マスカレード・ゲーム の商品レビュー
マスカレードシリーズ第4作目、読み終わって第一声は、「早く映画化してくれないかな、絶対観にいくよ、こんなの」でした。 新田さんは、木村拓哉で、山岸さんは、長澤まさみさんなので読みながらついホテル内での演技を想像してしまいました。 被害者家族の想い、加害者の不可解な殺害、最後に...
マスカレードシリーズ第4作目、読み終わって第一声は、「早く映画化してくれないかな、絶対観にいくよ、こんなの」でした。 新田さんは、木村拓哉で、山岸さんは、長澤まさみさんなので読みながらついホテル内での演技を想像してしまいました。 被害者家族の想い、加害者の不可解な殺害、最後に真犯人の想いを知る、感想でついネタバレしてしまいそうなので、ぜひ読んで欲しい! 3つの殺人事件を追う2人の警部、新田と梓。 仮面をかぶった犯人を見逃すな。
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シリーズ四作目。 ハラハラする展開とは言えなかったが、謎多き人物の登場によりページを捲る手が止まらなかった。 やっぱり東野作品、面白い。 次回作も有るようなので期待しかない。
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マスカレードシリーズの四作目。期待して待っていました。ホテルという人が集まる場所での人間模様。偶然と必然が入り交じる。 梓警部と新田警部、山岸尚美の三者三様の立場と行動の対比が面白い。 マスカレードシリーズは、ひとつの節目を迎えたようだ。ホテルの中の犯罪という制限がある中、潜入捜...
マスカレードシリーズの四作目。期待して待っていました。ホテルという人が集まる場所での人間模様。偶然と必然が入り交じる。 梓警部と新田警部、山岸尚美の三者三様の立場と行動の対比が面白い。 マスカレードシリーズは、ひとつの節目を迎えたようだ。ホテルの中の犯罪という制限がある中、潜入捜査という制限から開放される可能性を考えた時、今後どの様な展開になるのか、楽しみだ。
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少し期待しすぎた… 途中までの仮説は面白いけど犯人がそんな以外でもなかったのと動機もそんなに…。一作目が面白いのもあってそれを越えられなかったなーと思ってしまった。 まあ暇つぶしにはいいかな
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前半の小さな伏線を後半で回収するあたりは流石だと思った。 一旦読み進めると読み終わりまで止まらなくなるくらい次が読みたくてワクワクしてしまいました。
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2025/5/5読了 三度事件の舞台となる《ホテル・コルテシア東京》。お話にしても、そんなに何度も事件に巻き込まれるとかオカシくないかと思ったら、ちゃんとその辺りの必然性も与えられていた。そして、“罪と罰”“被害者遺族の感情”というテーマにも触れて、唯の謎解きエンタメに終わっていない。色々と配慮が細かく行き届いている感じがする。でも新田さん、貴方の世代でS・コネリーの『007』は例えとしても古過ぎでは? 「ホテルを訪れるお客様は、皆さん仮面を被っておられます。その仮面を守るのが私たちの務めだと思っています。それは同時に、仮面の下の顔を信じることでもあります。たとえ警察が容疑者だと断定していたとしても、私たちはその方に対して、犯人ではないという前提で接しなければならないと考えています。それがホテルマンの姿勢です」 ――さて、事件の責任を取って辞職した新田は警備部門の責任者として《ホテル・コルテシア東京》に再就職が決定。文庫の帯には最新単行本の『マスカレード・ライフ』の告知もあり、次作はお客様の仮面を守る側になった新田が、山岸尚美とホテル内の様々な事件、トラブルに対応していく短編集と予想する。定年退職の能勢刑事も、警備員よりは民間の調査員として重要な手掛かりを掴んでくる役回りを期待。まさか、もう大事件は無いでしょう、さすがにこれ以上やったら、今度こそ“事故物件”だよ(いや……それでもその“まさか”を突いてくるのか、東野圭吾……?!)。
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やはり、最後の一捻りがあって楽しめた ローテーションかと思わせて… このシリーズの中では1番おもしろかったなあ これで、終わりになっちゃう感じ!?
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いやあ、今回も本当に容赦ないですね! ページをめくる手が全く止まらなかったです。 こんなにも濃密な人間ドラマが繰り広げられているなんて、想像もしていませんでした。 特に今回、私が唸ったのは、物語全体に巧妙に散りばめられた伏線の数々です。「まさか、これがここに繋がってくるのか!」...
いやあ、今回も本当に容赦ないですね! ページをめくる手が全く止まらなかったです。 こんなにも濃密な人間ドラマが繰り広げられているなんて、想像もしていませんでした。 特に今回、私が唸ったのは、物語全体に巧妙に散りばめられた伏線の数々です。「まさか、これがここに繋がってくるのか!」という驚きの連続です。 新田刑事と山岸尚美のコンビも、ますます息が合ってきて、二人の掛け合いも物語の大きな魅力の一つになっていますよね。お互いを信頼しつつも、それぞれの立場から事件に向き合っていく姿は、読んでいてとても頼もしいです。特に、山岸さんの洞察力と冷静さは、今回も事件解決に大きく貢献していて、彼女の成長を感じました。 もちろん、犯人の動機やトリックも、今回も予想の斜め上を行くものでした。人間の心の奥底にある複雑な感情や、追い詰められた状況が生み出す行動など、深く考えさせられる部分も多かったです。単なる謎解きミステリーとしてだけでなく、人間ドラマとしても読み応えがありました!
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新田さんの潜入捜査は三作目でしたでしょうか。文庫化を待っておりました。ホテルのスタッフと刑事の組み合わせ。目つきや態度が相反する両者の掛け合わせはトラブルを起こすと解っちゃいるのにやらねばならぬ。そんなシチュエーションにワクワクする展開を期待してしまう。 今回はホテルが現場と...
新田さんの潜入捜査は三作目でしたでしょうか。文庫化を待っておりました。ホテルのスタッフと刑事の組み合わせ。目つきや態度が相反する両者の掛け合わせはトラブルを起こすと解っちゃいるのにやらねばならぬ。そんなシチュエーションにワクワクする展開を期待してしまう。 今回はホテルが現場となる背景がモヤッとしたまま進み、事件の動機もモャッとした状態が続いた。関係者が集まるものの互いの認知が見出せない。共通はわかっているのに繋がりが見てとれない。知っていそうで知らない。個人の手のひらで繋がる人々の交流とはかくも周りには見えないのかと改めて感じさせられた。SNSが定番の時代には他人には知られずに共感を得られる仲間との交流が簡単に築ける。そして盗難目的以外でも乗っ取りが犯罪の根拠になるとは捜索側には厄介なツールだ。 シリーズ化を想定していましたが、先行きが難しいでしょうか?いや、立場が変わって新たな展開もアリかもしれません。新たなキャラクターも登場したので選手交代を視野に入れられる。山岸さんと新田さんの互いを知りながら切磋琢磨する進行が興味を引くので何らかの用件でコルテシアを舞台に再会したいです。
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