汝、星のごとく の商品レビュー
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おもろしかった めちゃくちゃ綺麗な文章で描かれた恋愛物語 それだけじゃなくてヤングケアラー、子離れできない親、不倫、飲酒など現代に蔓延る問題も描かれている 読みやすい文章であっという間に読破 自分がしたいことをするのが一番である
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【2025年読書記録No.9】 小さな島で出会った2人。 共通点は17歳という若さにして自分の人生を生きることができていなかった。そんな2人は惹かれ合い、支え合ったいるうちにいつの間にか恋に落ちる。 ずっとこの関係が続くと思っていた。 そんな2人の切なくも愛おしいストーリーにペ...
【2025年読書記録No.9】 小さな島で出会った2人。 共通点は17歳という若さにして自分の人生を生きることができていなかった。そんな2人は惹かれ合い、支え合ったいるうちにいつの間にか恋に落ちる。 ずっとこの関係が続くと思っていた。 そんな2人の切なくも愛おしいストーリーにページをめくる手が止まらなかった。 読んだ後のあの余韻は忘れない。
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凪良ゆうさんの描く、周囲には理解されない、本人にしか分からない幸せの形は、本当に読者の心を締め付けます。本当は到底理解なんてできてないはずなのに、物語を読むうちに理解かのような出来た気持ちにさせられるのは、書き手の力なんだと感じます。何一つ意図が伝わっていないまま勝手に結論付けて飲み込む不器用な人たちが、意図を真っ直ぐ本気で伝えてくれる人たちに何度も何度も救われて、救いの手を払っても掴んでもらってようやく自由になりますが、残された時間は本当に短いものです。それでも彼女が選び、掴んだ幸せを誰が否定できるでしょうか。少しこてこて過ぎる京都弁も、ええやんと流しましょうか。
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単行本のときに一度読んでいたので、文庫化をきっかけに再読。 当時は評価に★5つをつけて、「読み応えがあった」と書いてあるのに、いろいろなところでの高評価を目にするたび、「どんな話だったっけ?」と思い出せず、自分の感想を見てもどんな物語だったのか思い出せなかった。続編として出た作品...
単行本のときに一度読んでいたので、文庫化をきっかけに再読。 当時は評価に★5つをつけて、「読み応えがあった」と書いてあるのに、いろいろなところでの高評価を目にするたび、「どんな話だったっけ?」と思い出せず、自分の感想を見てもどんな物語だったのか思い出せなかった。続編として出た作品を読むにあたり、再読。 いろいろな問題が描かれていて考えさせられたし、すれ違いの展開には切なさもあって、ストーリーに引き込まれて一気読みした。以前読んだことを覚えていなかったのは、心に深く残らなかったからかもしれない。 複雑で重い内容なのに、どこかきれいな物語だった。高評価なのは納得できる。そんな本を読んだのにどうして覚えていなかったのだろう。 お金の使い方が雑になっていくこと、東京の刺激に慣れてしまい、それ以外の場所の人の日常を退屈に感じてしまうようになること、仕事を言い訳に人の気持ちを後回しにしてしまうこと、、、そんな、誰にでも起こりそうなすれ違いが、自分にも重なって、少しつらかった。 家族を捨てて出て行く父親、息子よりも恋人を優先する母親、出て行った夫に囚われて娘に負担をかける母親、極端な人物が多かったのが、心に残らなかった理由かもしれない。
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暁美は30代にして老人と同じ様な感性に辿り着いたと思います。暁美にとっての苦しんだ20代があったからこそ暁美の今があります。 最後暁美の愛する人である櫂と僅かに一緒に過ごすことが出来ましたが櫂を亡くした今暁美は20代の櫂との空白期間を思い返して何を考えるのでしょう。その苦しんだ...
暁美は30代にして老人と同じ様な感性に辿り着いたと思います。暁美にとっての苦しんだ20代があったからこそ暁美の今があります。 最後暁美の愛する人である櫂と僅かに一緒に過ごすことが出来ましたが櫂を亡くした今暁美は20代の櫂との空白期間を思い返して何を考えるのでしょう。その苦しんだ20代があったので(暁美が手に入れたものや捨てたもの全てが)櫂と想い合う暮らしに繋がりましたが…暁美にはまだ長い人生が待ってます。 この先何を考えてどの様な変遷を辿っていくのか気になりました。 櫂の思い出を抱えて生きていくことはとても苦しいと思います。ですがきっと暁美には櫂しかいないでしょう。30代にして達観の境地そして最愛の人との死別残された人生を考えます…。 読んでいて始終苦しい思いでした。
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すごく読みやすい文章で、苦しくて、それ以上に尊い人間の生き方が描かれていた。 すごく好きだけど、読み返すのに勇気が必要そうだ。
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装丁が美しさに惹かれて購入した。どうにか2人が幸せになってほしいと、願いながら読み進めた。痛みを感じる場面はたくさんあったけど、それすらも尊くこの感情を忘れたくない。私も瀬戸内海をみる機会が多かったので、あの穏やかさに閉じ込められる感覚が少し分かった。お話は終始重かったけど、読後...
装丁が美しさに惹かれて購入した。どうにか2人が幸せになってほしいと、願いながら読み進めた。痛みを感じる場面はたくさんあったけど、それすらも尊くこの感情を忘れたくない。私も瀬戸内海をみる機会が多かったので、あの穏やかさに閉じ込められる感覚が少し分かった。お話は終始重かったけど、読後感は強くあろうと思える不思議な感覚。読んでよかった。
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読む自分の心を自由にさせてくれる作品であると感じました。 私たちは気付かないうちに社会の決められた型で生活し、思い悩み、不幸にも幸せにも考え方によって流されていくと読んでいて思いました。 その当たり前の考え方を変化させた時、自分自身が受け入れた時に、幸せは掴み取れることが今回大変...
読む自分の心を自由にさせてくれる作品であると感じました。 私たちは気付かないうちに社会の決められた型で生活し、思い悩み、不幸にも幸せにも考え方によって流されていくと読んでいて思いました。 その当たり前の考え方を変化させた時、自分自身が受け入れた時に、幸せは掴み取れることが今回大変印象に残りました。
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気持ち的には3.8くらい。 好きで何回も読み返すってコメントよく見るけど、みんなすごい^^; 途中切なすぎてつらい 島育ちだから共感出来ることも多々。Nのために感ある。櫂の所に行く道中の、暁海と北原先生のシーンがとても好き。 自分は周りの人に支えられて生きている事に感謝しない...
気持ち的には3.8くらい。 好きで何回も読み返すってコメントよく見るけど、みんなすごい^^; 途中切なすぎてつらい 島育ちだから共感出来ることも多々。Nのために感ある。櫂の所に行く道中の、暁海と北原先生のシーンがとても好き。 自分は周りの人に支えられて生きている事に感謝しないといけないと思えた。愛する人のために人生を誤るって言葉がすごく印象に残った。読み終わった時の喪失感?余韻100%
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話題だったので読んだ。 さっさと読めば良かった。 とても読みやすく、シンプルな言葉で爽やかな読み心地なのにそれがリアルで心に刺さる。 愛する男のために人生を誤りたい すごい言葉だった。
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