身近な人を自死で失うということ の商品レビュー
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まずはこの本に寄稿してくれた方々に感謝したいと思います。悲しい出来事を振り返って言葉にする過程は、大変心苦しかったと思います。 ありがとうございました。 とてもとても、複雑な想いで読みました。読めば読むほど、なんといったらいいのかわからなくなりました。 ただ言えるのは、何か悩...
まずはこの本に寄稿してくれた方々に感謝したいと思います。悲しい出来事を振り返って言葉にする過程は、大変心苦しかったと思います。 ありがとうございました。 とてもとても、複雑な想いで読みました。読めば読むほど、なんといったらいいのかわからなくなりました。 ただ言えるのは、何か悩み事があった時に相談できる人の存在の大切がわかりました。 また、 自死で亡くなることに対して、差別や偏見があったり、自殺をなかったことにする遺族もいるようですが、その人が人生を全うして生き抜いたということはわかってほしいです。 ある有名人が 「となりで酒を一緒に飲んでくれる人がいれば、人は死なない」 と言っていました。 本当にそうだと思います。少なくとも、可能性は低くできると思います。 みんなが心ラクに生きられる明るい世界になったらいいな。
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「いまの自分には桜はまぶしすぎて見られないんだ」という言葉を残して亡くなった男性の言葉が切ない。 自死遺族の場合は、喪失そのものに加えて、周囲からのスティグマにも苦しむということがよくわかる。「どうして」と「何かしてあげられたのでは」とのはざまで苦しみながら、「誰も悪くない」とい...
「いまの自分には桜はまぶしすぎて見られないんだ」という言葉を残して亡くなった男性の言葉が切ない。 自死遺族の場合は、喪失そのものに加えて、周囲からのスティグマにも苦しむということがよくわかる。「どうして」と「何かしてあげられたのでは」とのはざまで苦しみながら、「誰も悪くない」という言葉に救われる遺族の気持ちがよく伝わってきた。
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読んでてぼろぼろ泣いてしまった。 悲しみや後悔や苦しみがしんどかった。 あとは、あのとき、自死した後輩のお母様に言った一言は、本当に無神経だったなとか。 「結局人の悲しみや苦しみに本当に寄り添えるのは、その場に存在している真摯なつながりと、そこから出てきた本当の思いやりの言葉し...
読んでてぼろぼろ泣いてしまった。 悲しみや後悔や苦しみがしんどかった。 あとは、あのとき、自死した後輩のお母様に言った一言は、本当に無神経だったなとか。 「結局人の悲しみや苦しみに本当に寄り添えるのは、その場に存在している真摯なつながりと、そこから出てきた本当の思いやりの言葉しかないんだ」ってことが沁みた。 うつの人に「がんばれ」って言っちゃだめとか、いろいろあるけど、そうやって一般化できるものじゃない。 じゃあ何ができるのかっていったら、そこで苦しんでいる人に寄り添って、ただその人にだけ意識と関心を向けて、「共に在る」ことだけなんじゃないかな。 「父の死は究極的に「父のもの」であって、ほかの人が「ああしていれば」「こうしていれば」というくらいの後悔で、簡単に「分かったり」「変えたり」できるようなものではない、と思うようになりました。」(P.75)
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自死の周辺の人間のグリーフケアの本。自死遺族というスティグマが根深いという視点はなるほどなというのと、追い込まれるのもそれを受け入れるのも周囲の人間次第。現在のグリーフケアの考え方も過渡期という事で、多死社会となる今後はまた在り方が変わってくるんだろう。
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とても重い内容の本だ。読んでいてつらくなることが何回かあった。 まず自殺と自死の使い分けの意味を知り、遺族の想いや考え方が千差万別であることを知る。そもそも自殺のパターンわけが難しい。それぞれの状況が千差万別なため、遺族が受ける気持ち、影響も全然違う。 カウンセリングが邪魔に...
とても重い内容の本だ。読んでいてつらくなることが何回かあった。 まず自殺と自死の使い分けの意味を知り、遺族の想いや考え方が千差万別であることを知る。そもそも自殺のパターンわけが難しい。それぞれの状況が千差万別なため、遺族が受ける気持ち、影響も全然違う。 カウンセリングが邪魔になることすらある。 時間が解決するかというとそうでもなく、いつまでも解決しないことが多い。 読了35分
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