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眩光の彼方 の商品レビュー

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2025/10/23

眩光の彼方 プロ野球チームのスカウトの苦悩。ずっと推してる選手がいたり。元プロ野球選手が犯罪に手を染めたり。 非常に面白かった。読みやすく、感情移入もしやすい。

Posted byブクログ

2025/10/20

プロ野球、神奈川ブルーソックスのスカウト真柴瑞稀は元警察官。その職業眼を活かし大学野球で活躍する笠谷の本心を探る。選手の本当の気持ちとは裏腹にお世話になった指導者の立場を気にして進路を決めなければいけない理不尽さにやりきれなさを感じた。プロに入ってもずっと活躍できるのはごくわずか...

プロ野球、神奈川ブルーソックスのスカウト真柴瑞稀は元警察官。その職業眼を活かし大学野球で活躍する笠谷の本心を探る。選手の本当の気持ちとは裏腹にお世話になった指導者の立場を気にして進路を決めなければいけない理不尽さにやりきれなさを感じた。プロに入ってもずっと活躍できるのはごくわずかな選手だけ。戦力外通告を受け引退し転落人生を歩む選手もいる。瑞稀は選手の人生に全力でサポートし寄り添い続けていく最高のスカウトマンになってくれると信じている。

Posted byブクログ

2025/09/15

スカウトする、それはこれからの人生を背負う覚悟がいる 才能あふれる選手が揃うプロ野球の世界で活きる厳しさ また新たな視点からドラフト会議を楽しめる

Posted byブクログ

2025/08/24

スカウト目線で描かれるプロ野球界。面白い。スカウトは選手を見つけて、入団させて、そこで終わりではなくその選手の人生も背負っている。ドラフト会議とプロ野球を観る目が変わります。岡田さんはデビュー作も面白く、ますます注目ですね。

Posted byブクログ

2025/08/23

Amazonの紹介より あの日の選択は正しかったのか。 「プロにはいかない」立花国際大学の外野手・笠谷は、神奈川ブルーソックスのスカウト・真柴瑞稀の誘いを一蹴した。安定した生活を求めて社会人野球に進むと笠谷は言うが、元警察官の瑞稀は持ち前の洞察眼で、本心ではないと疑う。そこには、...

Amazonの紹介より あの日の選択は正しかったのか。 「プロにはいかない」立花国際大学の外野手・笠谷は、神奈川ブルーソックスのスカウト・真柴瑞稀の誘いを一蹴した。安定した生活を求めて社会人野球に進むと笠谷は言うが、元警察官の瑞稀は持ち前の洞察眼で、本心ではないと疑う。そこには、警察官時代にとある少年犯罪を未然に防げなかった後悔があった。他の有望選手を差し置いてドラフト上位に笠谷を推す瑞稀。スカウト陣から反対の声が上がるなか、瑞稀は笠谷の本当の想いを探り始めるが……。夢に翻弄される者たちを描く感動の物語! 今迄、様々な野球小説を読んできましたが、スカウトマンを中心にした物語は初めてでしたので、新鮮でした。 スカウトマンとしての苦悩や責任感、そしてスカウトされる側の光と闇が垣間見れて、新たな野球小説として楽しめました。 あまり知ることのなかったスカウトマンの世界。凄腕の選手をいかにして口説き、いかにしてプロへと成長していくのか。 球団に在籍させて、ハイ終わりではなく、その後の成長にも責任感が伴います。 ここでは、スカウトした選手が、後に犯罪を犯したことで、スカウトマンの責任や後悔といった心理描写もあって、読んでいて辛かったです。 スカウトマン視点だけなので、選手のおかれた状況で、なぜ犯罪へと手を染めたのかを想像するしかないのですが、言葉の表現で想像しやすかったためか、選手の苦悩が読み解けて、プロとしての責任、周りとの嫉妬、心の弱さが垣間見れて、心苦しかったです。 もちろん犯罪はしてはいけないことですが、プロ選手の苦悩も理解できるなと思いました。 何が起こるかわからない人生。色んな理由があるにせよ、犯した罪は罪ですが、それに巻き込まれる加害者家族の苦悩も胸が痛くなるばかりでした。 プロになったのがゴールではなく、これからもずーっと成長しなければなりません. スカウトマンはそこまで目を配らないといけないの⁉と思いはありつつ、プロ野球に留まらず、普通の会社でも通づるなと思いました。 スカウトマン=ヘッドハンティングする人や人事部の役目であり、それをどう見極めていくのか、そのさじ加減が大変そうと思ってしまいます。 あと意外だったのですが、スカウトマンは元プロ野球だけでなく、一般の人もなれることが驚きでした。 ここでは、主人公の真柴は元警察官ということで、人を見極める力が優れています。 スカウトされる側としては、新参者なので、野球の知識0で何がわかるといった嫌悪感はありつつ、徐々に距離感を詰めていくテクニックは凄かったです。 スカウトの世界を垣間見れましたし、選手達の苦悩、その人を取り巻く家族の苦悩も知れて、胸アツな作品でした。

Posted byブクログ