マチルダによろしく の商品レビュー
30年の懲役を終え出所した鳶伊、コロナ禍で大学を中退した壮真、無愛想で何を考えているかわからない澪央、壮真のアルバイト先の同僚だった40代の沼尻の4人が住むシェアハウスが舞台。そこに猫のマチルダが加わることで4人の中が深まっていく。 ある日、壮真の友人が闇バイトに手を出したことで...
30年の懲役を終え出所した鳶伊、コロナ禍で大学を中退した壮真、無愛想で何を考えているかわからない澪央、壮真のアルバイト先の同僚だった40代の沼尻の4人が住むシェアハウスが舞台。そこに猫のマチルダが加わることで4人の中が深まっていく。 ある日、壮真の友人が闇バイトに手を出したことで、シェアハウス4人が半グレ、薬物、闇バイトなどなどの社会の闇に巻き込まれる。 鳶伊と住職の肝の座り方や芯の通り方は、少し無鉄砲な感じも含め"古き良き時代の〜"と表現したくなった。 最後に少しネタバレになるのかならないのか… 動物が出てくる小説は動物がどうなるのかが怖くて…という方(私もそうです笑)向けに書きます。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 結論からいうとマチルダが傷つけられることはありません。 半グレのアジトに連れて行かれてしまったり、少し怖い思いをする部分もありますが最後まで無事です。
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刑務所から出てきた元ヤクザの鳶伊(とびい)が、シェアハウスの同居人たちと猫と共に過ごす。 序盤は、シェアハウスの住人たちと猫(マチルダ)との平和な生活が描かれていたが、半グレ集団や闇バイトが登場してきて、だんだんと不穏な展開に… 無骨で屈強な鳶伊が、マチルダに見せる愛情に和む。でも、半グレ集団たちとの闘いはシビアで、そのギャップに目が離せなかった。 最後の鳶伊の決断には、寂しさで胸が押し潰された。 最後まで仲間とマチルダを守ろうとする鳶伊の生き方に圧倒されて、読了。
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表紙と物語のギャップがすごい。 猫がもっと活躍したり、話の中心になるかと思ったけど、あくまで普通の猫だった。 この本を他の人に勧めるとしたら理由は何か考えると特にないので⭐️2かな。
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