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江戸時代の文献から見る魚食の分析 の商品レビュー

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2025/09/20

江戸時代の魚食文化を料理本や川柳から読み解いてゆく。 ・刊行にあたって 序章 第1章 江戸時代の食文化・出版文化 第2章 『江戸流行料理通』 第3章 『誹風柳多留』・『誹風柳多留拾遺』 終章 料理本と川柳からよみとれる魚食文化 巻末資料、参考文献、参考サイト、あとがき・謝辞有り。...

江戸時代の魚食文化を料理本や川柳から読み解いてゆく。 ・刊行にあたって 序章 第1章 江戸時代の食文化・出版文化 第2章 『江戸流行料理通』 第3章 『誹風柳多留』・『誹風柳多留拾遺』 終章 料理本と川柳からよみとれる魚食文化 巻末資料、参考文献、参考サイト、あとがき・謝辞有り。 『江戸流行料理通』は当時の文人が贔屓にした 高級料理茶屋八百善の料理法が書かれた本で、 魚は特に鯛・鯉・鰹・ふぐの4種が紹介されている。 『誹風柳多留』・『誹風柳多留拾遺』は川柳選集。 庶民生活の中での魚介類を詠んだ川柳と、その現代語訳を 引用している。また、当時の魚のランク付けも紹介。 鮮度を保つのが難しい時代に、如何に保存し、処理し、 料理することと、かまぼこ等に加工する方法は興味深い。 う~ん、魚食文化という着想は良いのですが、これは論文。 料理本と川柳本の2種だけで、その本や現代語訳引用が多い。 出版文化と教育の説明は困惑する内容もあるなぁ。 出版社って・・・板元や本屋だよね? 終章にあるように、更に他の文献を調査しての研究を望みます。

Posted byブクログ

2025/08/08

図書館に新しく入っていたので気になって借りたが、中身は正直うーん。文章が稚拙で学生の論文の域を出ていない。当時の文献の説明や現代語訳が大半を占めており、結論も薄い。どんな魚が食べられていたか、など勉強になった部分もあったが…。

Posted byブクログ