ティータイム の商品レビュー
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表題作が一番面白かった。 コミカルな筆致でありつつ細部の描き方がリアルで上手く、主人公に感情移入させられた。少年が語った日常が本当だったのか、まんまとやられたということなのかもあやふやなまま、兄妹とのティータイムを経てなぜか明里の気持ちの持ちようが変わっているところが面白い。読者をゾッとさせるが読後感は悪くなく、他の作品も読んでみたい。
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初読み作家さん。この方はインドが好きなの?わけわからなくて面白いタイプの作品で嫌いじゃない。ティータイムと悪いサンタの話が良かった。
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表題の「ティータイム」。温泉地の旅館で働くスタッフのリアルな描写に驚いた。作者は実際に温泉地で働いた経験があるのでは。 他の3作品は途中で飽きてしまった。(最後まで読んだけれど)。 表紙の装丁・装画も私は無理。この著書の作品は申し訳ないが、もう読むことは無い。
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人を安易に信じてはいけない。 人の闇には、本人にも相手にも疑心暗鬼を生み出し、そもそも本当は寂しいのだけど、病みとしてしか表現できない、のではないかな。 短編を読み進めていくと、表紙のイメージがしっくりくる。途中で少し飽きてしまったので星3つ。
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4編、どれも圧倒的な威力とぞわぞわ感。 1編読むごとに、怖さが増してきて、前作をも忘れさせてしまう不思議。 ホラー小説といっても、過言でない? 装丁と挿画の不穏さがマッチして、なるほどこのピンクの色がピッタリくる。 著者の熱量が伝わってきた。 芥川賞受賞作、読んでみようっと。
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奇想天外な短編集 どの話も現実離れしているが、小気味よくさらっと読めた 特に最後の変なサンタクロースに捕まった男の不幸な話は凄く面白かった ここまで不幸が重なると笑うしかないというくらい、主人公に同情させられた この作家は知らなかったので別の作品も読みたいと思った
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4つの物語が書かれていた。 少し読みにくい部分もあったが、 どの話も独特の世界観で面白かった!! 子供たち。。インド。。 網棚。。サンタクロース。。 2025/07/13 読了。
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