ヨイヨワネ うつぶせ編 の商品レビュー
本当に疲れてるときは、文字が多いものは読めないし、ポジティブなのも読めない。 その時の私は、できない、と、無理、と、つらい、で出来ている。 ヨシタケシンスケさんは、たぶんそういう気持ちをわかっている人だと思う。 そこに、ほんのり嫌味にならない程度のポジティブを、努力で足せるように...
本当に疲れてるときは、文字が多いものは読めないし、ポジティブなのも読めない。 その時の私は、できない、と、無理、と、つらい、で出来ている。 ヨシタケシンスケさんは、たぶんそういう気持ちをわかっている人だと思う。 そこに、ほんのり嫌味にならない程度のポジティブを、努力で足せるようになった人なんだと思う。 だから、底に入った状態から、少し上がりたいとき、このシリーズを手に取りたいと思う。 私のお守りの処方箋になりそうな一冊。
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この本を手に取った時、新しい責任ある役割をまかせられて、弱っていた時だった。 今はその時よりもずっと遥かに弱っている。この本を読んで、スッキリしたとも前向きになったとも楽しかったとも言えない。ただ、辛い状況でもペラペラとめくれた。 なんとなくスラスラ読めた。 しんどくなかった。
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「うつぶせ編」は、しんどさを受け入れ、自分と折り合いをつけるための一冊。 こちらの方が「あおむけ編」よりも共感することが多いように感じた。 以下、一部抜粋。 ↓ 作業は早いですよ。雑ですけど。 気を使われるくらいなら気を使ってやる。 身体のしんどさと気持ちのしんどさの見分けが...
「うつぶせ編」は、しんどさを受け入れ、自分と折り合いをつけるための一冊。 こちらの方が「あおむけ編」よりも共感することが多いように感じた。 以下、一部抜粋。 ↓ 作業は早いですよ。雑ですけど。 気を使われるくらいなら気を使ってやる。 身体のしんどさと気持ちのしんどさの見分けがつかない。 疲れやすさがすごい。 今決めなくていいことはけっこうたくさんある。 日々、「できなさ」にむきあうつらさ。 そんなもの、できなくたっていいはずなのに。 「わからない人にわかってもらおうとしない」 今日じゃなくていい。決めるのもはじめるのもやめるのも。 身体が衰えていろいろわかってきて、ひと言でいうと「さみしい」ってことなんです。
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10分ほどで読み終わるが、クスッと笑えたりグッと共感したりうーんとなんとも言えない気持ちになったり気持ちが揺さぶられる。 個人的には、心地よい揺さぶりを得られた。
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あおむけ編に続くうつぶせ編 こちらはあおむけ編よりもイラストが大人。 描かれる人物も大人だし、スケッチも写実に近いながらもヨシタケシンスケさんらしい暖かみが感じられる大人テイスト。 そうか… ヨシタケシンスケさんも更年期でこんなに苦しんで、弱音を吐きながら生きてるんだ… と、...
あおむけ編に続くうつぶせ編 こちらはあおむけ編よりもイラストが大人。 描かれる人物も大人だし、スケッチも写実に近いながらもヨシタケシンスケさんらしい暖かみが感じられる大人テイスト。 そうか… ヨシタケシンスケさんも更年期でこんなに苦しんで、弱音を吐きながら生きてるんだ… と、更年期真っ只中の自分ももっと弱音を吐いてもいいんだ!と思わせてくれる。 何の言葉も添えられていないたくさんのスケッチ そこに、ヨシタケシンスケさんが上手くいかない今日を描くことでなんとか乗り越えていることを感じさせる。 「不安や弱音を外に出すことで気持ちが楽になる人」と「言語化することで逆に不安がより強化されてしまう人」がいること。 そして、自分がどっちなのか…と ヨシタケシンスケさんは心配している。 でも、ほとんどの人は弱音を吐いたほうが気持ちが楽になるんじゃないかな。 「弱音を吐いても大丈夫」とこの本を読めば楽になる人はきっと多いはずだ。
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この本はいわばイラスト集です。 イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。 文章ではなく、脈絡もない。 LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。 ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つける。 「分かるわー(だって今の私これだもん)」...
この本はいわばイラスト集です。 イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。 文章ではなく、脈絡もない。 LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。 ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つける。 「分かるわー(だって今の私これだもん)」を探す作業。 探したからと言ってどうにかなるわけでもなし。 解決もなければ進展もなし。 「私にはひとつだけ得意なことがある。人前で元気そうにふるまうことだ。」これとイラストが書いてあるだけ。 そうなんだよな。。。 元気がないことを隠しちゃうんだよな。。。と、改めて自分思う時間がこの本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヨシタケさんの作品を初めて読みました。 新生活でネガティブ寄りになっている今の自分に刺さる刺さる。 ・「不安ですかー?!」「オー!!」 ・身体はいつも事後報告 ・さぐりさぐり、やすみやすみ、だましだまし
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こちらは下巻扱いかな? あおむけ編とちょっと違い、1ページに1つのイラストです。 なんとなく詩集というか、日めくりカレンダー的な印象でこれもまた気軽に読めていい。 『あおむけ編』『うつぶせ編』どちらにしても弱い自分を肯定してくれている、励ましにも似たとらえ方で読めて気持ちが...
こちらは下巻扱いかな? あおむけ編とちょっと違い、1ページに1つのイラストです。 なんとなく詩集というか、日めくりカレンダー的な印象でこれもまた気軽に読めていい。 『あおむけ編』『うつぶせ編』どちらにしても弱い自分を肯定してくれている、励ましにも似たとらえ方で読めて気持ちがちょっと楽になる心のサプリメント的な1冊でした。
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14年ぶり新作スケッチ集、読むというよりつれづれなるままに手にとって眺める本。 とりとめのないメモ的イラストが延々と見られるだけだけれど、本のネタや下絵あり、日々のぼやきあり、まさに弱音ばかりではあるけれど、同世代であることもあって「あるある」「ほんとそうだよね〜」率が異様に高い...
14年ぶり新作スケッチ集、読むというよりつれづれなるままに手にとって眺める本。 とりとめのないメモ的イラストが延々と見られるだけだけれど、本のネタや下絵あり、日々のぼやきあり、まさに弱音ばかりではあるけれど、同世代であることもあって「あるある」「ほんとそうだよね〜」率が異様に高い。 これはあの本の構想中かな、プランBかな、と想像するのも楽しい。 おでかけに持ち歩いて2冊一通り目を通してみて、あちこちにお宝のような言葉がみつかっておもしろかったけど、より病み(闇)がみえるこっちのうつぶせ編が好きかも。
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いやはや自分の中身を見せられてるようで、なんとも共感の嵐。身に覚えがありすぎて疑問に思うこともなくサラッと読んでしまった。
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