読書は鼻歌くらいで ちょうどいい の商品レビュー
本書は、読書への多様な入り口を示して優しく誘いながら、読書の新たな視点も示してくれます。 つまりは、読書は苦手、時間がない等という方だけでなく、読書好きの方にも気付きを与えてくれるカジュアルな読書論と言うべき好書でした。 著者の大島梢絵さんは、かつて「本を遠い存在に感じて...
本書は、読書への多様な入り口を示して優しく誘いながら、読書の新たな視点も示してくれます。 つまりは、読書は苦手、時間がない等という方だけでなく、読書好きの方にも気付きを与えてくれるカジュアルな読書論と言うべき好書でした。 著者の大島梢絵さんは、かつて「本を遠い存在に感じていた」そうで、その経験を通して以前の自分のような人向けに、自身の読書スタイルをまとめたとのことです。 広告会社、地方局アナ勤務を経て、夫婦でカレー店経営という異色の経歴をおもちです。インスタで読書記録を開始し、「本好きの会」も主催しているとか‥。まさに読書インフルエンサー? 本ブクログを利用している方は、基本的に読書好きだろうと推察されますが、忙しさゆえ断固拒否とか、読書習慣をピタリと止める必要はないのですね。いつでもどこでも読書の愉しみは生み出せるのだと、本書は気付かせてくれます。 自分以外の人に、本の素晴らしさをどれだけ説いても響かない、特定の本のよさを力説してもさっぱり伝わらない、という経験があり(え、ありませんか?)ますが、ある意味当たり前なのだと発想の転換もできました。 平易な言葉で語りかけてくる優しさは、プレゼントにも向いている気がします。本を読まない子どもの近くにさりげなく置いて、その気にさせる作戦も有効かも‥と、妄想が膨らみました。
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インスタで読書アカウントされてる方のエッセイ。 今の私と本とは、これくらいの距離感でいいのかもしれない。 少し気持ちが軽くなった。
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読書は勉強のためだけのものじゃない。もっと気軽に肩の力を抜いて楽しめるもの。 だから、読み方だって最初から真面目に読み通す必要はなくて、好きなところから読めばいい。何なら合わないと感じれば、閉じて寝かせてみてもいい。 他にも複数の本を並行して読んだりするなど、著者の大島さんの...
読書は勉強のためだけのものじゃない。もっと気軽に肩の力を抜いて楽しめるもの。 だから、読み方だって最初から真面目に読み通す必要はなくて、好きなところから読めばいい。何なら合わないと感じれば、閉じて寝かせてみてもいい。 他にも複数の本を並行して読んだりするなど、著者の大島さんの読書は自由で風通しのいいイメージ。 少し大雑把に思えるかもしれないけど、実際には丁寧に読んで、本から何かしらを得て生活を豊かにしてる印象でした。
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「本好きの会」を主催されている元アナウンサーの方が書かれた本で、読書の仕方等が参考になりました。 いくつか紹介されていた本の中で「さよならのあとで」という本を読んでみたいと思いました。
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読みたいときに・読みたいところで 水泳・水との関係 読書・言葉との関係 本当に必要なコトバに出会う 絶えず著者と読書のコラボレーション ただその風景・光・風だけをよく覚えておけばいい その時の自分なりの受け取り方でいい 読んでいないとわからない→ジャケ買い アドラー・点検読書 知...
読みたいときに・読みたいところで 水泳・水との関係 読書・言葉との関係 本当に必要なコトバに出会う 絶えず著者と読書のコラボレーション ただその風景・光・風だけをよく覚えておけばいい その時の自分なりの受け取り方でいい 読んでいないとわからない→ジャケ買い アドラー・点検読書 知る≠わかる わかる←たくさんの情報は必要なし いいかどうかは自分で読んで決める 下手な鉄砲数ちゃ当たる 自分のタイプをみつけるためにとにかく読む わたしの本棚・21冊
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本の読み方は人それぞれだし、色んな形がある。自分の読み方に自信を持っていいと胸を張れる1冊。本の読み方に迷った時に。
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「最近、読書していない。だけど、本屋には普通に通うし本の購入する。大量の積ん読本が発生してもうダメだー」 ってなっていたので、読書に対するハードルを下げようと本書を購入。 タイトルにもあるように「鼻歌くらいの感覚で読んだらええねん」っていうゆるい読書の仕方について指南してくれ...
「最近、読書していない。だけど、本屋には普通に通うし本の購入する。大量の積ん読本が発生してもうダメだー」 ってなっていたので、読書に対するハードルを下げようと本書を購入。 タイトルにもあるように「鼻歌くらいの感覚で読んだらええねん」っていうゆるい読書の仕方について指南してくれる。ターゲットは「した方がいいと思うけど、読書へのハードルはなかなかに高い」という人。だけど、私のように、大量の「読まねばならない本」たちに押しつぶされそうになっている私にも寄り添ってくれる内容だった。 この本を読んで思ったこと、やってみたいと思ったことが次の3点。 ・本を持たずに手ぶらで本屋へ行き、1冊だけを買ってカフェですぐに読む。これで「読書できない」ことへのハードルはぐっと下がる。買ったときが本へのモチベーションが高い。 ・推しの読書家を見つけて、その人のオススメ本や読書スタイルをまねる。まねっこ読書をやってみる。いや、むしろ自分が「推し読書家」になってみるのもありでは…? ・毎日読書チャレンジ。1日1分でも1ページでもいいから、本に目を通す。 読書へのハードルを下げるためには、「すべてを読み切らないといけない」とか「読書はこうあるべき」と読書スタイルを型にはめてしまわないことが大事なのかなと思った。 自分なりの、自由な読書スタイルをつくっていったらいい。読書はあくまでも手段なのだし、それよりも本を通じて「何を感じたか」とか「何が心にひっかかるのか」みたいな「自分とは何か」を知れたらそれでいいんだよ。 鼻歌くらいの気持ちで、肩肘張らないでゆるく本と付き合っていきたいなと思った。本は友達。
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何度も読みたい本!!! 何度もAmazonのカートに入れ、ネットで買おうか、本屋さんで手に取って買おうか決めかねていた梢絵さんが書かれた一冊。 わたしも本は読み始めたら読みきらないと…と考える1人でグサっと刺さる。 なにもマークせず、ただひたすら読む。 そんなのがいまの...
何度も読みたい本!!! 何度もAmazonのカートに入れ、ネットで買おうか、本屋さんで手に取って買おうか決めかねていた梢絵さんが書かれた一冊。 わたしも本は読み始めたら読みきらないと…と考える1人でグサっと刺さる。 なにもマークせず、ただひたすら読む。 そんなのがいまの私の読書の仕方。 だから、印象に残った場面も読み終わった時には忘れている( ; ; ) 文章を作る(まとまった感想を書いたり…)ことが 苦手なわたしは、読み終わっても皆さんが記録されてるような感想を書けない。あんな風にまとまった感想を書かれる方たちが正直とても羨ましい。
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押し付けたりせず、緩く軽く読書って楽しいよーと進めてくれる。イラストも可愛くて、パラパラめくるだけでも気分が上向く。カレーは食べたくなる。本や読書についての本のなかでは近寄りやすく、読みやすい。何回か読み直すだろうな。オシャレな雰囲気に少しだけ気後れしたのは内緒。
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いつも小説とか挫折しがちだけど、もっと気楽に、気になるものから始めようと思えた! 全部読み切る必要はない、今合わないのは積んどくのもありという言葉がとても良かった
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