救われてんじゃねえよ の商品レビュー
信じられないというか、虐待とか貧困とかで報じられる光景で始まるが、なんで逃げないのか?親とはいえ、なんでそこまで子どもがしてあげるのか?なんで、それに耐えられるのか? 少しわかったような気が…しないでもない。が、やっぱりわからん。と思いつつ、これが実話に基づくものなら、理由がある...
信じられないというか、虐待とか貧困とかで報じられる光景で始まるが、なんで逃げないのか?親とはいえ、なんでそこまで子どもがしてあげるのか?なんで、それに耐えられるのか? 少しわかったような気が…しないでもない。が、やっぱりわからん。と思いつつ、これが実話に基づくものなら、理由があるのかなぁ、と「縋ってんじゃないよ」を読んで思った。
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貧困とヤングケアラーが同時、というのが伝わってくる。片方なるともう片方もなってしまうんだろう。他人事ではなく狭間に落ちてしまう人はたくさんいる。周りが行政を頼ったら、というのは簡単でも本人にはできない理由、やりたくない理由があるのだろう。3章それぞれのタイトルがぴったり過ぎて辛い...
貧困とヤングケアラーが同時、というのが伝わってくる。片方なるともう片方もなってしまうんだろう。他人事ではなく狭間に落ちてしまう人はたくさんいる。周りが行政を頼ったら、というのは簡単でも本人にはできない理由、やりたくない理由があるのだろう。3章それぞれのタイトルがぴったり過ぎて辛い。ヒオカさんのように脱出して生きなおす、それができる世の中になるといい。でもわたしもいつ落ちるかわからない状況で、申し訳ないけど助ける余裕もないのが実情。せめて体を壊すことがないといいなと思う。
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強烈な小説だった。 17歳の沙智は、放漫な金遣いをし妻の介護に無頓着な父親を見切り、難病を患った母親の介護を否応なく引き受けていた。 難病である母親の悍ましい口臭や糞尿の匂いが、家族の過ごす万年布団の八畳間に漂う描写に、沙智の介護の異常な辛さが嫌というほど突きつけられる。 地元企...
強烈な小説だった。 17歳の沙智は、放漫な金遣いをし妻の介護に無頓着な父親を見切り、難病を患った母親の介護を否応なく引き受けていた。 難病である母親の悍ましい口臭や糞尿の匂いが、家族の過ごす万年布団の八畳間に漂う描写に、沙智の介護の異常な辛さが嫌というほど突きつけられる。 地元企業へ就職させたい母親の妨害のため、オンラインでの番組制作会社の一次面談に割り込んできた母親の醜態や、エントリーシートに付いた母親の便など、沙智の置かれた環境に絶望的な悲哀を感じてしまう。 しかし沙智も母親を簡単に切り捨てられない複雑な思いがある。 身内に便を垂れ流し徘徊する老いた母親の介護をする者がいるだけに、17歳の沙智の感情の揺れを痛感してしまう。 短い小説でありながらも強く印象に残る小説であった。
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文章に勢いがあり若いからこその感性を感じる。 主人公 沙智は難病の母を介護している。高校にも通っている。お金が入れば、使ってしまう父。どうしようもない家族から成長してどうなっていくのか。 題名がぴったりだ。
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凄いものを読んだ気がする。これを私は希望やエールと受け取ったのだけど、どうだろう。3編あるんだけど私は表題作が好き 主人公が語る内容に説得力がとてもあり、第三者として淡々と(もちろん衝撃を受けながら)読んでいたけど、この読んだことに意味があると思える読後感にびっくりした。そうく...
凄いものを読んだ気がする。これを私は希望やエールと受け取ったのだけど、どうだろう。3編あるんだけど私は表題作が好き 主人公が語る内容に説得力がとてもあり、第三者として淡々と(もちろん衝撃を受けながら)読んでいたけど、この読んだことに意味があると思える読後感にびっくりした。そうくるか
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ヤングケアラーの話なので、読んでいて気分のいいものではありませんでした。 ヤングケアラーは身近にもいるだろうって言われていて、 確かにいるのだろうとも思っているけど、 私、それで困っています、なんて相談を受けたこともないし、 言われたら、スクールカウンセラーとか、行政機関とか、...
ヤングケアラーの話なので、読んでいて気分のいいものではありませんでした。 ヤングケアラーは身近にもいるだろうって言われていて、 確かにいるのだろうとも思っているけど、 私、それで困っています、なんて相談を受けたこともないし、 言われたら、スクールカウンセラーとか、行政機関とか、誰か大人に頼っていいんだよって言うだろうけど、 じゃあ 私が手伝うよとは言わないだろうなっていう 自分の無責任さを この本を読んで強く思った。 短くてすぐ読めるけど、 ずっと沙智の両親が腹立たしいしもどかしかった。 でも、最後、目頭あつくなった。
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ヤングケアラーの女の子とその家族の話。家族に巻き込まれながらの主人公沙智の学生、就活、職場での出来事が書かれている。 就活時代のお母さんの描写はかなりリアルだなと感じた。パーキンソン病の母を持ち、どうしようもない父を持つ沙智。私ならあそこまで頑張れない。どんなに理不尽な状況でも、そこに笑いを見出せた沙智に拍手を送りたい。私なら、悲劇のヒロインぶって悲観的になってしまうだろう。
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ヤングケアラーを取り巻く話、正直あまり介護が身近じゃないのでまだ共感できないことも多いのだが、世の中には色々な人がいることを知れるよい小説。そしてデビュー作にしては心に訴えかけてくるものがあるすごい才能だ。
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あまりのめり込めなかった。個人個人の気持ちの深いところなんて、周りの人には分かってもらえない。分かったようなふりして同情されたり叱責されたりするけど、当人としては全くの見当違いで、かといって反論できないやらするまでもないやらで、なんだか落胆したりする、そんな気持ちには共感できた
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図書館本なのだがヤングアダルト棚にあった(10代後半向け) ヤングケアラーこうでなくっちゃが染みついてる子 いわゆる共依存? 毒親でも無視することはできないむしろ自ら関わっていく感じ 家族ってうざいけど嫌いになれない存在なのだなぁ 八畳一間の貧乏生活だけど、だから?離れられない...
図書館本なのだがヤングアダルト棚にあった(10代後半向け) ヤングケアラーこうでなくっちゃが染みついてる子 いわゆる共依存? 毒親でも無視することはできないむしろ自ら関わっていく感じ 家族ってうざいけど嫌いになれない存在なのだなぁ 八畳一間の貧乏生活だけど、だから?離れられない家族がそこにいた でもきっと一歩踏み出したと思う 明るい最後でよかった
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