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マンガ学部式 メディア文化論講義 の商品レビュー

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2024/09/03

第1部 理論篇 第1講 言葉の三角形――絵と声と文字の相関  1 見知らぬ木の実  2 言葉の三角形  3 記号の世界へのアプローチ――マンガのオノマトペ 第2講 言語思想の二大潮流――ソクラテスからソシュールまで  1 言葉に憑かれた人たち  2 真の名と「ソクラテス問題」...

第1部 理論篇 第1講 言葉の三角形――絵と声と文字の相関  1 見知らぬ木の実  2 言葉の三角形  3 記号の世界へのアプローチ――マンガのオノマトペ 第2講 言語思想の二大潮流――ソクラテスからソシュールまで  1 言葉に憑かれた人たち  2 真の名と「ソクラテス問題」  3 「アリストテレス問題」とソシュール  4 幽閉された子どものテーマ 第3講 幽霊が書いた文学  1 カスパー・ハウザーの謎  2 飲酒とドラッグの文学  3 オカルトからシュルレアリスムまで  4 幽霊が書いた文学  5 疑似科学の意義 第4講 メディア表現の考古学(ルビ:アルケオロジー)  1 知の地殻変動  2 思考の考古学(ルビ:アルケオロジー)  3 読み書き能力の考古学(ルビ:アルケオロジー)  4 文字に取り憑かれた人たち 第2部 歴史篇 第5講 風景描写の歴史と近代文体の起源  1 言葉の三角形の歴史的変容  2 俳句の風景  3 浮絵と近代的風景の萌芽  4 眼鏡絵と風景の革新  5 写生画と写生文 第6講 言文一致と近代文体の成立  1 言葉の三角形の近代的変容  2 錦絵新聞と毒婦の事件  3 過熱化と規制  4 傍聴筆記速記術の誕生 第7講 俗語革命と国民国家  1 俗語革命  2 想像された共同体  3 パトリーとネーション  4 郷土と国家の矛盾  5 郷土の解体と〈郷土〉の探求 第8講 近代文体に抗う語り――柳田国男の『遠野物語』  1 決別と始まりの過渡で  2 アナザーストーリー  3 神隠しの語り口(ルビ:ナラティブ)  4 伝説と昔話、神話と「物語」 第3部 実践篇 第9講 単一言語と方言の壁の乗り越え方――宮沢賢治とイーハトーブ  1 〈郷土〉の理想と限界――「常民」とは誰か  2 方言の壁  3 訛りを書く「あいぜん文字」  4 エスペラントとイーハトーブ  5 オノマトペは四度仕事をする 第10講 二度目の言文一致とマンガの言葉  1 メディアと言葉の現代化  2 ハムサンドイッチ――近世/近代/現代のメディア編制  3 言葉の戯れと言文一致の運命  4 〈マンガ〉的な文学――吉本ばなな 第11講 私のマンガ研究――〈絵〉の〈声〉の聞き方  1 マンガになる/ならない  2 墓場奇太郎の誕生と成長  3 紙芝居というテクスト  4 〈絵〉の〈声〉を聞く  5 「コケカキイキイ」の行方 第12講 〈描く〉こと(ルビ:ドローイング)と〈書く〉こと(ルビ:ライティング)――続・私のマンガ研究  1 言葉の流れ  2 描線の軌跡と文字の筆跡と声の痕跡  3 近代的思考の乗り越え  4 ラインの比較人類学  5 マンガのなかの言葉の流れ――「マンガシンキング」  6 メディア史の縮図と言葉の三角形の未来――結びにかえて おわりに

Posted byブクログ