パパたちの肖像 の商品レビュー
子育てに関するパパ(ママも)の苦悩の短編集。 「俺の乳首からはおっぱいは出ない」がお気に入り。上手く子供をあやす事が出来ない。筋肉を鍛えておっぱいを出すチャレンジ。物凄い馬鹿馬鹿しいけど、妙なリアリティがある。 他もほぼハッピーエンドだし、面白く読めた。
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確かにイクメンって言葉、気付いたら消えてたな 令和の今を生きる父親達が感じる居心地の悪さ、夫婦関係、子育ての辛さと喜びと。 「そういう家族がそこにある」夫が働き、妻は専業主婦になることを選択した夫婦。そんな二人の関係を奴隷みたいなもんだと強く否定する人。そうだけどそうじゃなくて、一つ一つの家族にそれぞれの形があって、一般論で片付けられる家なんてない。と話す人たちが印象的だった
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面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。
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読めてよかった。 子育てに悩むパパたちの叫びが、胸にズドンときた。 ママたちと同じくらい、パパたちもうまくできなくて泣きたくなる時があるんだ。 泣きたいのはママもパパも一緒なんだ。 子育ては、子どもと向き合うのと同時に、夫婦がお互いに向き合わないといけないチームプレーが必要なん...
読めてよかった。 子育てに悩むパパたちの叫びが、胸にズドンときた。 ママたちと同じくらい、パパたちもうまくできなくて泣きたくなる時があるんだ。 泣きたいのはママもパパも一緒なんだ。 子育ては、子どもと向き合うのと同時に、夫婦がお互いに向き合わないといけないチームプレーが必要なんだと、思い知らされた。 特に「俺の乳首からおっぱいは出ない」と「髪を結ぶ」は、泣ける。 乳児期に感じる焦りと、親としての自信喪失がこれでもかというくらいリアルに描かれていて、当時の記憶が蘇って、本当に泣いた。 パパにはもちろんおすすめしたいが、ママにこそ読んでほしいと思う。 パパの気持ちがわかれば、パパに対しても優しくなれる気がする。
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7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。 皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。 子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。 帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なん...
7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。 皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。 子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。 帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。 いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。
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静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=nQhxMpCe5LwlPWA8OpoYcQ%3D%3D
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【収録作品】 「ダディトラック」 外山薫 「俺の乳首からおっぱいは出ない」 行成薫 「連絡帳の父」 岩井圭也 「世界で一番ありふれた消失」 似鳥鶏 「息子の進学」 石持浅海 「髪を結ぶ」 河邉徹 「そういう家族がそこにある」 カツセマサヒコ それこそ多様性を認め合うことが大切だと思わされる。自分の意識も更新しないといけない。 家族の形に正解はない。 今うまくいっていても将来的に良い関係が続いているとは限らないし、どんなに大切に育てたつもりでも思うとおりに子どもが育つわけではない。 せめて、今自分ができる最善と思うことを誠実にするしかないのだろう。
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石持浅海さんの息子の進学、ふいに泣かされた!!息子が遠方の大学に旅立つシーンで。当たり前のように毎日おはよーとか言って一緒にいるけど、ずっと続くわけじゃないんだなぁ。旅立ったら淋しくなっちゃうなぁと思って。自分の学歴思考で子供の希望を閉じ込めないようにしなくては! カツセマサヒコさんの専業主婦家庭の話もよかった。競争からはみ出た家庭かもしれないけど、それでもいいなと思えた。 外山薫さんの損してる気分になってるパパの話も、妻がちゃんと家庭のことも考えてるのがわかって読んでてホッとした。
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行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった
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共働き育児経験者なら昔の自分達夫婦を思い出し、未経験者にはこんなものなのかと思わせる小説。 物語はかなりデフォルメされているが、子育てにおいて父親は母親には絶対的に敵わないという事は、当然のように再認識させてくれた一冊だった。 軽く読むにはちょうど良いと思う。
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