らんたん の商品レビュー
なっがいけど、読みやすくてあっちにこっちに感情が揺さぶられるのに心は安定している感じがあった。今の方が時代の流れは早いって言われるけど、激動って言葉は明治~昭和中期くらいがぴったりって感じするな。そして激動の時代の話って男性も女性もみんな体力あるよな。と謎に感心してしまった。
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ようやく読み終わった!まさに大河小説。胸が熱くなる場面が多くあり、自分も日本で生きる女性として「らんたん」の光を受け継いでいかなければと強く思った。
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歴史小説とは知らずに手に取ったが、とても面白いし、出てくる人が次々偉人だらけ。 下手に歴史を学ぶよりとっても分かりやすい。
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めちゃくちゃ面白かった、、、史実を淡々と述べる作品でなくて、道とゆりの美しいシスターフッド、そして女性教育を解放して著名人の登場に度々胸が躍った。特に女性教育の始祖でもある梅子と捨松の死別シーンは本当に感動した。今私たちがこうして自由に生きられるのも、先人のおかげだと思うと、この...
めちゃくちゃ面白かった、、、史実を淡々と述べる作品でなくて、道とゆりの美しいシスターフッド、そして女性教育を解放して著名人の登場に度々胸が躍った。特に女性教育の始祖でもある梅子と捨松の死別シーンは本当に感動した。今私たちがこうして自由に生きられるのも、先人のおかげだと思うと、この自由を思う存分全うするのが、この時代に女として産まれたせめてものの使命なのかなと思う。
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恵泉女学園の創設者河井道の半生を描いた大河小説です。 津田梅子、野口英世、平塚らいてう、安中花子など偉人が次々出てきます。 登場人物を一人ひとり調べながら読むのも物語を面白くします。 「ババヤガの夜」など最近話題のシスターフッドですがこの小説でも描かれています。 恵泉女学園を創設...
恵泉女学園の創設者河井道の半生を描いた大河小説です。 津田梅子、野口英世、平塚らいてう、安中花子など偉人が次々出てきます。 登場人物を一人ひとり調べながら読むのも物語を面白くします。 「ババヤガの夜」など最近話題のシスターフッドですがこの小説でも描かれています。 恵泉女学園を創設するような女性が子供の頃は勉学が嫌いだったとは意外だった。
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河井道さんという女性を主人公にした史実を基にした小説。 当時の有名人いっぱい出てくる! 女子教育から女性の地位向上を目指す。 いまの私たち女性が自由に動き回れるのもこの時代の方々が頑張り踏ん張ってくれたおかげですね。 当たり前に享受できていることも昔は女性だからできなかったことも...
河井道さんという女性を主人公にした史実を基にした小説。 当時の有名人いっぱい出てくる! 女子教育から女性の地位向上を目指す。 いまの私たち女性が自由に動き回れるのもこの時代の方々が頑張り踏ん張ってくれたおかげですね。 当たり前に享受できていることも昔は女性だからできなかったこともある。 未来のためにも今度は私たちが奮闘する番だと思った。 なにかできることはないかとおもふ。
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ちょこっと手間取ったけど読み終えたしラストまでじんわり沁みてらんたんの題名が素敵だな希望の光あるから読めた。柚木麻子さんは浅田次郎の小説みたいだとぶっ飛んでると思っていたし(私にふさわしいホテルとか butterなんか読み応えサイコー) 長い事日本のくだらない夫家長制度に振り回さ...
ちょこっと手間取ったけど読み終えたしラストまでじんわり沁みてらんたんの題名が素敵だな希望の光あるから読めた。柚木麻子さんは浅田次郎の小説みたいだとぶっ飛んでると思っていたし(私にふさわしいホテルとか butterなんか読み応えサイコー) 長い事日本のくだらない夫家長制度に振り回された女性が行動す歴史を垣間見て、道先生の立ち振る舞いも最後の最後までブレない たね子の生徒を亡くして何も出来なかった言葉に対して意味がなかったが最後まで続けましょうがグッときます。間違いもあるけど諌めるユリとのシスターフッドの関係も良いですし、病室で道とユリとクスクス笑ってたのが最後まで分かち合う気持ちなのだなぁと思った
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あらすじの中に『河井道』とあり。。。 どこかで聞いたことがある。。。と、少しだけ図書館でページを捲ってみて、子供の頃に読んだ児童書で 知ったんだ!! と、懐かしくなって買った本。 女性解放と女性の学問の普及にその生涯を捧げたと 言ってもいいくらい、素敵でパワフルな女性。 なぜ...
あらすじの中に『河井道』とあり。。。 どこかで聞いたことがある。。。と、少しだけ図書館でページを捲ってみて、子供の頃に読んだ児童書で 知ったんだ!! と、懐かしくなって買った本。 女性解放と女性の学問の普及にその生涯を捧げたと 言ってもいいくらい、素敵でパワフルな女性。 なぜ日本は戦争に向かったのか。 常にこのことを思っていたけど、この本を読んで 気持ちが変化しつつある。 戦後、彼女がいなければこの国での女性の立場は どうなっていたか。。。もしかしたら、こんなに 伸び伸びと自由な生き方はできてなかったのでは!! と思うと、背筋がゾッとしてしまう。 日本にとっては『敗戦』という汚名ではあるけど、 (そもそも戦争を始めたのが汚名か。。。) 道先生がいてくれたからその後の女性の立場は大きく変わっていったことは、否定できないんだな。。。 『戦争』がもたらした唯一の『光』と『希望』そして 日本の後世に繋げる『平和』だったのかな。。。 大勢の犠牲と努力と叡智に、私たちの現在があることを忘れてはいけない!! そして、これから始まる朝の連続テレビ小説。 小泉八雲の日本を紹介した本があったからこその 今の日本!! 歴史の不思議。 誰ひとり欠けても現在の日本はなかった。 生まれるべくして 生まれた人たち。 この地球に生きる全ての人たちが、かけがえ無い命。 だからこそ!! 新潮文庫さん、NHKさん、大河ドラマか朝ドラで 取り上げて、多くの日本の人、果ては世界の人たちに日本が辿った戦前 戦中 戦後の日本を、この物語を 通じて知ってほしい!! そのくらい凄いストーリーでした!! 何より私は村岡花子さんもお話に登場したのが、 嬉しかった!! 『ANNE OF GREEN GABLES』 私の大好きな本の原書タイトルです。 さぁ!何のお話でしょうか。
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困った時に助け合う、シェアの精神は私も生きていくうえでお手本にしたいと思った。シェアの精神を次の世代に引き継いでいくの大事。 いつの世も、女性のライフステージの変化による友情関係が変わってしまう悩みは一緒なんだなあと思った。 恵泉出身なので、恵泉のイベントがどのような経緯でできたものなのか知れて良かった。 厳しい情勢でも楽しむことは大事だし、きちんと自分の意見を言える自立した女性でいたい。 感話の文化があったからこそ、他人の意見を否定せず色々な意見を受け入れる風土ができたのだなあと実感。
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私はシスターフッドものの物語が好きだ。 今までもいくつかそういった小説を読んできたが、恋愛感情抜きでお互いを支え合い共に歩むというのを体現したものはこの小説の他にないと思う。 読み進めるなかでわかったことですが、脚色されてはいるでしょうけど事実に基づいた話なんですね。自分の不勉強を恥じています…… この小説は著者の母校でもある恵泉女学園の創立者で、 明治の文明開化から始まり、昭和戦後に亡くなるまで女性の地位向上のために、時代の荒波に翻弄されながらも自分の理想を掲げ続けた実在の人物「河井道」先生の生涯を描いたものです。 数多くの今では歴史に名を残す人物たちとの出会いと別れ、同じ志を持ちながらも考え方の違いから対立する旧友たち、否応なく近づく戦争の足音。 数々の苦難に理想を阻まれつつも、持ち前の明るさや仲間たちの支えで信念を貫き通し、タイトルのとおり「らんたん」の灯を絶やすことなく、現代まで灯し続けている。 多くの助けがあったとはいえ、一人の人間がここまでのことができるんだと感激する一方で、今の自分はこれまで後世に残すようなことがなにかできているのだろうかと少し惨めになったりならなかったり…… 現在でも日本では男女が完全に平等だとは言い難いのも確かだけど、 多分、道先生の尽力がなければここまで来ることもできなかったのであろう。 世の中の男性には是非この本を読んでそのことを知ってもらいたいが、 700ページにも及ぶ大作でなかなかとっつきにくいとは思うので、ここは朝ドラか大河ドラマの題材にしてもらって広く普及するってのはどうですかね?
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