いじめ、みちゃった! の商品レビュー
NetGalleyにて。 いじめ予防の専門家がつくる、 エビデンスに基づいた いじめ予防教育えほん、とのことで。 子どもがいじめに遭遇したとき、 どうしたら良いのか、その予防法が 分かりやすく書いてあった。 5歳からってあるから、 小学校入学前準備のときに読んでね! …って感...
NetGalleyにて。 いじめ予防の専門家がつくる、 エビデンスに基づいた いじめ予防教育えほん、とのことで。 子どもがいじめに遭遇したとき、 どうしたら良いのか、その予防法が 分かりやすく書いてあった。 5歳からってあるから、 小学校入学前準備のときに読んでね! …って感じなのかな? これ、小さい頃から読ませて刷り込むべき? 手元にあっても損はない1冊だから、 そのうちお迎えしようかな…。
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子どもが初めていじめの場面に遭遇した時、どうすればいいの?という疑問に答える絵本。 まずはいじめられている子の気持ちを考えること(嫌な思いをしてないかな?)。 そして「やめて」ということ。 次に、いじめられている子と一緒に、いじめてくる相手から離れること。 最後に、周りの人に助けを求めること。 これから小学校高学年になる子どもがいるので、親としての対応も気になっていたところ、あとがきにばっちり大人へのメッセージが書かれていました。 いじめは科学的に予防できるとは知らず、目から鱗。 いじめは、被害者のみならず、見ている人(傍観者)にも嫌な気分にさせ、その人たちの未来にまで悪影響を及ぼす。 だからいじめを放置せず、まずは傍観者が行動を起こすことが、いじめをやめさせるのに効果的である。そういう研究結果が出ているそうです。 いじめのない世界を作るために大人ができることは、子どもにお手本の姿勢を見せること。 人の気持ちを正しく汲み取れているか? 無意識に、あるいは良かれと思ってしていることが、実は誰かを傷つけていないか? 周りの人を大切にしているか? 大人の行動を子どもたちは真似して成長していく。 まずは一番身近な大人である親たちがいじめをしない、という当たり前のことを、自分の言動を通して子どもたちに伝えないといけない、ということがよく分かった。
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