夜行堂奇譚(下) の商品レビュー
2025.8.31読了 一番好きな『獄夜古市』とか『竜雷時雨』とか『旬秋狐譚』が入ってなかったので、やっぱ面白いし単行本も買おう!となりました。1話完結なので読みやすいし特にストーリーの繋がりを意識しなくてもいいから、寝る前の1話にちょうどいい
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新エピソードと上巻の物語の別視点など。 上巻よりホラーっぽさが強くなりだいぶグロかった。 怪異より人の内面の醜さが際立つ。 ラストの話は切ない。 上巻では怯えてただけの大野木さんの見せ場有。
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人が一番恐いというのを実感する程の人の悪意。上巻で読んだ話を別視点から描かれるとこうなるのか。思考回路が全く理解できずその事に恐さを感じる、危害を加えられた千早の姿に静かにブチ切れる大野木の姿が普段の様子から想像できなくて、でもなんか良いなと思える。
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- ネタバレ
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上下巻まとめての感想 『夜行堂忌憚』は、「バディ×オカルト×怪談×謎解き」という好み直撃の要素満載。帯を見て思わず手を伸ばしてしまった。短編連作で軽快に読めるが、高校を舞台にした狗神による惨殺シーンは強烈で、小野不由美『魔性の子』を思い出した。『魔性の子』が中国由来の妖怪観を背景に異界の侵食を描くのに対し、本作の狗神は日本の民間信仰や祟り神の系譜に近く、土着的な恐怖を孕む。両者に共通するのは、人間には理解できない異界の理が日常を破壊する瞬間の不気味さ。軽い読み口ながら、異界観の比較という思わぬ深みを味わえた。
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2人ともクール系かと思いきや、意外とそうでもない…? まだ物語の序盤だからか、さらっとしてるな〜伏線かな〜というお話が多かった印象です。 今回まかれたたねが今後一気にぶわっと広がっていくのかなと思うと、続編が楽しみでなりません。(期待を込めての-1です) そして楸ちゃん気になる。...
2人ともクール系かと思いきや、意外とそうでもない…? まだ物語の序盤だからか、さらっとしてるな〜伏線かな〜というお話が多かった印象です。 今回まかれたたねが今後一気にぶわっと広がっていくのかなと思うと、続編が楽しみでなりません。(期待を込めての-1です) そして楸ちゃん気になる。好きな予感。 そしてのそして最後の話が一番印象的でした。 幸せでありますように。
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千早くんが不当な暴力にさらされると、静かにガチ切れる大野木さんが……ある意味これも彼の人間味のみられる行動で、個人的には大好きです。書き下ろしは、そうでしたね……彼女自身の恨みの念は、見えなかったんですよね。
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上巻があまりに中二感満載だったので、 下巻も買ってしまったから読んどくか…くらいの気持ちで読み始めたらノリに慣れたのかまあまあ面白く読めた。過去やこの先に繋がる登場人物たちもチラホラ出てきて話自体にエンジンかかってきたのかも。 続刊も文庫化されていくと思うのでもう少し続き読んでみ...
上巻があまりに中二感満載だったので、 下巻も買ってしまったから読んどくか…くらいの気持ちで読み始めたらノリに慣れたのかまあまあ面白く読めた。過去やこの先に繋がる登場人物たちもチラホラ出てきて話自体にエンジンかかってきたのかも。 続刊も文庫化されていくと思うのでもう少し続き読んでみたくなった。
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