そんな部屋、あります!? の商品レビュー
不動産屋さんで働く、麻琴さんのお話。 いろいろあるけど、誠実に仕事して、ステップアップするところまで。
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私が不動産をテーマにした話が好きなのは、家が好きだからなんだと思う。 今はもう家を建ててしまったから、これからどんな部屋に住もうか等と考えることは恐らくないと思うが、物件を探している人を見るのも、物件の紹介もかなり興味がある。もういっそのこと、不動産業界に転職しようかしら……笑 ...
私が不動産をテーマにした話が好きなのは、家が好きだからなんだと思う。 今はもう家を建ててしまったから、これからどんな部屋に住もうか等と考えることは恐らくないと思うが、物件を探している人を見るのも、物件の紹介もかなり興味がある。もういっそのこと、不動産業界に転職しようかしら……笑 しかし、不動産業界はもちろん楽しいことばかりではない。多大な時間をかけて関わった客でも、あっさりと物件を断ってくることもあるそうで、なかなかシビアな世界でもある。 本書の主人公である麻琴も、どんな部屋を紹介しても断られてしまう客、部屋探し中に喧嘩し始める夫婦等様々な客達に手を焼いている。 麻琴のすごいところは、客の本当に求めていることを知ろうとするところだ。営業成績に繋がるからというのもあるが、じっくりと客一人ひとりの生活やら何やらを考えていたら、いくら時間があっても足りないだろうに。 客自身でも気づいていないことに気づき、的確に物件を紹介していく彼女の姿はかっこよかった。 仕事は良い感じなのに、恋愛面が何だか踏ん切りつかない中途半端な状態なところなんかは、読んでて若干だるかったが、ラストで綺麗に蹴りをつけたので良し。
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書店で見かけて面白そうだと思った。 不動産仲介店に勤務している主人公が、いろんな条件で部屋を探しに来るお客さんの考え方や人生について知り、そして自分の人生も考える、という内容。 話がすごくリアルで、実際にいそうな主人公。付き合っている人と別れない理由も、本当にそう考える人がい...
書店で見かけて面白そうだと思った。 不動産仲介店に勤務している主人公が、いろんな条件で部屋を探しに来るお客さんの考え方や人生について知り、そして自分の人生も考える、という内容。 話がすごくリアルで、実際にいそうな主人公。付き合っている人と別れない理由も、本当にそう考える人がいそう。バリバリ働いて、お酒も強くて、親友もいて充実してそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
賃貸仲介部門で働く主人公真琴。 物件探しに訪れるお客さんとのお話パートと 親友の営む居酒屋や行きつけのバーに行くプライベートパートで展開されるお話。 お仕事小説なのか、グルメ小説なのか… 好みが分かれそうなお話かなと思った!
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お仕事小説。面白かった! 真琴はこんな彼氏と別れられて良かった。 こういう親友のやってる美味しいお店があるっていいなぁ。
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客相手の仕事は何でも難しい。不動産会社に勤める真琴は6年付き合う彼がいる。その彼も、女は家事をするものと思い込みの男である。今は男女平等同じである。早く帰った人が食事の支度60代70代後半の人のようにはいかない。生き方を探す真琴の決断は良かったかも。
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引越しを考えていて手に取った。不動産側の気持ちが分かり、また現実的な色々な家族問題をかかえた客達に分かるなーと思いつつ読んだ。夫婦関係、色々な家族観をかいまみて面白かった!
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より良い物件を探してもらうには信頼できそうだけど、何となく"お一人様はかわいそう"という感じが漂っているところがいけてない。
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不動産賃貸や売買特有のお仕事小説を期待していたのですが、印象に残ったのはカクテルでした。食の情景は秋川さんですのでよく伝わりましたが個人的には消化不良です。
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水曜日の9時くらいから放送する 連ドラのような作品。 主人公は不動産仲介の営業。 引っ越しは人生の転機。 客の変わり目に触れながら、 自身の変わり目を省みる。 印象としては主人公がひと昔前より5歳くらい年齢が上がったな、ということ。 これが世相かな、というところではあるけれど...
水曜日の9時くらいから放送する 連ドラのような作品。 主人公は不動産仲介の営業。 引っ越しは人生の転機。 客の変わり目に触れながら、 自身の変わり目を省みる。 印象としては主人公がひと昔前より5歳くらい年齢が上がったな、ということ。 これが世相かな、というところではあるけれど、 見なければいけない現実のことも考えると こういう悩みはもう少し早い段階で持った方がいいよなあ、とは思ってしまう。
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