ゆるりと、ひとり出版社、はじめました の商品レビュー
作者さんの本に対する情熱がびしびし伝わってくる。確かに情熱がなければ、ひとりで、経験もないのに出版社をはじめようとは思わないだろう。 作者さんの熱に圧倒される一冊。
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作者さんはすごく本が好きな人なんだと思います 熱量がページめくるたびに溢れてくるようで 眩しくて私には最後まで読めませんでした
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出版、そのものに興味あって手に取ってみた。 出版社を立ち上げるためのノウハウ、業界常識などはある程度語られるが、むしろ立ち上げに向けての経緯を綴った、エッセイよりの書だった。 よりノウハウを得たければ本書の中で紹介されている、 「小さな出版社のつくり方」や、「ひとり出版入門 つくって 売るということ」といった書物のほうが良さそう。著者も、それらを参考にしたと語っている。 ということで、後半は、より一層エッセイ風になり、出版業界にたいする著者の意見や、「本」にまつわる思いが熱く語られている。 シェア型書店についても触れられている。ご町内にもそのハシリとなったものもあり、開店当時に行ったこともある。神保町で知人が夫婦でその箱を借りてやっているという話も知っている。 今、全国で一日に新刊は200冊も出ているという。 いかに棚に並ぶか? が書物ができてからも勝負だ。シェア型書店を、著者自身が持つということも増えたという。出版不況と言われて久しいが、いろいろな形が模索されているのが今だなということも感じる。
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出版社の現状や課題、新しい取り組みなどが平易な文章で理解できる。体系的に出版業界を説明されるより、ひとりで出版社を始めるという視点から実体験ベースで語られる方が、解像度高く業界を理解できるんだなと思った。
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