星の子 の商品レビュー
野間文芸新人賞 本屋大賞7位、キノベス5位、 芥川賞、坪田譲治文学賞候補 近くの図書館の新着本にこの大活字本があったので手に取る。やはり大活字本は私のような年齢のものには読みやすいが、この本は一冊でおさまったものの、活字が大きいので数冊に分かれていたり、一冊あたりも重かったりす...
野間文芸新人賞 本屋大賞7位、キノベス5位、 芥川賞、坪田譲治文学賞候補 近くの図書館の新着本にこの大活字本があったので手に取る。やはり大活字本は私のような年齢のものには読みやすいが、この本は一冊でおさまったものの、活字が大きいので数冊に分かれていたり、一冊あたりも重かったりする。お年寄りが図書館から持ち帰るのも大変だろう。(『星の子』の大活字本もけっこう重い。) 『星の子』は、主人公の女の子が赤ちゃんの時にどうしても治らなかった皮膚病が、父親の同僚の勧める水を塗ることで完治した為、カルト宗教にのめりこむ両親と、主人公の話。 同じ著者の『むらさきのスカートの女』同様、読みやすい。 主人公は、両親の愛情を受けて育ったからか比較的、素直な子であり、その宗教について級友や親戚から何かを言われても、宗教を否定はしていないが、のめり込んでもいない。 宗教二世の悲惨な物語を予想していたが、そうでもなかったが、この後どうなるのかわからないところで終わってしまった。 芦田愛菜主演の映画もあるので、ぜひ見てみたい。
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