二人一組になってください の商品レビュー
現実ではあり得ない話ですが面白かったです。 スクールカースト怖いですね。私の時代はなかったけど本当にこんな学校生活だったら息苦しくてやってられない。友達って何なんでしょう。 でも私も高校時代仲良くない人と1年間一緒にいました。その人と対等な関係ではなかった。その人のやりたいことに...
現実ではあり得ない話ですが面白かったです。 スクールカースト怖いですね。私の時代はなかったけど本当にこんな学校生活だったら息苦しくてやってられない。友達って何なんでしょう。 でも私も高校時代仲良くない人と1年間一緒にいました。その人と対等な関係ではなかった。その人のやりたいことに付き合わされて休み時間地獄でした。でもそんなに嫌なのになぜ離れなかったか。一人になるのが怖かった。周りに同情されたり勘ぐられたりするのも耐えられなかった。だから仲のいい振りをして周りと自分をごまかしていた。私の苦い思い出です。 なかなか読み応えありました。
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よくあるタイプのデスゲーム小説 クラスの中の何人かはサイドストーリー的にゲームが起こる前や、ゲーム中の心情がわかるためそこは良かったと思う しかし、二人一組じゃないと生き残れないところから、この辺りが残りそうだなーと何となく先が推測できてしまう
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「二人一組になってください」 それは体育の授業時間。 地獄の時間が始まる合図 卒業式を一時間後に控えた教室 生き残りたければ、二人一組になり続けるために、手を繋げ 担任のおスズによって、ゲームの幕が下ろされる このクラスは奇数だ いつも余るのは私 目に見えるイジメはない ...
「二人一組になってください」 それは体育の授業時間。 地獄の時間が始まる合図 卒業式を一時間後に控えた教室 生き残りたければ、二人一組になり続けるために、手を繋げ 担任のおスズによって、ゲームの幕が下ろされる このクラスは奇数だ いつも余るのは私 目に見えるイジメはない そう……私はこのクラスに「存在しない」だけ だから、最初に死ぬのは、きっと私ーー 仲が良さそうに見えた二人 実は心の内は…… カースト上層部のクラスメイトの余裕さの変化や、 見えない友情も明かされて スピード感ともに良かった 子供ならではの、家庭環境に振り回されてしまうところがしっかりと描かれていたのも良かった 主人公は固定されず、クラスメイトが順番にその章の主体となって物語が進むスタイル 歌ー桜雪ペア、更紗ー螺良ペアの結末は好きでした 終わり方に期待をし過ぎてしまっていたので、 「☆３」
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二人一組になってください、学校で先生から言われると毎回うわっと思ったな。設定がぶっとんでいるのはさておき、勢いがあって面白かった。一人一人にストーリーがあるし、メインとなる人のストーリーもしっかりしていて読みごたえがあった。殺伐としている中にも真の友情を築けている人たちもいるし、...
二人一組になってください、学校で先生から言われると毎回うわっと思ったな。設定がぶっとんでいるのはさておき、勢いがあって面白かった。一人一人にストーリーがあるし、メインとなる人のストーリーもしっかりしていて読みごたえがあった。殺伐としている中にも真の友情を築けている人たちもいるし、更紗と螺良の話が切なくてよかった。
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表紙に魅了され手に取りましたがとても面白かったです。 これまでの学生時代の友人関係が思い出され、苦く脆いあの頃の日々が思い出されました。 女子特有の人間関係や本質が鮮明に描かれており共感しながらページを捲ることができました。 学生時代にタイムスリップし、このデスゲームが始まっ...
表紙に魅了され手に取りましたがとても面白かったです。 これまでの学生時代の友人関係が思い出され、苦く脆いあの頃の日々が思い出されました。 女子特有の人間関係や本質が鮮明に描かれており共感しながらページを捲ることができました。 学生時代にタイムスリップし、このデスゲームが始まったら私はどうなっていただろうかとも考えました笑 生徒数が多いことやスクールカーストにそれぞれが分かれていることから、情報をまとめられるか不安でしたがとても読みやすかったです。2日間で読み切ってしまいました。 学生のみなさんや、あの懐かしの学生時代を過ごされたみなさまにぜひ紹介したい一冊です。
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二人一組になるデスゲーム、友情の隙間にある無関心と裏切りに切り刻まれる #二人一組になってください ■あらすじ 女子高の卒業式を迎える直前、担任教師がいじめに関するデスゲームを開催すると告げる。二人一組になれない人は失格となり、惨殺されてしまうのだ。最後に生き残るのは誰なのか…...
二人一組になるデスゲーム、友情の隙間にある無関心と裏切りに切り刻まれる #二人一組になってください ■あらすじ 女子高の卒業式を迎える直前、担任教師がいじめに関するデスゲームを開催すると告げる。二人一組になれない人は失格となり、惨殺されてしまうのだ。最後に生き残るのは誰なのか… 学校の人間関係ならではのスクールカーストといじめをテーマに、友情とは何かを描く学園ミステリー。 ■きっと読みたくなるレビュー 物語が始まる前にでてくる「三年一組カースト表」もうこれだけで胸が苦しい。人間の価値にランクなんてあるはずもないのに。しかし現実としてカーストなるものは存在するんですよね… 本作では人を傷つけるトゲのあるセリフ、マウントの取り合いなどの行動などをとおして、ひとりひとりの人間性を描いていく。各々の事情や信条や人間関係を読んでいくうちに、いつの間にか三年一組の生徒になっていくんです。 所詮は高校三年生、分かりやすく非道な生徒なんていないし、心根は優しい子ばかり。しかしそれぞれ考え方や価値観は少しずつ違う中で、自身にリスクなく心が安定できる仲間を選りすぐっていく。本人たちが明確に切り分けしなくても、自然に上下関係が組みあがってしまうのは、なんとなく理解できるんだよね。 そんな中で二人一組になるデスゲームが行われる。余った一人が殺されてしまうという恐ろしいゲーム。これが鬼気迫る乱暴な描写と思いきや、気品のある文章で生徒の内なる心情を丁寧に書かれていて、重々しくも美しいんです。目を背けたくなる物語にも関わらず最後まで読めるのは、バランス感覚とセンスが優れているからだと思いました。 無関心という悪意、信じてきた人に裏切られる、誰しも一度くらいは経験したことがある人間関係。こんな隙間を見てると、今の自分に置かれた環境での行動が最適なのか、わからなくなってくるんすよ。困った人がいたら支えてあげたくなるんだけど、どれだけ自分を犠牲にできるかなんて自信ないすね… 二人一組というテーマから、絶対なくなることはないいじめを熱く描いた作品。フィクションではあるのですが本質的には実在するこのという社会問題、もっとひとりひとりの大人が受け止めなければならないんでしょう。 ■ぜっさん推しポイント 鬼畜なゲームではあるんですが、生徒の会話や行動が生き生きとしてるし、夢や想いを情熱的に語るシーンもあり、この対比がすばらしいんすよね。明と暗、嬉しさと悲しさのコントラストが印象的な作品でした。
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ところどころ無理やり感が否めなくもないが、面白くて一気に読んだ。更紗サイドばかりで螺良の本心が謎のまま終わったのが残念。さらにその心中に巻き込まれた形で終わった生徒について、勝音の死に方が大量の虫が口に入っていって内側から死んだというグロい報告以外に大した語りがなかったのも。 確かに留津の無視が美心にとって一番辛かっただろうととても共感できるし、今さら何を謝ってるんだか、何がいじめの無い教室を作りたい、先生になりたいだよ、という思いもなかなか強いだろうしで、3人生き残って万々歳というのも悪くは無いのだが、今回の終わり方はなんだかんだで一番良かった。最適解だと思う。 その後、またゲームを始めます、という下りで話が終わるが、そこの生徒のやりとりがただチャラくて、今どきのJKで一軍女子だろうともっとまとまったことを喋るだろうと雑さを感じた。 登場人物が多い中、大体はこれから死ぬ前にその人物について〜という風にその人物視点で学校での自身の立ち位置や交友関係や悩みなどが語られ、それぞれの理由で裏切られたり裏切ったり諦めたり決意したり。 美心と、主に一軍女子は冒頭から存在感があり一軍なだけあって後半までなかなか死なないが、そこに行き着くまでの二軍三軍は、その子の話が展開されて初めて存在を認知するようなものなので、毎回生き残りメンバーの名前を見ながら、この名前をまだ見ていないから次はこの子かな、などと淡々となってしまうところがある。
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ちゃんと最後まで本当の友情があれば裏切りなども細かく書かれていて面白かったです。登場人物のことを一つ一つ丁寧に書かれていて読みやすかったです。最後に美心には、親友がいたことなども細かく書かれていました。やっぱり美心と花恋が生き残ったんだなっと思いました。
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展開が早いから飽きずにぽんぽん読めた。 結末が気になるからこそ一気読みに向いてるなとは思ったけど、読み終わるのが勿体無くて結局焦らして読み終わらせた。 無自覚って怖いけど、私が中学生の時もクラスにいじめがあったことに気付かなかった。それは標的が男子だったからなのもあって、私自身一切関わりのない子だったから。それって無自覚なのか……どちらかというと無関心だったなとは思う。 もし標的が女の子だったら、もしかしたら気付いていたのかもしれない。 気付けてたとして、何ができたかというと多分何もできなかったとは思うけど。 いじめに気付けていなかった私は、もしこのゲームに参加したとしたら、何も考えずにその子の手を取れていたかなぁ。 でも私自身も友達少なかったから、早々に命を諦めていた気もするなと、色々考えさせられた。 何を隠そう、私も一軍女子のこと大嫌いだったから。あんな奴らと手を組むくらいなら、失格になったほうがましって思ってただろうな。
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登場人物が多いから分からなくなりそうと心配したけどそんなことはなかった。 女子校のグループの中での心情、特に2,3軍女子グループの地獄の解像度が高すぎて辛かった。
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