壁打ちは最強の思考術である の商品レビュー
本書は内容が物足りなく感じられた。これは著者の置かれた環境が影響していると思われる。Yahoo時代から、現在の武蔵野大学含め若者たちに囲まれた生活を送ってきたためか、本書で描かれる「壁打ち」の相手は経験豊富な人物ではなく、著者より一回りも二回りも若い人々が想定されているように見え...
本書は内容が物足りなく感じられた。これは著者の置かれた環境が影響していると思われる。Yahoo時代から、現在の武蔵野大学含め若者たちに囲まれた生活を送ってきたためか、本書で描かれる「壁打ち」の相手は経験豊富な人物ではなく、著者より一回りも二回りも若い人々が想定されているように見える。そこに暗黙の上下関係が感じられ、違和感を覚えた。自分はフラットでいつもオープンマインドだ、という主張もわざわざ語るところがなんだか「時代遅れ感」というか、「オッサンの若作り感」が出てしまっている。そんなことは常識だし、自分で言うものでもないのだ。常日頃からマインドセットにしておけば良いことだし、著者は周りの若者たちから気を使われていることに気づいてない可能性すらある。 「僕たちのチームのつくりかた( https://x.gd/mp77b )」でも同様の印象を受けたので、もうこれは伊藤さんが”そういう人”なんだろう。 「壁打ち」の手法についてより深く学びたいのであれば、『すごい壁打ち( https://x.gd/WPqZK )』をおすすめしたい。
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壁打ちをされるうえで必要な心理的安全性の雰囲気を与えるにはどうしたらいいかと悩んでいたタイミングだったので、壁打ちをするフランクさやオープンマインドであることを学べてよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊藤羊一先生の著書ということで是非と思い読了。 今回は壁打ちというテーマでありましたが、Voicyでもたびたび聞くキーワードでしたし、個人的に壁打ちのノウハウ・メソッドは興味深い内容だったので、サクサク読んでしまいました。 (感想書くまでに時間はかかってしまいましたが…) 壁打ち=思考の整理を行い、進むべき道を作り上げる。 まさに最後に書かれていた内容の通りと思います。 自身はセルフ壁打ちをAIや自問自答しながらやっていましたが、これからは会社のメンバーとの機会も増やしていきたいと思いました。 ・「行動」の前には「思考」があり、整った思考があることで「行動」が量産されていく。「思考力」=「論理的思考」→壁打ちによって身につく ★モヤモヤしていることをとにかく言葉にする→それを打ち返してもらう。少しずつ形にして「Aha!」を見つけ出す。ラフな内容からスタートしてOK。 ★解決すべき問い(イシュー)を設定したところから壁打ちはスタート。 > ●●とは結局何?(what) > ●●は何のためにやっている?(why) > ●●をどう進めればいいか?(how) ・壁打ちをやる段階でイシューは決まっている(アジェンダ設定のイメージ)*ぼんやりでOK。ゼロイチをまずは作ることが壁打ちの目的。 ・壁打ち相手は聞き上手であれ。とにかく吐き出させてくれる人。(否定しない、自分の答えを言わない。相槌・共感・受容) ★壁打ちをする段階=不完全、”まだら状態”不完全なら不完全て最初に言ってしまう。そこから壁打ちが始まってアイデアが生まれる可能性がある。*無形を形あるものにするメソッド。 ★PJを進める中で起きる想定外=新しい価値が生み出される瞬間という証拠。その想定外が起きた時こそ壁打ちを行うとき。 ★常に仮説は変化するため、外れることを前提に考える。ズレが起きたら「そもそも~」に立ち返って目的などを整理する。 ★セルフ壁打ちだけに頼らない。バイアスがかかっていると思った時こそ他人との壁打ちを行うこと。自分のことを自分はあまりよくわかっていないという前提で考える。 ★大きなPJにこそ壁打ちが有効。「計画通りにいかないこと」を前提にモヤモヤしたら「壁打ち→実践」をループさせることでPJは進行する。壁打ちをすることは仲間ありきの行動のため、結果的に関係性が良好になる。 ■壁打ち相手になるために… ・良き壁打ち相手=オープンマインドな人。相手の話をFree・Flat・Funに受け止め、ありのまま受容してくれる人 *キラーワード「で、どういうこと?」 ・コーヒーをもってうろつく=手が空いているサインになる。立ち話=短時間で生産的な話をする ・「そもそもこれってあり?」という疑問に対してはその道の有識者を相手に壁打ちする(仮説検証時) ・非日常的空間の方がアイデアがふっと降りてくることがあるため、壁打ちには最適。 ★あえて「分かんないなぁ」と言ってしまう。→わからない相手に対して理解してもらうために自分の考えをもう一度整理しようとする思考のトレーニングになる。 *少しでも消化できないことに対して有効 → 相手の思考を動かす。 ★壁打ちの本質はこちらが答えを出さずに、話し相手が自分の中にある思考を見つけるサポートをすること。 ★オウム返し=ちゃんと聞いているというメッセージ。自分の話したことを客観視する機会になる。*要約や言い換えは控える。 ・動けないメンバーには問を投げる(答えは与えない)ネックなことを聞く。 ・終了の合図=「ここまでの話をまとめるとどんな感じ?」次回の約束「次はどこから話そうか?」 ★壁打ち=場づくり・関係性づくりをしながら、進むべき道を徐々に照らしていく思考。「何が大事か?」をチームで探り、挑戦するためのツール
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知らなかった知識が身についた 実践してみようと思った その上で、自分に合っているか判断して 活かしていこうと思います
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仕事で壁打ちをすると効率的に精度高くまとまることをなんとなく感じていたことがお作法としてまとめられておりスッキリした。 未完成で粗々でも問いを受けながら潜在的な感覚を言語化していくと自分でも気付かなかった視点が表層化するので威力はすごい。 問いかけが一番重要な気がする。
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形式ばった会議や相談でなく、ここに書かれている壁打ちを実際に行ってみたい。頭の中のモヤモヤの整理につなげたい。 「歩く マジで人生が変わる習慣」に事例として書かれていたメタやグーグルのように、歩きながら壁打ちをやってみてもよさそう。 ピラミッド・ストラクチャー、壁打ちと1on1や...
形式ばった会議や相談でなく、ここに書かれている壁打ちを実際に行ってみたい。頭の中のモヤモヤの整理につなげたい。 「歩く マジで人生が変わる習慣」に事例として書かれていたメタやグーグルのように、歩きながら壁打ちをやってみてもよさそう。 ピラミッド・ストラクチャー、壁打ちと1on1や雑談の違い、プロジェクトのはじまりの壁打ち・プレセスの途中の壁打ち・ふり返りの壁打ち、良い壁にいかになるか、といった内容が役に立った。
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仕事を進めるうえで「壁打ち」がいかに有効であるか理解できた。 また、壁打ちのタイミングや生成AIと壁打ちする際のポイント等も説明されていて、壁打ちをこれから身につけたい人向けだと感じた。 頭の中のモヤモヤを解消できずに仕事が滞る…なんてことが多くあるので、これからはどんどん壁打...
仕事を進めるうえで「壁打ち」がいかに有効であるか理解できた。 また、壁打ちのタイミングや生成AIと壁打ちする際のポイント等も説明されていて、壁打ちをこれから身につけたい人向けだと感じた。 頭の中のモヤモヤを解消できずに仕事が滞る…なんてことが多くあるので、これからはどんどん壁打ちをして論理的思考力を身につけたい。
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非常に軽い内容で、ネットの無料連載記事をまとめたかのような本。壁打ちによって、語彙力、論理的思考力などが向上すると思って手に取ったのが間違いだった。起業、企画などに関係する方々にとっては、実用的な本なのかもしれない。
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伊藤羊一さんの最新作は、ご自身の経験や学んだことに基づいて、「壁打ち」を誰でも・いつでも使える最強の思考整理ツールとして位置づけた一冊でした。 読み終えて特に心に残ったポイントは以下のとおりです。 1. 壁打ちを回す“3つの問い” •Why?(なぜそう思う?) •So what...
伊藤羊一さんの最新作は、ご自身の経験や学んだことに基づいて、「壁打ち」を誰でも・いつでも使える最強の思考整理ツールとして位置づけた一冊でした。 読み終えて特に心に残ったポイントは以下のとおりです。 1. 壁打ちを回す“3つの問い” •Why?(なぜそう思う?) •So what?(だから何?) •True?(本当に?) この三段ロジックで自分の考えを突き詰めると、モヤモヤが一気に言語化されます。 2. 家入一真さんの「5ワードだけ」チャット術 「おおおお/やばい/すごい/いいね/やろう」 たったこれだけで相手のモチベーションを爆上げできる、という実例が面白い! 壁打ちの場を温める“合いの手”にも応用できそうです。 3. AI × 人 ハイブリッド壁打ちのすすめ •AIで壁打ち → 人と壁打ち → AIで壁打ち •人 → AI → 人 の順番 どちらも「AIだけでは平均的な答えになるので、人の視点を必ず挟むべし」という提案が実践的でした。 著者が掲げるのは「壁打ちの民主化」。 高価なコーチや長時間の会議がなくても、“いつでも・誰とでも・短時間で” 思考を深められる――そんな希望が詰まっています。 仕事で企画を練るとき、プライベートで悩みを整理したいとき、手元に置いておけば確実に役立つ一冊でした。 次は実際に、AI+同僚との“サンドイッチ壁打ち”を試してみようと思います!
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壁打ちは最強の思考術である。ことに全く異論はない。 本は何言ってるかわからなかった。 本の内容とはそれるが、上司が壁打ちをよく行い、社風として・組織として、壁打ちしやすい環境を整えていることは重要である。
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