渇愛 の商品レビュー
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筆者が、途中まで、「彼女側」に立ってしまっていたというのが、すごく自分でも身につまされた。どうしても女性の側に立ってしまうんだなあ、と自分を省みた。支援もなくして、これから彼女はどうなっていくんだろう…。戻ってきたとして、どうなっていくんだろう…。
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りりちゃん、なんかもっとその能力活かし方あったんじゃないかと思う。他人から望まれていることに敏感すぎたのか。どうかこれ以上りりちゃんが誰からも何も、奪われることなく奪うこともなく生きてほしいと思った。
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あまりこういった部類の本は読まないが、装丁に惹かれ読んでみた。 もちろん頂きりりちゃんのことはニュースで知っていたが、ノンフィクションなのかって思うくらい映画に出来そうな内容だった。
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頂き女子りりちゃんのお話。今年が去年話題になってた事件かな。 加害者側の報道が多くて、お金を渡した側がいけないとか言われがちな事件だったけど、被害者側の視点をみるととても同情した。自分もマッチングアプリの経験があるのでとてもよくわかる気がする。お金は渡さないけども…… 最後に出てきた映画監督のまともさと言葉が印象に残った。 困難を抱えている人を「ギバーおぢ」と型にはめて罪悪感を軽減することは悪だと。男性とか女性とか言う話ではないと。 加害者にも同情するところはもちろんある。 が、、 人生どうでも良くなってしまうとホストクラブにハマってしまうのかしらん
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加害者に加害者性を自覚させるためには、もともとあった被害者性を癒す必要があるというのを著者の方は理解していないように思う。 『ライファーズ』と合わせて語りたい内容であった。
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りりちゃんの奇抜さばかりが注目されていたが、事件の被害者の実像に迫っているのが新しい。 人を騙してはいけないという、当たり前のルールに立ち帰らなければならない。アイコニックに渡邊被告を信奉するのは、ナンセンスと言わざるを得ない。 彼女が最後まで自分の罪を理解できないことに、暗澹た...
りりちゃんの奇抜さばかりが注目されていたが、事件の被害者の実像に迫っているのが新しい。 人を騙してはいけないという、当たり前のルールに立ち帰らなければならない。アイコニックに渡邊被告を信奉するのは、ナンセンスと言わざるを得ない。 彼女が最後まで自分の罪を理解できないことに、暗澹たる気分になる。筆者の言うとおり、このまま彼女が服役したところで、更生はできるのだろうか。
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この本を読んだ後、いぬわん解散経由を実際にXで読んでひっくり返りました。 「だめだこりゃ…」の一言に尽きます。 ノンフィクションってこういう事か… 自分の住んでいる現実とあまりにかけ離れているからかいろんな立場の「可哀想な人」が登場しますが、あまり感情移入できなかった。こんな人...
この本を読んだ後、いぬわん解散経由を実際にXで読んでひっくり返りました。 「だめだこりゃ…」の一言に尽きます。 ノンフィクションってこういう事か… 自分の住んでいる現実とあまりにかけ離れているからかいろんな立場の「可哀想な人」が登場しますが、あまり感情移入できなかった。こんな人たちが日本に、歌舞伎町にたくさんいるんだな… 中学生の頃、暇だったから…のエピソードがとても印象に残った。もちろん悪いのは手を出した側ではあるけど…自分の中でモヤモヤが消化できずにいる。
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人を騙す側、騙される側のどちらも人の心の根底に愛情が枯渇していて、寂しさや満たされない心が存在しているように思った。加害者が罪を自覚するも、被害者への思いに驚いた。
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頂き女子りりちゃんの事件は、ニュースで聞いたのみだったが、本書を読んでもあまりに現実感がなく、小説を読んでいるような気分だった。 面白かったが、終わり方がなんともすっきりしない。でもそれが現実なのだからどうしようもない、と言う気もする。 「私も被害者」というりりちゃんの気持ちもわ...
頂き女子りりちゃんの事件は、ニュースで聞いたのみだったが、本書を読んでもあまりに現実感がなく、小説を読んでいるような気分だった。 面白かったが、終わり方がなんともすっきりしない。でもそれが現実なのだからどうしようもない、と言う気もする。 「私も被害者」というりりちゃんの気持ちもわかるなーと思う。
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読んでいくうちに、渦に巻き込まれていく感覚。 怖くてしばらく放置していたけれど、やっと読了。 安易に答えを出してはいけない気がして、まだ消化をするには時間がかかりそう…。
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