エヴァーグリーン・ゲーム の商品レビュー
チェスに人生を賭けた人達の群像劇。 初読みの作者さんでしたが、読みやすかったです。覚悟を決めて何かに取り組むときの熱さが迸っていて、登場人物みんなを応援したくなりました。 チェスのルールに詳しく無いのもあり、試合描写が増える後半よりも、各登場人物のルーツを描いていた前半の方が...
チェスに人生を賭けた人達の群像劇。 初読みの作者さんでしたが、読みやすかったです。覚悟を決めて何かに取り組むときの熱さが迸っていて、登場人物みんなを応援したくなりました。 チェスのルールに詳しく無いのもあり、試合描写が増える後半よりも、各登場人物のルーツを描いていた前半の方が好み。逆にチェスのルールがわかっていれば2倍楽しめるのかも。
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面白い! 本屋さんで煌びやかな表紙に惹かれて購入。チェスは国境を越える。 小児病棟でチェスをきっかけに出会い切磋琢磨した仲間。チェスに生きる楽しみを見出した盲目の少女。アウトローながらチェスだけに人生を賭ける男性。チェスに熱量を注ぐ人たちの出会いと別れを描く。
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チェスを通して 様々困難を乗り越えつつ 戦友が生まれる スポーツで言うノーサイド精神が胸熱 そしてお前いい奴じゃんと ラストもしかしてのうるうる チェスゲーム覚えて再読しよ
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「チェスと命と、どっちが大事かわからないの?」終盤のこの質問に対する答えがこのお話の全てだと思う。この人物が出てくる意味ある?とかこのシーン、このセリフ必要?みたいに思うところがあったが、読後、全てが必要だったことがわかる。楽しかった。
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なんたって櫛木さん読後の本ですから、本来秘めていた爽やかさが5割り増し。「読んで良かった」感、満開。幼い頃の読書体験思い出すことしきりなひと時でした、ごちそうさま。
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チェスに魅了され、チェスに人生をかける登場人物達の物語。 チェスの知識はまったくないけど、登場人物達の心情の描写がとても丁寧で、気付いたら感情移入するようにのめり込んで、読み進める手が止まらず。終盤はほぼ息を止めて読んでいたような。 どの登場人物も魅力あるキャラだっので、チェス...
チェスに魅了され、チェスに人生をかける登場人物達の物語。 チェスの知識はまったくないけど、登場人物達の心情の描写がとても丁寧で、気付いたら感情移入するようにのめり込んで、読み進める手が止まらず。終盤はほぼ息を止めて読んでいたような。 どの登場人物も魅力あるキャラだっので、チェスプレイヤー以外の目線のスピンオフなんかも読んでみたいかも。
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装丁が綺麗でレトロな感じもある所に惹かれて購入しました。 チェスは知らないのに、ひきこまれて直ぐに読み終えました。
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チェスのルールが文面だけだと、正直難しかったけど、チェスに狂わされた人間模様が新人賞受賞作には思えないくらい鮮やかに描かれていた。スポーツ漫画のような熱を感じた。映像化も面白そうな作品だと感じました。
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紀伊國屋パトロールして帰り際、片隅にコーナーが設けられており、デビュー作&興味をそそるチェスのポップに惹かれて購入。 チェスに出会い、人と出会い、自分の可能性に出会い。。 夢中になれることがあるって、お金とか名誉とか関係なく、それだけで幸せないことなんだって。 自分って...
紀伊國屋パトロールして帰り際、片隅にコーナーが設けられており、デビュー作&興味をそそるチェスのポップに惹かれて購入。 チェスに出会い、人と出会い、自分の可能性に出会い。。 夢中になれることがあるって、お金とか名誉とか関係なく、それだけで幸せないことなんだって。 自分ってなんでこんなに〇〇が好きなんだっけ?って悩んだ時に読むと気持ちがリセットできる一冊。 チェスについて全く何も知らない状態で読んでも、盤上の駒が躍動するイメージがありありと浮かび上がって読む手が止まらず。著者のチェスに対する熱い想い、熱量も伝わってきた。 久々に小説を読んだけど、やっぱこういう作品の読後感を味わうとまた小説に傾倒しちゃいそうだなぁ〜
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重たい病気と戦う子供達の心情の描き方に心打たれてボロ泣き。 チェスは脇役、メインはチェスにのめり込む子供達や大人が直面する環境や心情。
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