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こぐまのいばしょ の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2025/08/11

元々住んでいた森を山火事で追い出されることになったこぐまが、新しい居場所を探す話。あちこちで、先住動物に追い出され、ついに新しい場所を見つけ、安らかな気持ちになる。大人に響くのでは?という絵本。

Posted byブクログ

2025/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカのカリフォルニア州で大規模な山火事が起こっているニュースを聞いて心配になっているところに読んだこの絵本、恐ろしい炎に追われて逃げ、居場所を探すこぐまの不安がリアルに感じられます。燃えてしまった大好きな森に似た場所は、他所者を受け入れてくれない先客がいて、また彷徨って…たどり着いた森は「なにもかも ちがいます」が、外から来たものに優しく声をかける友だちがいた!  自分を守るために、自分が安心できる居場所を見つけるために、諦めないで、逃げて逃げて、逃げ続けていていいのです。山火事でなくても、理不尽な辛さに耐えている人に勇気を持ってほしいです。

Posted byブクログ

2024/12/03

火事で家を追われてしまったくまくんが新しい自分の居場所を見つけるお話。 途中なかなか辛くって、可哀想で。 でもホッとできる新しい場所を見つけることができた。 なんか、思春期の微妙なお年頃の子達へ読んでも良さそう。 お友達関係が複雑になってきて、仲間はずれにされたりとか気が合わない...

火事で家を追われてしまったくまくんが新しい自分の居場所を見つけるお話。 途中なかなか辛くって、可哀想で。 でもホッとできる新しい場所を見つけることができた。 なんか、思春期の微妙なお年頃の子達へ読んでも良さそう。 お友達関係が複雑になってきて、仲間はずれにされたりとか気が合わないの我慢してたりとかさ。 でも自分に合う場所は必ずあるよ。諦めないで。って言われてるような気がした。 絵もとても柔らかで温かみがあっていいの。 こぐまちゃん、よかったね。

Posted byブクログ

2024/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

居心地良く暮らしていた森を火事で失ったこぐま。 新たに落ち着ける場所を探し歩いて、懐かしい巣穴と似た場所にある穴や快適だったベッドにそっくりな葉っぱの茂み、知っている匂いの野いちごを見つけるが、先客がいて邪魔だと追い払われてしまう。 「おちつける ばしょなんて、このまま みつからないのかも…」と悲しくなるこぐまの気持ちに自分を重ねる読者を優しく励ます“大丈夫、あきらめないで。必ずあなたの居場所は見つかるよ”という温かなメッセージ。シンプルだけど幅広い世代に響くのではないかと感じた。 9歳息子は最後は安心の表情。

Posted byブクログ

2024/10/11

6年生の読み聞かせに。 自分の居心地いい場所が山火事に被害があったクマ。自分の落ち着ける場所がないか探しまわる。 なかなか居場所が見つからず、やっと着いた別の森。心細く泣き出した時、優しい声動物達の声が。自分の居場所を見つけたクマ。 自分の居心地いい場所ってどこだろう。 お家...

6年生の読み聞かせに。 自分の居心地いい場所が山火事に被害があったクマ。自分の落ち着ける場所がないか探しまわる。 なかなか居場所が見つからず、やっと着いた別の森。心細く泣き出した時、優しい声動物達の声が。自分の居場所を見つけたクマ。 自分の居心地いい場所ってどこだろう。 お家で家族といる時だったり、仲良しのお友達と一緒にいる時だったりと人それぞれだろう。 でもこれから小学校を卒業して、中学校、高校、大学と進学、成長するにつれて、環境や友達も変わってくる。自分と違った意見の人も今以上にたくさん増えてくる。絵本のクマと同じように自分の意見も言うことも大丈夫、でも相手の意見も尊重することも大事。 ウサギやキツネ、猪の立場になっても考えてみよう。知らないお友達が自分のお気に入りの場所に入ってきたら、自分はどうすると思う?ウサギやキツネ、猪の様に出て行けと言わない? 環境が変わった時に自分の居場所をどう見つけていくか。今後成長するにあたり、必ずみんな直面する事だと思います。 絵本のクマの様に(突然環境が変わると心の準備も出来ていないので)悲しく涙が出る時もあるかもしれない。でも6年生は来年の4月からと環境が変わる時期が明確です。楽しみでもあり、不安もあるかと思います。それでも自分の気持ちを理解や共感して、共存くれる人が必ずいるはずです。

Posted byブクログ