1,800円以上の注文で送料無料

ニュースが消える日 の商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/11/14

週3回発行の地元紙の記者。3人で取材から発行まで全部やる。面白そうだが、ものすごくたいへんだ。休みがない。時間も問わない。儲からない。 新聞が好きで、毎日読む。が、全国的に販売部数は減っている。子供たちは、全然読まない(うちの場合) そんな問題を、なんとかできる兆しが見えるのか?...

週3回発行の地元紙の記者。3人で取材から発行まで全部やる。面白そうだが、ものすごくたいへんだ。休みがない。時間も問わない。儲からない。 新聞が好きで、毎日読む。が、全国的に販売部数は減っている。子供たちは、全然読まない(うちの場合) そんな問題を、なんとかできる兆しが見えるのか?と思って読んだが… なんか、最後が中途半端過ぎて、モヤモヤ。

Posted byブクログ

2025/11/08

全国紙の記者を辞め、家業の地方紙の後継ぎとなった戸倉。再び取材する立場となった彼は、地域の広報誌的な役割が大きかった前崎日報をハードな記事も載せる新聞に変えてゆこうとする。そんな時、長年続いてきた保守系市長を破った若い新人市長が襲撃される事件が発生する。戸倉はこの事件に何かを感じ...

全国紙の記者を辞め、家業の地方紙の後継ぎとなった戸倉。再び取材する立場となった彼は、地域の広報誌的な役割が大きかった前崎日報をハードな記事も載せる新聞に変えてゆこうとする。そんな時、長年続いてきた保守系市長を破った若い新人市長が襲撃される事件が発生する。戸倉はこの事件に何かを感じ取り、深く取材し核心に迫っていく。 感想として、事件自体はそこまで盛り上がらなかったが、記者という働き方を興味深く読んだ。少なくとも昭和では花形職業だったわけだし。 日経と地方紙を毎朝読むのを習慣としているので、新聞は好きである。新聞を継続的に読むことは、世の中の流れを予測するのに確実に役に立つ、と思う。特に株をやっていく上において全体を広く、そしてある程度深く見るには新聞を丁寧に読むしか無いと考える。実際にそこから十分成果を受け取ることができた。TVやネットでは表層を浅く撫でるだけ(NHKの特集やテレ東のビジネスニュースはまだ良いが)なので、例えばこの度の日米交渉にしても内容を詳しく知るには新聞以外にない。記事のプロがその重要性に応じて見出し、記事量、構成をしてくれるおかげで、個人が端的に世の中の事を知ることができる。TVや無料のネットだけでは不可能なことだ。 配達制度も含め生きている間新聞という仕組みが存続することを願う。

Posted byブクログ

2025/11/05

元新聞記者による記者物小説 著者による記者物は出来不出来の振れ幅が大きいが本作は良の部類 相変わらず食い物の話など枝葉末節の描写が多すぎる 余韻をもった終わり方は好みではある

Posted byブクログ

2025/10/18

ちょっと予想と違った展開。途中までは横山さんを彷彿とした展開に引き込まれた。ただ、終盤、息切れか、尻切れトンボだし、論理展開もヨレヨレ。さすが堂場さん、新聞業界の現状よく描かれているが、説明責任放棄して廃刊はない。

Posted byブクログ

2025/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後があっけなく、まあこんな終わり方もありか・・・ ニュースが消える日、意味深なタイトル。 オールドメディア。古いものも新しいものもメリット、デメリットは相対し、淘汰されていく。 新聞という媒体、悪しき慣習が是正されれば、続いていくのか、なかなかに難しい問題。 いろいろな問題を投げかけた作品ではある。

Posted byブクログ

2025/09/23

戦時下の小説を読み終わったばかりだったので市長の襲撃や新聞などの衰退の話に平和さを感じるが現在は現在で色々と問題はある生きにくい世の中だと比較しながらも考えてしまう。新聞記者の仕事は全然知らなかったから一部を知れたし仕事の熱意も充分伝わる内容だった。

Posted byブクログ

2025/09/19

新潟とは書いてないが、長岡新聞記者物。堂場さんらしい作品だが、物足りない内容。なんか、薄いんだよなあ・・・

Posted byブクログ

2025/09/15

らしい作品だし、ある意味現代の政治家や地域そして新聞というものを鋭利に描いた作品でいい作品でした。 3012冊 今年240冊目

Posted byブクログ

2025/09/03

全国紙から実家の関係で地方紙に転身した新聞記者の話。 前段階が長くて、読むのをやめようと思ったほど。途中から筋書きが見えてきたが、最後まで読み通す。 作者の言いたいことは何だったのか。紙媒体産業の衰退?新聞記者魂に駆られる執念? どっちつかずの話は評価できず。

Posted byブクログ

2025/08/21

自分自身は新聞が身近であった時代を生きていないが、とても面白く読むことができた。今はネットで簡単に情報を得られて便利だ。だが、真実でないものもたくさん溢れている。見ず知らずの誰かが発した一言が事実のように拡散されることもある。だからこそ、真実を見極めるのは難しくなっている。正確に...

自分自身は新聞が身近であった時代を生きていないが、とても面白く読むことができた。今はネットで簡単に情報を得られて便利だ。だが、真実でないものもたくさん溢れている。見ず知らずの誰かが発した一言が事実のように拡散されることもある。だからこそ、真実を見極めるのは難しくなっている。正確に、真実だけを書く。そのために執念を持って追いかけ続ける。記者としての信念を貫く姿はとにかくかっこいい。

Posted byブクログ