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宇宙ビジネス の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2025/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビジネス書というよりも、宇宙や物理、自然科学全般の授業を学んでいるような内容だと感じました。すごく丁寧に説明がされている箇所がある一方で、補足が足りないと感じたり、違う内容が混同している。また、このような体裁であれば、イラストや写真を増やして欲しかったし、その方が読者により伝わると思いました。 ただ、宇宙に強い弁護士、人工衛星は補給すれば寿命が伸びる。月保険でispaceが約38億円を補償された、など。さすがは宇宙専門メディアの編集長ならではの、知らなかった、ためになる話もたくさん知ることができました。

Posted byブクログ

2025/06/24

宇宙について全く知識のないど文系の私でも理解できるほど噛み砕いて書かれており、興味深く読めた。 自分の今の生活がどれほど宇宙や宇宙ビジネスに支えられているのか、また、今宇宙とは関係のない人が宇宙ビジネスに関わる意義を知れた。 今の仕事の専門性を高めた上で、その専門性を活かす場とし...

宇宙について全く知識のないど文系の私でも理解できるほど噛み砕いて書かれており、興味深く読めた。 自分の今の生活がどれほど宇宙や宇宙ビジネスに支えられているのか、また、今宇宙とは関係のない人が宇宙ビジネスに関わる意義を知れた。 今の仕事の専門性を高めた上で、その専門性を活かす場として宇宙ビジネスを選択肢に入れたくなってしまうほど大きな世界(ビジネス)だと思った。

Posted byブクログ

2025/06/23

厚みの割に読了までに時間がかかる一冊。新聞やSNSなど各種メディアで毎日新しい記事が出ないことはないと思われる勢いのある宇宙ビジネスの入門書。著者の経験などをふまえ、よくこの厚みで収まったなと思うほど幅広くバランスよく書かれています。わたしは宇宙ビジネスに興味がある程度の立場です...

厚みの割に読了までに時間がかかる一冊。新聞やSNSなど各種メディアで毎日新しい記事が出ないことはないと思われる勢いのある宇宙ビジネスの入門書。著者の経験などをふまえ、よくこの厚みで収まったなと思うほど幅広くバランスよく書かれています。わたしは宇宙ビジネスに興味がある程度の立場ですが、新しい情報も多いからかスラスラとは読めず時間がかかりました。 ■宇宙にお金をかける意味 宇宙基金にかなりの税金が投入されていることをご存知でしょうか?なんでいま宇宙なんだろうということが前半で説明されています。少子高齢化に向けたこれからのインフラのための投資という印象を受けました。 ■テクノロジーがお好きな方は楽しめる ロケット、衛星を活用したビジネス、イーロンマスクの火星移住計画など、宇宙ビジネスといっても本当に幅広い分野があり、どれも新しいテクノロジーなしにはなりたたないことがわかりました。どれも未来の話なので、テクノロジーを使った成長みたいな話がお好きな方は楽しめるでしょう。ただ、技術的な話はなく、各テーマの頭出し程度です。なので、気になる方は著者のメディアである「宙畑(そらばたけ)」でさらなる情報を探してみると良いと思います。 ■ブクログの検索結果に表紙が出てこない 2025.6.23時点の話ですが。これでは、見つけにくくて感想増えないと思うので要改善。SNSでは「いい本だった」って感想よく見かけますよ?なお、電子書籍版はちゃんと表紙が出ています。え?お前の各書く場所が違うって?感想書く本を間違っていたら教えてください。。

Posted byブクログ

2025/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルの通り、宇宙ビジネスに関する本 宇宙ビジネスに莫大な予算をかける価値があるのか メモ ・宇宙ビジネス市場規模98兆円、世界全体の広告産業と同規模 ・人工衛星の運用によって地上に還元されるサービスが一番儲かっている。 ・人工衛星には三つある   通信衛星、測位衛星、地球観測衛星 ・静止衛星 地球の大部分が対象だが遅延と通信速度に課題    遅延性 500ミリ以上の遅延。ゲームの場合30ms未満が必要    通信速度 オンライン会議では10Mbpsが必要 ・スターリンク 遅延25ミリ秒、速度上り25Mbps   スペースエックスは2兆円の売上、山、海といったこれまで電波の届かないところへも通信サービス ・測位技術で重要なのは電波の速さと時間 ・GPS開放の歴史。グローバル基盤という政治カード、商業利用 ・GPSは30機に対し、みちびきは11機 アジアと日本をカバー   数cm誤差で補足可能 都市部や山間部の誤差縮小   災害時の情報提供機能   現状は4機体制 ・一次産業で特に活用が活発 ・宇宙輸送の市場規模は20年の1.2兆円から40年には16兆円まで拡大想定 ・東と南が海であることはロケット発射上有利。  地球の自転利用できたり、南北では地球観測衛星の利用軌道への輸送でメリット  オーストラリアも国として推進 ・宇宙旅行は3種類   宇宙飛行士も滞在するissへの宇宙旅行   issへの滞在はしないがロケットで宇宙空間で打ち上がり、宇宙船内で数日間滞在、宇宙遊泳も経験して、地球に帰還するもの   数分缶の無重力を体験できる小旅行 ・ヴァージンギャラクティック 新型宇宙船開発中26年、毎月8回の宇宙旅行の計画 ・PDエアロスペース 1人3000万円、5人乗客で228回年間打ち上げ、売り上げ300億を見込む ・宇宙ゴミ対策   除去、リサイクル、ださない、監視把握 ・宇宙空間通信ネットワーク   だいち4号、光衛生通信1.8Gbps ・宇宙保険   打ち上げ前保険   打ち上げ保険   寿命保険   宇宙賠償責任保険 ・think space life   宇宙軌道、微小重力、閉鎖隔離環境、リソース制約 ・宇宙における食生活の改善が地上の生活を変える可能性 ・宇宙ステーションの後継支援   ブルーオリジンかボイジャースペース陣営   アクシオムスペースは商用居住モジュール建設 ・三井物産 アクシオムスペース 日本低軌道社中  三菱商事、ボイジャースペースとエアバスの合弁会社star labと戦略的なパートナーシップ  兼松、シエラスペースと業務連携 ・小惑星探索、プラネタリーディフェンスという領域  インパクト、レーザー、核などで対応検討 ・2029年4月13日に直径340mの小惑星アポフィスが地球に接近する  ・宇宙太陽光発電システム 高度7000メートルを飛ぶ航空機から送電する実験成功24年12月  25年にも宇宙から送電実験?

Posted byブクログ

2025/03/20

1. 宇宙ビジネスの概要 - 宇宙産業は急速に成長している分野であり、特に通信、測位、地球観測などの技術が注目されている。 - スペースXなどの企業が低コストでの宇宙輸送を実現し、民間の宇宙ビジネスが活性化している。 2. 通信衛星ビジネス - スカパーJSATが新型通信衛星「...

1. 宇宙ビジネスの概要 - 宇宙産業は急速に成長している分野であり、特に通信、測位、地球観測などの技術が注目されている。 - スペースXなどの企業が低コストでの宇宙輸送を実現し、民間の宇宙ビジネスが活性化している。 2. 通信衛星ビジネス - スカパーJSATが新型通信衛星「JSAT-31」と「Superbird-9」の打ち上げを計画中。 - 衛星はフルデジタル化され、柔軟な通信地域や伝送容量の変更が可能。 - 通信衛星の数が増加することで、インターネット環境の安定化が期待されている。 - 2035年には通信衛星からの経済効果が670億ドルから1330億ドルに倍増する予測。 3. 測位衛星ビジネス - 全球航法衛星システム(GNSS)としてのGPSの重要性を強調。 - 日本の準天頂衛星「みちびき」の紹介。 - 測位情報は金融市場やインフラ管理に大きな影響を与える。 4. 地球観測衛星ビジネス - 地球観測衛星が提供するデータは、農業や環境管理に活用される。 - 高解像度の画像が取得可能で、植物の健康状態や土地利用の変化が観測できる。 - ハイパースペクトルセンサーが新たに開発され、より詳細なデータ取得が期待される。 5. ロケットと輸送ビジネス - 宇宙へのアクセスは主にロケットに依存しており、ロケット開発の重要性が強調されている。 - スペースXの成功事例を挙げ、宇宙ビジネスの競争環境を分析。 - 日本におけるロケット開発の優位性や未来の展望についても言及。 6. 宇宙ゴミ問題と軌道上サービス - 宇宙ゴミ(デプリ)の増加が問題視されており、除去技術の開発が求められている。 - アストロスケールなどの企業が宇宙ゴミの除去に取り組んでいる実例を紹介。 - 国際的なルール作りが進行中で、持続可能な宇宙利用が重要なテーマとなっている。 7. 小惑星探査ビジネス - 小惑星には希少な資源が存在する可能性があり、探査ビジネスが注目されている。 - 「はやぶさ」シリーズの成功が、日本の小惑星探査技術を示している。 8. 宇宙ビジネスの未来 - 宇宙ビジネスの成長が期待され、特に新たな技術革新が経済効果を生む可能性がある。 - 学生や新興企業が宇宙ビジネスに参加する機会が増えており、教育や市場の動向も重要。 9. まとめ - 宇宙ビジネスは多岐にわたる分野で進展しており、今後の技術革新や市場の成長が期待される。 - 持続可能性や経済効果といった側面に注目しながら、未来の宇宙利用を見据えた取り組みが重要である。

Posted byブクログ