 登場人物は、ちょいちょい絡みながらも、 全く別のジャンルの短編でありながら、 全編を通して繋がっている。 小説だからこその面白さ。 ※映画でも...
「探偵小石は恋しない」が面白そうだけど、 作者の本を読んだことがなかったので、 文庫化されている本書を購入 想像以上に面白かった。 登場人物は、ちょいちょい絡みながらも、 全く別のジャンルの短編でありながら、 全編を通して繋がっている。 小説だからこその面白さ。 ※映画でも出来そうだけど、 やはり小説ならではのジャンル分け 未読の人にはわからないと思いますが、 QRコードもしっかり楽しめました
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こんな素敵な物語の締めくくり方を〈私〉は知らない、と〈私〉は知っている。この物語に出会ってしまったから。本書は舞台を共有する五つの物語で構成されている連作短編集です。別にそれ自体はめずらしいことではないか、と思います。でもこの作品では、ひとつの短編が終わるたびに、作品のジャンル...
こんな素敵な物語の締めくくり方を〈私〉は知らない、と〈私〉は知っている。この物語に出会ってしまったから。本書は舞台を共有する五つの物語で構成されている連作短編集です。別にそれ自体はめずらしいことではないか、と思います。でもこの作品では、ひとつの短編が終わるたびに、作品のジャンルも変わっていきます。ミステリ→青春小説→SF→ファンタジー→恋愛小説、というふうに。 じゃあノンジャンルでまったく別種の物語が展開されていくか、というと、そういうわけでもなく、物語同士は密接に繋がっています。帯には青崎有吾さんの〈「ひとつの街の中で極小のジャンル・リミックスに挑んだ『ノウイットオール』。分断も壁も幻想にすぎず、世界は常につながっている」〉という文章が載っていますが、まさにこの文章の通りで、どれだけ外枠が違っても、そこに垣根なんてなく、地続きになった世界が読者の目の前に広がっていきます。群像劇が好きなひとは特に心に刺さると思います。 ラストに添えられた掌編について、ネタバレになるので詳しいことは何ひとつ言いませんが、その物語の幕の閉じ方があまりにも素敵で、愛おしい余韻の残る作品でした。
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「読み終わるまで絶対に、このカバーを外さないでください。」という表紙を見て購入しました。章ごとに主人公が違い、各ストーリーのジャンルが違います。最後に全てのストーリーが繋がります。 エピローグのさらに後にQRコードが付いてますので、好奇心旺盛な方におすすめです。
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初読みの作者さん! 何やら企みがありそうな本で気になって読んでみました! 連作短編小説みたいでどこか違い、ひとつひとつの話のジャンル、主人公が違うのはよいの試み。 最後にどう繋がるのか楽しみにしてました。 単行本より追加の要素もあり。 ただひとつひとつの話は弱いのが残念。
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【ギミックメーカー・森バジル、デビュー作!】殺人事件、M-1優勝を目指す高校生、未来からの使者、魔族の戦、男女の恋…カオスな世界はどう繋がる!? 第30回清張賞受賞作。
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